ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

いじけオカメとわがままオカメ

2006年08月30日 | オカメインコ
先住のチョコ(♀)のお婿さんにと迎えたアトラ(推定♂)。
アトラが我が家に来てもうすぐ1ヶ月になるが、まだ同じ籠で生活させられるには至っていない。
元々臆病だったチョコに、わんぱく盛りのアトラ。
チョコはアトラが気になって仕方がないのに、放鳥タイムにチョコがアトラに近付くと、アトラは大きく口を開いて威嚇する。
最初のころはビクともしなかったチョコだが、最近のアトラの堂々とした(?)攻撃には参るらしく、びびって逃げてしまう。
アトラはアトラで、自分より身体の大きいチョコにびびっているだけかも知れないのだけど。
そして先住のチョコをいじけさせまいと、私がチョコを構い、さらに親ばかと化したダンナがアトラを構いしているうちに、チョコは私に、アトラはダンナにという構図ができあがってしまった。
放鳥タイムに飛び回っているとき、最終着地点はアトラがダンナ、チョコが私。
アトラが我がもの顔でリビングにいれば、チョコはいじけて暗い部屋の隅っこから出て来ない。
アトラを籠に戻すとようやくチョコがリビングに戻ってくる、という具合。
人間とオカメの男同士、女同士が仲良くなるために飼ったんじゃないってのに。
いつになったらオカメ同士、になってくれるのか、試行錯誤の毎日。
ペットヒーターが要るようになる時期までには同居できるようになって欲しいのだけど。
でももうあと1ヶ月しないうちに、その時期は訪れてしまう。
人間の子供なら、
「チョコもアトラも大好きだよ」
「いじわるしないで、仲良くなろうね」
と教えてあげることもできるのに。
まぁまだ1ヶ月、アトラも成長すればそのうちきっと仲良くなれるよね。
見守るしかないかな。
いやいや、それにしても、オカメはかわいい。

やっぱり三つ子の魂

2006年08月29日 | もの書き仕事
お盆明けから新学期が始まっている北海道。
通学する子供たちを目にしつつ、秋の風を感じているにも関わらず、私の中ではまだ「夏休み」。
別に仕事が休みになるわけでもなんでもないのだけど。
幼稚園から高校まで「夏休みは8月いっぱい」が当たり前だったから、いまだにその感覚が抜けていないのだ。
そして夏休みの宿題。
典型的な、最後の日に焦って泣くタイプ。
小学校のころには夏休み最初の日に、
「宿題は早めに終わらせて、31日にはガラガラのプールで伸び伸びと泳ごうね」
と母に言われて張り切るのだが、結局31日にプールへ行けた試しはない。

世間の夏休みが終わるまでには、これを仕上げよう。
私の夏(休み)の宿題。
と、今年の夏も目標を決めたはずだったが。
今週末には月が替わる、夏休みは終わり。
でも宿題は終わっていない。終わる目途も立たない。
こんなことしてたらなにも出来上がらないのに、と自分で自分が憎らしい。
焦りと後悔と、カレンダーとのにらめっこ。
何度同じことを繰り返せば気が済むんだろうね。
これもやっぱり、「三つ子の魂」の一種なのかなぁ。
(そんな風に片付けてはいけない)。

そうそう、締め切りと言えば「世界で一番泣きたい小説グランプリ」の投票締め切りが、だいぶ近付いてきました!
そのうち読もう、と思ってまだ読んでらっしゃらない方、
一次は投票したけど二次はしていない方、
この日記で初めて存在を知った方。
まだ間に合います。ぜひご参加下さい。
拙作は『あの空の向こうに』です。
投票参加ページはコチラから。
(ケイタイからはコチラ
ぜひ、よろしくお願いします!!

本日の旭山記念公園

2006年08月27日 | フォ撮りある記
ホームページの素材写真を撮りに、早朝から札幌市内をうろつく。
そんな中でふと思い立って、旭山公園に行ってみた。
もう何年も前に友人が「旭山公園からの夜景はきれいだよ」と言っていたのだが、結局みに行く機会のないままだった。
公園は現在大規模な改良工事中ということだったが、入れないわけではない。
第一駐車場に車を停めて上がっていくと、入ってすぐのところに見晴らし台があった。
そこから街を見下ろすと、なるほど、これはさぞかし夜景がきれいに見えるだろうと思えるような光景が。
幌見峠よりも近い位置に街が見える。
正面に札幌の中心部、右手にはドームも見渡せる。
駐車場は夜22時まで開放とのことなので、これはぜひ近いうちに来てみたい。
公園自体は広い面積のほとんどが山で、散策はもちろん、藻岩山への登山口にもなっている様子。
駐車場にはザックを背負った中高年の人たちが次々とやってきていた。
私はあくまで素材写真撮影なので、軽装のままカメラを抱えて遊歩道に入った。
白樺の林の中は涼しくて気持ちがいい。
あちらこちらに木のベンチやつり橋、ちょっとした見晴台もあり、散歩するだけでも楽しそう。
ただ今日の私の目指すものがあるような場所ではなかったので、30分ほど歩いてまわってから引き上げた。
朝の散歩も良し、夜の夜景も良し。
家からも遠くないので、今度またゆっくり来ようと思いつつ。



肝心の写真は、「そこそこ」という感じ。
札幌市内よりは小樽の方がたくさんありそうな気もしたが、とりあえず今日はパスすることに。
そうそう、ホームページのプロフィール欄が公開になりました!
写真も文章も、どちらも見慣れた自分のものだったはずなのに、仕上がってみるとカッコ良すぎて自分のものじゃないかと思った。
やっぱり餅は餅屋、デザイン力のない私は福太郎のパソコンさんに頼んで正解だったと、心から思った。
プロフ、是非ご覧下さい。
ブログの左側「Link」の中に本サイトへのリンクがあります。

やはり広かった

2006年08月20日 | 日常雑記
恒例の山形行き(友人のお墓参り)で、本州へ。
昨年行きそびれているので今年こそはなんとか、とみんなで予定を合わせたのはいいのだが、決まったのが先月半ばすぎだったため、飛行機は取れず。
(注・一緒に行くのが横浜の友人なので、通常は飛行機で関東まで行って合流した上で車で山形へ向かうパターンにしている)。
横浜組は土曜の夜に出発をして日曜に現地に着く形にする、ということだったので、土日休みの私たちは金曜の夜に出発、土曜はのんびり東北を廻って日曜の朝に高速インター出口付近で待ち合わせよう、と計画した。
せっかく行くんだから、どこかに寄って行きたい。
まずは青森出発だし、十和田湖に行ってみよう。
そんな調子で、19日9時に青森フェリー埠頭を出発。
雲谷ヒルズ~萱の茶屋~酢ケ湯~奥入瀬渓流は以前にも来たことのあるルートなのだが、今回はいきなりびっくりするほどの濃霧にぶつかった。
それはそれで喜んでカメラを構える私たち。

↑萱の茶屋付近にて
↓奥入瀬渓流

奥入瀬渓流沿いの道はだいぶ霧が晴れていたけれど、それでも霧雨模様。
十和田湖では一瞬晴れ間が見えたが、展望台に上がるころにはまた霧。
それはそれで神秘的で良かったのだが。
ただ、あまりにも霧の雰囲気が良すぎたせいで、十和田湖や展望台にたどり着くまでに何度も寄り道停車&写真撮影をしてしまい、肝心の十和田湖を堪能する時間がなくなっていた。
ソフトクリームを食べて、一路秋田県へ。
他にもいっぱい寄ってみたい場所はあったのに、ナビの目的地到着予想時刻は翌朝4時になっている。
それじゃ寝る時間がなくなる!ということで、急ぎ足で東北地方を下る、下る、下る。
途中の盛岡では冷麺を食べ、また下る、下る。
最終的には高速を使うことにして、寝る時間を確保。
それならスパにでも寄って汗を流しましょう、とスパを検索して、行ってみたはいいが立替中だったというハプニングにも負けず、汗を流し、車中泊。
横浜組も順調に来られたようで、予定通りに無事合流。

2年ぶりの山形は、やっぱり少し変わっていた。
一緒に行ったTちゃんとKくんは、変わったようで変わっていなかった。
あれから9年。
夏の恒例行事は、自分にとっての反省会でもあったりするわけで。
また来年も会おうね、を合い言葉に、短い同窓会は終わった。
帰宅は一路、東北道をひた走る。
北海道で長距離に慣れているとはいえ、東北だけで往復1100kmの道のりはやはり長かった。

初秋の丘

2006年08月13日 | 北海道だべさ!
毎年恒例の夏の美瑛・富良野。
今回も晴天に恵まれて、暑い。
でも朝夕に秋の風を感じるのは、さすがにお盆を迎えた北海道というところ。
今回の美瑛での最大の目的地は「美瑛川」。
今まで何度も美瑛やこの川の周辺を訪れていたはずなのに、全くその存在を意識していなかった。
美瑛川、硫黄が溶け込んでいるために緑がかった青の川。
砂防ダム建設のために一時的に水が溜まっている青池は、美瑛のポスターに使われたとかで、最近少し有名になっているらしい。
そして写真通り、本当に青かった!

温泉街の中には「ブルーリバー橋」まであって、上からその美しい流れを眺めることもできる(この温泉街も何度か来ているはずなのに、橋のことは全く知らなかった)。
青い川はこの時期でも雪解け水なんじゃないかと思うほどに冷たかった。

美瑛を後にして上富良野に向かう。
じりじりと焼け付く太陽の下、大麦は金色に輝いていた。
日の出公園(通称田中山、らしい。上富良野出身のダンナ情報)は、さすがにもうラベンダーが刈り取られていて、紫のじゅうたんは拝めず。
でもケイトウなどの他の花は残っていて、汗をかきかき花のマクロ撮影にもいそしんだ。
短い夏は、もう終わりなんだなぁとしみじみ思いながら。


リベンジ。

2006年08月12日 | 北海道だべさ!
最近は天気予報ぶっちぎりの私たち。
先々週の北竜町も、今回も天気予報は「雨」。
けれど実際は日焼け止めクリームも真っ青の超快晴。
しっかり厚塗りをしたにもかかわらず、また焼けたでしょ、と言われるほどの紫外線。
でも雨に降られるよりは晴れの方が嬉しい。
ここしばらく鳴りをひそめていた晴れ女パワーが復活か?と今回も出かけてきました、朱鞠内湖、ゴールデンウィークのリベンジ。
あの時は凍りついたままの湖に唖然としたが、さすがに8月、ようやく凍っていない朱鞠内湖に会うことができた。
湖畔にはキャンプ場があり、しらかばの木立の間にはいくつものテントが見える。
けっこうな人出に見えるのに、湖と木々が吸い込んでしまうのかとても静かで、鳥の声だけが響いている。
風もなく湖面は凪。
手漕ぎボートで漕ぎ出してみると、ダム湖だった証を残すかのように、切り株が水中に根を張っている。

手漕ぎボートは1時間1000円とちょっと高め(仕方ないか)。
モーターボートも借りることができる。
湖じたいは広いので、奥まで見に行きたいならモーターボートのほうがいいと思う。



朱鞠内湖を後にして、じりじりと焼け付く陽の下、それでもどことなく秋の風を感じながら走る。
にしおこっぺ花夢(ローラー滑り台ではしゃぐ)→
香りの里たきのうえ(有名な芝桜公園のフォトコン入選作品を眺める)→
しらたき(無料高速からも行けるのに、それを忘れて一般道の山道をくねくねと上ってしまった)→
まるせっぷ(地元産の木材でできた自動演奏ピアノを聞く)
と道の駅めぐりをしつつ、北海道三大秘湖に数えられることもあるチミケップ湖へ。
後から気付いたのだが、今までチミケップ湖に行くときはいつも北見方面からの帰り道であることが多かった。
けれども今回は同じ北見方面でも内陸側から行っていた。
途中の青看板に「チミケップ湖」の表示があって、前にはなかったはずなのにと思った時点で気付けば良かったのだけど、前回から時間も経っているし訪ねる人も増えているのかな、程度で見過ごしてしまった。
結果、もう少しで湖というところまで来て、砂利道が続くはずの道に舗装道路があるなど記憶と違うところに出て、もしかして間違ったのかもと迷うハメに。
そうこうしているうちに陽が沈んでしまい、太陽が沈む瞬間を撮り損ねてしまった。
それでも夕焼けの残る、静寂に包まれた湖を少しは撮ることができた。



完全に暗闇になる前に砂利道を抜けたいと、ほどほどのところで引き上げる。
夜道を走って旭川へ。
明日は、美瑛と富良野が待っている。

月を探して

2006年08月10日 | 日常雑記
数日前、仕事の合間に見えた月は、左側がわずかに欠けた真っ赤な色だった。
撮りたい!と思っても叶わず、帰る頃にはいつもの黄色い月になっていた。
そして昨日。
今夜は満月に近いし天気も良さそうだからと、昼間のうちから準備をしておいた。
夜、予想通りのいい月といい天気。
以前から月明りで写真を、と思っていたのだがまさに絶好のチャンス。
せっかくだから水のある風景がいい、月の位置が低そうだから方角も考えないと、ということで、さっぽろ湖に目をつけた。
定山渓から小樽の朝里川温泉に抜ける山道にあるダム湖。
いい位置に展望台もある。
喜んで出かけた、までは良かったが。
「トンネル補修工事のため、夜間通行止め」。
……予定外。
諦めるしかない。
それなら、いつも中山峠に向かう時に名前だけは見ていて気になっていた、豊平峡ダムはどうだろう。
定山渓から近いし、南北に長い湖の形は月との位置関係も悪くない。
と考えてさっそく向かったのだが。
山道の途中で青い光が見える、人がいる、ゲートが閉められている。
「交通安全のため夜間通行止め」。
……諦めるしかない。
これ以上遠くへ行っても仕方がないし、月もだいぶ高くなってきたからいつもの西岡公園でも大丈夫かも、という結論に。
果たして西岡公園では、もう雑木林の上まで月は上がっていた。
外灯の少ない公園でも、足許が明るい。
月明りでくっきりとした影ができている。
またしても虫よけスプレーをしてこなかった腕やおでこは、あっという間にヤブ蚊にやられた。
公園には花火をしにきた人も多くいた。
ホタルもまだわずかに飛んでいる。
大満足とは言えないが、そこそこ面白い写真も撮ることができた。


残り少ない夏の夜、と思っていたら、今朝。
今日もまた青い空、暑くなりそうかな、と思いつつ7時頃に表に出てみたら。
身体をなでていったのは、さわやかな秋の風に似た感触だった 。


なでて攻撃

2006年08月07日 | オカメインコ
オカメインコ本を見ると必ず書いてあるオカメの行動「なでて」。
オカメはとさかの後ろのところをなでられるのが好きで、懐くと「なでて」と頭を下げて来る、というもの。
けれど我が家の先住オカメのチョコは、クールな性格なのか、手乗りではあるものの触られるのがあまり好きではないらしく「なでて」をしない。
むしろなでようとすると逃げていた。
最近でこそなでればとりあえずじっとはするものの、気持ち良くてうっとりしているというよりは、耐えているという表情をすることが多かった。
オカメと言ったって千差万別だからね、これがチョコの個性なんでしょ。
そう思ってしつこくはしていなかったのだ、が。

先日うちに来たアトラ。
一週間経ってようやく指に乗るようになり、肩に乗せれば大人しく止まっているようにはなってきた。
まだ飛ぶのは下手くそで、チョコにつられて飛び立っても、壁にぶつかって落ちたり高いところに不時着して下りられなくなったりと目が離せない。
自分から飛び立ったり、低いところから飛び上がったりはできない。
それでも近い場所に移るときには飛び移る、ということだけはどうにかできるようになった。
チョコがかなり飛ぶのがうまい子なので、アトラも真似しているうちにうまくなってくれればと思っている。
このアトラをここまで教育したのは、すっかり親バカ大爆発中のうちのダンナ。
そしてついに、アトラの頭をなでることに成功したばかりか、それが気に入ったらしいアトラが「なでて」をしたのだ!
感激のあまり、
「オカメインコだ! うちら、オカメインコ飼ったんだね!!」
と意味不明に叫ぶ私。
いえね、別に「なでて」をしなきゃオカメインコ失格なわけではないんですけど。
ただ今まで色々なオカメ飼いさんたちのホームページなどを見ていて、正直うらやましかったんですよ。
いいな~かわいいな~と。
いい。アトラが女の子で、チョコとカップルになれなくてもいい。
「なでて」をするオカメだというだけで私はすでに満足。

さてヤキモチを焼き始めていた先住のチョコ。
それでもアトラが気になるらしく、アトラの近くに寄っていって一緒に遊ぼうとしたりちょっかいを出したりする。
一方のアトラはまだ自分よりひとまわりも大きいチョコが恐いのか、近付くと威嚇する。
それに対してチョコはさすがに大人なのか、ふだんは臆病なくせにアトラの威嚇にはビクともしない。
全く怖気づくことなく近寄っていく。
このまま仲良くなってくれるかしら。
でもきっと大丈夫。なんだかそんな予感がする。
(けど、チョコが勝手にアトラの籠に入ってアトラのエサを食べる癖はやめさせなきゃ)