毎年この時期には欠かせない場所のひとつ、「太陽を味方につけた町」北竜町。
去年は台風に当たってしまい、雨こそ上がったものの今ひとつ晴れきらない空の下だった。
今年はもうひとつの「竜」の名の付く町、雨竜町の雨竜沼湿原(北海道の尾瀬と呼ばれているとの説もあり)にも行ってみたいと思っていた。
片道1.5時間の山道の手前にある駐車場は、シーズンになるとあっという間に満車になるらしい。
それを心配して朝6時には湿原に向けて歩き出したのだが、これが駐車場問題とは別に、良い判断だったと後々気付かされることになる。
雨竜沼湿原の先には、南暑寒別岳などの登山道がある。
湿原まではハイキング、程度の気分でまだ濃い霧の残る中を歩き始めた。
が、目の前に現れたのは、よいしょと足を持ち上げなければならないような、ひざ高の岩が続くれっきとした登山道だった。
汗が出て喉は渇くけれど、湿原にはトイレがないとわかっているからどうしても水分をセーブしてしまう。
それでもシャッターを切ることは忘れず、ゆっくり撮りながら目的地にたどり着くのには2時間かかった。
陽はだいぶ高く上り、東屋のひとつもない湿原の木道に立つとじりじりと焼けつくようだ。
それでも湿原を通り過ぎて行く風は確かに気持ちがいい。
一周約4kmの木道を廻るのに、また2時間。
鳥とトンボと高山植物と。
今度はぜひ、雪解け直後くらいの時期に行ってみたい。
戻り道の下りは下りで、足元に集中しなければならなかった。
すれ違う人たちはみな、息を切らせ大汗をかいている。
霧のある、涼しい時間帯に登っておいて良かった、もしこの陽の高い時間に登っていたら、きっとバテて倒れていたに違いない。
予定外の体力を使ってしまい、足の裏も痛い。
軽く昼寝をしてから、北竜町のひまわり畑に向かった。
この日(26日土曜日)は夕暮れ時に逆光となるひまわり畑を撮り、夜には沼田町のホタルに会いに行き、翌日(27日日曜日)はもう一度午前中に北竜へ戻って順光のひまわり畑を撮って帰る、という計画にしていた。
ひまわりは、例年と同じ時期に来ているつもりだったのだが、いつも満開になっている手前の畑は半分終わりかけで、いつもならまだ緑色の畑になっている奥の方が黄色のじゅうたんになっていた。
そういえば雨竜沼の植物も、例年より1ヶ月弱も前倒しになっていたようだった。
日没になる前に、沼田町へ行く。
ホームページではそこそこの数が出ているはずだったホタルだったが、私たちが訪れた晩はあまりにも気温が下がりすぎて、飛んでくれていなかった。
午前中のひまわり畑にて。
これぞフィッシュアイの本領発揮。
魚眼は楽しい。
そしてまたしても黒焦げの上塗りをした格好で、帰宅。
去年は台風に当たってしまい、雨こそ上がったものの今ひとつ晴れきらない空の下だった。
今年はもうひとつの「竜」の名の付く町、雨竜町の雨竜沼湿原(北海道の尾瀬と呼ばれているとの説もあり)にも行ってみたいと思っていた。
片道1.5時間の山道の手前にある駐車場は、シーズンになるとあっという間に満車になるらしい。
それを心配して朝6時には湿原に向けて歩き出したのだが、これが駐車場問題とは別に、良い判断だったと後々気付かされることになる。
雨竜沼湿原の先には、南暑寒別岳などの登山道がある。
湿原まではハイキング、程度の気分でまだ濃い霧の残る中を歩き始めた。
が、目の前に現れたのは、よいしょと足を持ち上げなければならないような、ひざ高の岩が続くれっきとした登山道だった。
汗が出て喉は渇くけれど、湿原にはトイレがないとわかっているからどうしても水分をセーブしてしまう。
それでもシャッターを切ることは忘れず、ゆっくり撮りながら目的地にたどり着くのには2時間かかった。
陽はだいぶ高く上り、東屋のひとつもない湿原の木道に立つとじりじりと焼けつくようだ。
それでも湿原を通り過ぎて行く風は確かに気持ちがいい。
一周約4kmの木道を廻るのに、また2時間。
鳥とトンボと高山植物と。
今度はぜひ、雪解け直後くらいの時期に行ってみたい。
戻り道の下りは下りで、足元に集中しなければならなかった。
すれ違う人たちはみな、息を切らせ大汗をかいている。
霧のある、涼しい時間帯に登っておいて良かった、もしこの陽の高い時間に登っていたら、きっとバテて倒れていたに違いない。
予定外の体力を使ってしまい、足の裏も痛い。
軽く昼寝をしてから、北竜町のひまわり畑に向かった。
この日(26日土曜日)は夕暮れ時に逆光となるひまわり畑を撮り、夜には沼田町のホタルに会いに行き、翌日(27日日曜日)はもう一度午前中に北竜へ戻って順光のひまわり畑を撮って帰る、という計画にしていた。
ひまわりは、例年と同じ時期に来ているつもりだったのだが、いつも満開になっている手前の畑は半分終わりかけで、いつもならまだ緑色の畑になっている奥の方が黄色のじゅうたんになっていた。
そういえば雨竜沼の植物も、例年より1ヶ月弱も前倒しになっていたようだった。
日没になる前に、沼田町へ行く。
ホームページではそこそこの数が出ているはずだったホタルだったが、私たちが訪れた晩はあまりにも気温が下がりすぎて、飛んでくれていなかった。
午前中のひまわり畑にて。
これぞフィッシュアイの本領発揮。
魚眼は楽しい。
そしてまたしても黒焦げの上塗りをした格好で、帰宅。