ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

竜竜めぐり

2008年07月31日 | フォ撮りある記
毎年この時期には欠かせない場所のひとつ、「太陽を味方につけた町」北竜町。
去年は台風に当たってしまい、雨こそ上がったものの今ひとつ晴れきらない空の下だった。

今年はもうひとつの「竜」の名の付く町、雨竜町の雨竜沼湿原(北海道の尾瀬と呼ばれているとの説もあり)にも行ってみたいと思っていた。
片道1.5時間の山道の手前にある駐車場は、シーズンになるとあっという間に満車になるらしい。
それを心配して朝6時には湿原に向けて歩き出したのだが、これが駐車場問題とは別に、良い判断だったと後々気付かされることになる。

雨竜沼湿原の先には、南暑寒別岳などの登山道がある。
湿原まではハイキング、程度の気分でまだ濃い霧の残る中を歩き始めた。
が、目の前に現れたのは、よいしょと足を持ち上げなければならないような、ひざ高の岩が続くれっきとした登山道だった。
汗が出て喉は渇くけれど、湿原にはトイレがないとわかっているからどうしても水分をセーブしてしまう。
それでもシャッターを切ることは忘れず、ゆっくり撮りながら目的地にたどり着くのには2時間かかった。



陽はだいぶ高く上り、東屋のひとつもない湿原の木道に立つとじりじりと焼けつくようだ。
それでも湿原を通り過ぎて行く風は確かに気持ちがいい。
一周約4kmの木道を廻るのに、また2時間。
鳥とトンボと高山植物と。
今度はぜひ、雪解け直後くらいの時期に行ってみたい。
戻り道の下りは下りで、足元に集中しなければならなかった。
すれ違う人たちはみな、息を切らせ大汗をかいている。
霧のある、涼しい時間帯に登っておいて良かった、もしこの陽の高い時間に登っていたら、きっとバテて倒れていたに違いない。

予定外の体力を使ってしまい、足の裏も痛い。
軽く昼寝をしてから、北竜町のひまわり畑に向かった。
この日(26日土曜日)は夕暮れ時に逆光となるひまわり畑を撮り、夜には沼田町のホタルに会いに行き、翌日(27日日曜日)はもう一度午前中に北竜へ戻って順光のひまわり畑を撮って帰る、という計画にしていた。
ひまわりは、例年と同じ時期に来ているつもりだったのだが、いつも満開になっている手前の畑は半分終わりかけで、いつもならまだ緑色の畑になっている奥の方が黄色のじゅうたんになっていた。
そういえば雨竜沼の植物も、例年より1ヶ月弱も前倒しになっていたようだった。
日没になる前に、沼田町へ行く。
ホームページではそこそこの数が出ているはずだったホタルだったが、私たちが訪れた晩はあまりにも気温が下がりすぎて、飛んでくれていなかった。

       

午前中のひまわり畑にて。
これぞフィッシュアイの本領発揮。
魚眼は楽しい。
そしてまたしても黒焦げの上塗りをした格好で、帰宅。

本土へ

2008年07月29日 | フォ撮りある記
焼尻島、実質3日目、21日。
あっという間の離島最終日、羽幌から札幌へ帰るスケジュールの都合上、この日はもう焼尻でゆっくりしている暇はなかった。
朝食を食べて荷物を片付けたらすぐに宿を後にし、フェリー乗り場へ。
泊まった民宿のおばちゃんの誘いで早めに港に着くと、ちょうど沖から小型の舟が次々と帰ってきた。
舟には大量のウニ、ウニ、ウニ。
黒くてかてかと光る鋭い針のエゾムラサキウニが、カゴの中でしゃりしゃりと音を立てながら動いている。
港に集まったおばちゃんたちはそれをリズム良く別のカゴにあけて、台車に乗せては選別場所へ運んでいく。
面白くて夢中でシャッターを切っていたら、おばちゃんが傷もついていない大きなウニを2つ、あげると言って手に乗せてくれた。
海水で味付けされた、すくい上げても少しも崩れることのない新鮮なウニ。
ツルンと舌に乗せると口の中でとろけていく。
美味しくないわけがない。

最後まで良い思い出をもらって、高速船に乗り羽幌に戻る。
かなり沖に出るまで、ウミネコとオオセグロカモメが追いかけてきては見送ってくれた。



北海道本土に着いたら、もうひたすら帰札の途につく。
それでも途中にあるウィンドファーム苫前だけは寄らずにはいられない。
2年ぶりのそこには、ついにウォーキングコースなるものまでできていた。
さすがに風車の数は前ほどのペースでは増えてはいないようだったが、久しぶりの風車、そして絶好の青空に雲と、期待にこたえてくれていた。



ここ半年以上更新をしていない「フォ撮りある記」にも、このウィンドファームを載せようと思っている。
北海道に来て、通った回数上位にランクインするであろうほど、大好きな場所のひとつなのだ。

日焼け止めを塗っていても「黒い」と言われてしまった私と、焼く気まんまんで見事に黒焦げの穂和の夏はまだまだ続く。

オンコと羊の島

2008年07月25日 | フォ撮りある記
焼尻島、実質2日目、20日。

昨日は到着した後すぐに夕食となり、食後に日没を撮りに出かけるだけで終わったので、焼尻探検は実質初日となった。
たった28kmしか離れていないのに、天売と焼尻では生態系も違うらしい。

まずはレンタサイクルをして、島一周の旅に出る。
島の外周を走る道路の距離は約10kmと、天売とほとんど変わらない。
けれども天売ほど起伏が激しくない(だから断崖絶壁もなく、そこを住処にする海鳥の姿もないようだ)。

焼尻で目指すもののひとつが、オンコの森。
オンコは北海道に多く自生している木で、本州ではイチイと呼ばれている。
日差しも強くなってきて、汗をかきかき入ったオンコの森は、木漏れ日がいっぱいで涼しい風が吹き抜けていく、気持ちのいい場所だった。



案内地図に載っていた「オンコの荘」。
どんな場所なのだろうと見当がつかないままだったが、行って見て納得。
外側から見るとこんもりとしたオンコの木の茂みのようだが、中に入ることができる。
それはまるで、オンコの木でできたおうちのよう。

焼尻島でもうひとつ目玉になっているのが、島の中央に位置する広い牧草地。
そこで育てられているのは、高級食材としても有名なサフォーク羊だ。
北海道本土の士別町にもサフォーク牧場はあるのだが、その肉を食べられる場所は牧場だけ、士別の町の中では食べられない。
(現在では期間限定で食べられるところもある、という不確定情報あり)。
焼尻でも食べられないかも、という懸念はしていたが、港にある食堂のひとつがジンギスカンの肉としてこのサフォーク羊を出していた。
お値段は地元とはいえ、ちょっとお高めの一人前3000円。
でもネット通販などを見ると100gで500円以上の値段で販売されていることを考えれば、妥当なところだろう。



羊も海を眺めてたそがれる。

夕食を終えてから、今日もまた夕陽を狙って展望台へ。
雲は多いながらも、ようやく美しい夕焼けに出会うことができた。



離島の旅も、気付けば残すところ1日。

海鳥の楽園その2

2008年07月24日 | フォ撮りある記
天売島2日目、19日。

昨日は島の外周をぐるりと走っている道を自転車で回っていたので、今日は島の内側を走る野鳥観測の小道を歩いてみることに。
天売島で最もたくさんの野鳥が観察できるのは、5月~6月らしい。
ヤツガシラやオオルリなど、海鳥以外にも珍しい鳥たちに出会えるという。
次回はぜひその時期に来たい。

それでも小道を歩いていると、両側の林からはたくさんの鳥の鳴き声が聞こえてくる。
木々の葉に隠れて姿を探せないことがほとんどだったが、ある場所で声に耳を傾けながらじっとしていると、その声が徐々に近付いてくるのを感じた。
黙って、草むらに目を凝らす。
と、ついに目の前の草むらにその声の主が現れた。



姿かたちから、おそらくスズメのヒナ。
無防備にもチョンチョンと跳ねながらやってきたその子は、ついに私の足の下をくぐっていった。
巣から落ちたのか、でも親鳥の姿はなさそうだ。
その子はまたチィチィと鳴きながら、草むらに帰っていった。

天売島に貴重な海鳥がたくさん繁殖をしているのは、4つ足の天敵が少ないからということもあるようだ。
確かに、いるのはネコくらい。
ネコは、人の暮らす港や町にしかいないが、数は多い。
どの家にも、どの路地にも必ずいるといっていいほどだ。
ひさしぶりにこんなたくさんのネコに会ったような気がする。



夕方の船に乗り、天売から28Km、北海道本土に少し近い焼尻島へ向かう。

船を下り、予約していた宿に着いたと思ったら、
「今夜から? 明日だけの予約じゃなかったっけ」
と言われ、他のお客さんに詰めてもらって部屋を確保してもらったというハプニングから始まった。

海鳥の楽園その1

2008年07月23日 | フォ撮りある記
代休も合わせて、思わぬ4連休を獲得した私たち。
となれば普段の休みでは行けない場所へ行きたい。
普段行けない場所、離島。
ということで、さっそく、天売・焼尻の二島を目指すことになった。

18日金曜日、初日。
前夜札幌を発ったときには土砂降りの雨。
二島へ向かうフェリーが発着する羽幌に着いた時にも、やっぱり土砂降りのまま。
どうなるのだろうと少し不安になりつつも、夜が開けたら雨は止んでいた。

午前中のフェリーに乗り込み、まずは二島のうち、北海道本島からより離れたところに位置する天売島まで渡る。
出迎えてくれたのはたくさんのカモメたち。
オオセグロカモメが多い中、よくよく見ればウミネコも混じっている。
港まで迎えに来てくれた民宿の人に荷物を預け、自転車を借りてカメラだけを手にいざ出発。
島を一周する道路の距離はおよそ10km。
人が住むエリアを抜けると、そこはパンフレットに載っていたとおりの鳥たちの楽園だった。



切り立った崖の上を歩いていた、ウミネコ(?)のヒナ。
近くにいたのがウミネコだったからそのヒナだと推定しているが、もしかしたらオオセグロカモメかも?

この島では、珍しくもないくらいに出会えるウミネコだが、生息分布としては日本・台湾の沿岸部と、中国大陸沿岸、サハリン、千島列島となっているため、世界で見ると珍しいということになる。
特に繁殖地は天然記念物に指定されていることもある。

以前の天売島は、オロロン鳥の繁殖地として有名だった。
けれども、巣を作らず岩場に直接卵を産む生態(そして敵に食べられてしまう)、年に1個しか卵を産まない、捕食のために海を潜水して漁の網にかかってしまう、などして急激に数が減っていった。
世界で見れば繁殖地はあるのだが、日本国内では絶滅危惧種だ。
それでもオロロン鳥に会いたいな、という秘かな期待はあったのだけれど、そう簡単には行かず。
今年も5月と6月には飛来が確認されているようだが、その後は観察されていないという。

それでも他にも珍しい鳥に出会うことができた。
北海道本土からは、海上に浮かんでいる姿を遠目に見ることしかなかった、ウミウが、目の前の船着場でたそがれている。
天売島では朝晩、集団で島の上を飛び交っていた。



そして最近観光の目玉にもなりつつあるという、ウトウ。
夕方には各民宿からお客を乗せて繁殖地まで案内をしてくれる、ガイド付きバスツアー(¥1000)があった。
もちろん参加してみることに。
土の上にボコボコと空いた穴の奥底には、ヒナが潜んでいるという。
昼間訪れた時には本当に、これでよく土砂崩れしないなと思えるほどに穴だらけだった繁殖地だったが、夜の帳が下りると同時に、海上で魚を採っていた親鳥たちが一斉に巣に戻ってくる。
時間になると、空から弾丸のように次々と降るように飛んでくる。
耳元をかすめていく羽の音は鋭い。
時速60km近いスピードだという。
陸に戻ってくるのは、繁殖期の間だけ。
鼻のコブは繁殖適齢期の証拠。
5月、6月には、穴の奥2~3mの深さに潜むヒナたちに餌をやるため、親鳥たちはたくさんの小魚をくわえて帰ってくる。
そしてその魚を巣に放り込むと、あとは一晩中巣の近くをウロウロと歩き回って見張りをするという。
7月にもなるとボチボチ巣立ちが始まり、自分のヒナが時期を迎えたと判断した親鳥はもう巣に戻らなくなる。
ヒナ鳥は切り立った崖の上の巣穴から、人も通る道を辿って海に向かう。
その過程でカモメやカラスにやられてしまうことが多い。



天売島の人たちがウトウを大切に見守ってきたおかげで、ウトウたちは人間を怖がらない。
運んできたエサを狙うカモメには警戒をしても、人間がいても逃げたりしない。
これからは観光としては最盛期を迎える時期だが、どうか観光客も島の人たちの言うことを聞いて、ウトウたちが安心して繁殖できるこの島の環境を守って欲しいと願っている。

匂ひ立つ

2008年07月15日 | 日常雑記
土曜日に行ったフラワーランドかみふらので摘ませてもらってきた、ラベンダーたち。
花瓶代わりのペットボトルに挿して、出かけた。
帰宅してふとみると、中の水が茶色く濁っている。
確かに今日は暑かったけれど、一日でこんなになるほど腐るの?と疑いながらも、恐る恐る鼻を近付けてみる。
とそこから匂ってきたのは予想もしなかった、ラベンダーの甘い香りだった。

ハーブの精油を抽出する際に、蒸留法があるのは知っている。
でもまさか切り口から水に染み出してくるとは思わなかった。
ここから精油と水とに分離させてみたい、と思ったけどさすがに方法はわからず、せめてスプレーボトルにでも入れて網戸に吹きかけておけば、昆虫忌避剤代わりくらいにはなるかもしれない。



束に触れると花がポロポロと落ちてくる。
もったいないのでそれをまとめて、母がサハラ土産に買ってきてくれた、お気に入りの青いミニグラスに入れてキッチンに置いたら、それだけであたりがほのかに香るよう。



もうひとつ、うちにあるアジサイ。
青いと酸性の水、って言ったっけ?
そういえば最近、紫系のアジサイを見ていない気がするなぁ。

ラベンダーづくし

2008年07月13日 | フォ撮りある記
12日土曜日。
お天気予報はそれほど良くもなかったけれど、しばらくご無沙汰していた富良野方面へ。

午前中に向かったのは「ファーム富田 ラベンダーイースト」。
ラベンダーを始めとした色とりどりのお花畑がある観光農園の「ファーム富田」は有名だが、その富田さんが今年、50周年を記念してオープンさせたのがこのラベンダーイーストだという。
早咲きの濃い紫色のラベンダーが、真っ盛り。



丘の斜面に生えるカラフルなお花を楽しみたいのなら本家本元のファームの方が良さそうだが、ラベンダーだけを楽しみたい、あるいは本家は込み合いすぎるから避けたい、という人にはいいかも。

田中山(日の出公園)を少しのぞき、まだ時期が早かったのであまりゆっくりはしないで、深山峠の穂和の幼馴染Sさんのお店に顔を出してから再び上富良野の丘めぐりに出発。
時折陽も出てきて、光を受けた大麦や小麦が金色に輝いていた。
ふと案内板を見て、フラワーランドかみふらのに行ってみようという話に。

入り口でチケットを買った時に、ラベンダー摘み無料体験券をもらっていたので、お花畑を満喫後に専用のスペースへ向かう。
摘み体験だけで、刈ったお花は有料で持ち帰り可、とかなのかなと思いきや、刈ったラベンダーは無料でもらえるという。
もちろん量に制限はあるのだけど。
ミツバチやハナバチに負けじと、はさみを片手にいざ出陣。
高校の頃に母と一緒に北海道旅行に来たときに、ラベンダー畑で記念撮影をしようとしたのにハチが恐くてなかなか笑顔になれなかったことを思い出した。
今でも虫は苦手。
だけどファインダー越しなら少しは近付ける。

8月にはもう一度、富良野へ行く予定。
次回のメインはもちろん、田中山。

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リベンジ成功

2008年07月07日 | 日常雑記
先週、久しぶりに行った釣りが思った以上に不調で、消化不良だった私たち。
夜明け直後が釣れているとの情報を聞いて、前回よりさらに早い朝2時半ころからスタート。
同じことを考えている人は多いようで、岸壁はすでに釣り人だらけ。
始めた途端、カタクチイワシが入れ食い状態に。
先に始めた穂和が、私を起こしにくる暇もない。
爆釣の波が過ぎたところで、ようやく起きた私。
その後は悪くないペースで大サイズのチカが釣れ続けた。

午後からは穂和の会社の野球チームが試合をするということで、釣りは9時前くらいでボチボチ終わりにした。

本日の釣果、大きなチカ50匹、カタクチイワシ35匹、ウグイはカウント外。
ほとんどが小樽の色内漁港岸壁だけれど、特大サイズのチカは最後にちょこっと行った厩町岸壁で釣ったもの。
カタクチイワシと特大チカは、只今干物作成中。
残りのチカは小分けして冷凍中。
誰か食べませんか?
クール配送可(笑)

潮風に吹かれて

2008年07月02日 | 日常雑記
気が付けば1年近く釣りに行っていない。
というわけで6月29日、いつもの小樽の色内漁港へ。

チカの大きいのが釣れている、と聞いて大き目の針を買っていったのだが、周りで釣れている人たちは小ぶりな固体ばかり。
でもあまり小さいのばかりでもねぇ。
それにしても釣れないねぇ。
と思い始めると取り出すのはやっぱりカメラ。
潮風や砂は恐いし、手も決してきれいではない。
だけどやっぱり持ち出してしまう。



釣れるのはお約束のように、ウグイばかり。
こちらは大きい固体ばかりで、食いしん坊のカモメもひと飲みにはできないらしい。

   

朝陽はほんの一瞬で雲の海に隠れてしまうようなお天気。
ほんのわずかな隙間から光が漏れた光景に、思わず見とれてしまう。
(クリック&拡大してご覧下さい)。

釣れる・釣れないというペースの波は全くなく、30分に1匹くらいのダラダラペースのままぽつんぽつんと釣れるというさまだった。
結局、道具を貸してくれたお義父さんたちに分けられるほどの釣果にはならずじまい。
自分たちが1、2回食べてすっかり無くなってしまう量で終わった。
でも久しぶりに、のーんびりと海に向かって風に吹かれている気分も、悪くはなかった。

海猿のシーズン

2008年07月01日 | 日常雑記
6月28日。
ドリビこと小樽ドリームビーチの海開きに行った。
ドリビは地元では有名な海水浴場。
北海道に越してきた夏に遊びに来て、水の冷たさと、海水浴場で足元を探るだけでホッキ貝が取れることに驚いた思い出の場所でもある。
それ以降、短い北国の夏は忙しすぎて海遊びをする余裕もないほどだったが、今年はある縁があって何度か通うことになりそうだ。

海開きという行事に行き会ったのは初めてだが、併せて行われていた海難救助訓練は、めったに見られないだけに面白かった。



ライフセーバーさんたちの訓練。
女性も活躍していて、カッコ良かった。



海猿こと海上保安庁の船やヘリも来ていた。
ヘリでの救出作業(訓練ですが)を間近に見るのは初めて。
釣られてみたい! と言ったら怒られるんだろうな。
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救助訓練は端から見ているとカッコイイ、だけれども、シーズン中は出動機会がなければないほど良いはずだ。
今シーズンが、事故の無い平和なままに終わりますように。

ドリビ情報は公式ページからどうぞ→コチラ

それにしてもE-520の標準レンズ、ピンとボケのメリハリがきっちりしててお気に入り。
今回は標準の望遠側(40-150)を主に使っていたのだけど、手前のヒトや物はくっくりとピントが来て、奥側の背景はとろっと溶けてくれました。
そりゃ上を見ればキリがないけど、キットレンズにしては優秀、とばかりに、ますます相棒への愛着が沸くのであります。