ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

夢見

2007年11月27日 | 日常雑記
夏にベッドをセミダブルにしたものの、掛け布団はシングルのままだった私たちのベッド。
さすがに朝晩の冷え込みが強くなって、ベッドの広さに合わせて動くと身体がはみ出してしまう状態では、また風邪を引きかねないと、セミダブル用の掛け布団をようやく購入。
実に快適な眠りで幸せ幸せ、そして朝には暖かい布団から抜け出したくない症候群。
うつらうつらしていると夢を見る。

一昨日は、毎度お決まりの「脚本が頭に入っていない」と焦る夢。
舞台の本番はもう明日なのに、台詞が入っていない。
自分の脚本はどこかにいってしまって見つからず、誰かに借りようと走り回るのに、誰にも貸してもらえない。
そうこうしているうちに当日を迎えてしまう、というパターン。
今回はしかも、自分が、初の一人芝居をやることになっているという設定。
どうしようどうしようと焦り続けたまま本番を迎え、それでも何故かとりあえずは無事に舞台を終えることができるのもいつも通り。
そして焦燥感と、スッキリしない気持ちのまま目が覚める。
目が覚めても「あー、夢で良かった」と思えないのは何故なのだろう。
実際のお芝居経験の中で、本番まで台詞が入っていなくて焦ったということは一度もないのに、どうしてこうもしょっちゅう同じような夢ばかり見るのだろう。
またお芝居をやりたい、って潜在意識の叫びなのかな?

そして昨夜も夢を見た。
こちらは珍しくハッピーな夢。
長期に渡って病気に苦しんでいたはずの友人宅へ遊びに行ったら、友人がケロっとして迎えてくれた。
病気はどうしたの?と聞いたら、今朝目覚めたら嘘みたいにすっきり治ってた、という返事。
良かったね、本当に良かったね!と喜び合っているところで目が覚めた。
これは今すぐにでも正夢になって欲しい内容。
本当に、そうなってくれないかな、と強く祈りたくなる。
現実はそう都合よく行かないのはわかってるけど、事実は夢よりも奇なり、って言葉も……いえ、それは「事実は小説よりも」でしたか。

さて今夜はどんな夢が待っているのかな。

お誕生日には病院へ

2007年11月21日 | 日常雑記
昨日から頭痛と倦怠感を訴えていた夫、穂和。
早めに休んだものの、朝になっても体調は回復せず。
ただ熱を計っても高い数値は出ていない。
むしろいつもより低くてそれが却って不気味だったため、朝から病院へ。
血液と尿の検査を受けて、結果は来週とのことでとりあえず総合感冒薬を処方されて終了。
ついでと言っては何だが、眼科のある総合病院だったので、自分も目を見てもらうことに。
1年ほど前から、少し離れた位置にある信号機などの丸い発光体を、眼鏡を外して見ると左側に黒点が見えるようになっていた私の目(勝手に「ドット抜け」と呼んでいた)。
片目ずつ見ると、左目だけで見ても現れないため、右目に問題があると思っていた。
さらに今年の5月、眼鏡を新調した直後に右目の見えが悪くなり、そのままアンバランスな状態が続いていた。
……はずだった。
けれども、目の表面にも、眼圧や眼底にも、全く異常はなし。
視力検査の結果も両目とも1.2以上。
眼底の写真まで見せてもらったが、確かに正常の様子。
じゃあこのドット抜けは何?
「脳神経の可能性はあるんですか?」と聞いてみたが、「脳神経なら両目に同じような症状が現れるはずだから、それはまずない」とのこと。
じゃあじゃあ、このドット抜けは気のせい、気にしすぎってこと?
でも確かに見えているのに、太陽の黒点のようなドット抜け。
「もしも万が一病的なものだとしても、これだけの期間でほとんど変化してないのであれば、様子を見るしかないですね」と言われ、診察終了。
気にしすぎ、だとしても、自分は神経質という言葉の対極にいる人間のはずなのに。
と思って穂和にそう言うと、「あんたは結構神経質だよ」という奇妙な返事が。
「神経質? 私のどこが?」
「どこがっていうか、全体的に」
……わからない。自覚したことも、想像したこともない。
それでもとにかく異常なし、という診断なのだから、当然薬もなし。
穂和の薬だけを受け取って帰宅した。

帰宅直後から、穂和の熱が徐々に上がり始める。
ようやく、といっては何だが、普通の風邪らしい様相を呈してきた。
寝かせて、買い物へ。
そう、今日は穂和のお誕生日。
とんだ1日になってしまったけど、お誕生日、おめでとう。
これまでよりもっと幸せな1年になりますように。
思わしくない誕生日だったから、きっとその分、この先は楽しいことが待ってるよ。

訪問者

2007年11月20日 | 日常雑記
ピンポン、と玄関のチャイムが鳴る。
我が家にはインターホンがないので、まずは駐車場側の窓から外を見て、車やバイクが止まっているかを確認する。
それから、ドアを開けずに「どちら様ですか?」と声をかける。
友人・知人で何の予告もなしにいきなりやってくる人はまずいない。
宅急便なども9割方は到着日の予想が立っている。
だから、予定もなく、会社の看板を背負わない車や徒歩でやってくる訪問者は、まず招かざる客であることが多い。

先日、テレビの特集で、年金生活のおじいちゃんが訪問販売に騙されて3500万円もの大金を失ったというニュースをやっていた。
「金塊は儲かりますよ、老後の蓄えを増やすためにも、資産運用を」。
家に上がりこんだセールスマンは言葉巧みに誘い、金塊を販売した。
が、それは書類上だけの販売で、実際の金塊は一度も手にしておらず、運用のレポートと称した書類だけが定期的に送られてきた。
そこで利益の出た分を振り込んで欲しいとおじいちゃんが言うと、のらりくらりと交わされて、ついには原資を割り込んだから還元はできない、と告げられてしまったという。
(このおじいちゃんは、その後息子さんの協力によって1000万円を取り返すことができたというが、それでも全額返還には至っていない。
犯罪性が立証できないため、警察に動いてもらうこともできなかったという)。

うちの両親は、テレビに出ていたおじいちゃんよりはいくつか若いが、年金をもらえる年齢である点は一緒だ。
「水質検査に廻ってます」「粗品をお届けにあがりました」「寄付をお願いします」……。
訪問者は、あの手この手でドアを開けさせようとする。
でも相手の目的がはっきりするまでドアは開けちゃダメ。
母から教え込まれたそのことは、最初に一人暮らしを始めたときから守ってきた。
一度だけいつもの新聞屋さんと間違えて開けてしまい、さっさと洗剤と野球のチケットを玄関に運び込まれてサインを求められ、
「これって新聞の契約と違うんですか?」
と詰め寄ったら「そうです」と言われ、「じゃあ書きませんから全部持って帰ってください」と、持ち込まれた粗品を全部付き返したことはあるけれど。
別の時、しつこいセールスマンをしつこく断っていたら、インターホンに大きく×マークを書かれたこともあったけど(これは訪販業者同士の暗号だったらしい)。
そんな私を育てた母だから、変な業者をうかつに家に上げることはないとは思っているが、「ウチの○○に限って」は一番危険でもある。
訪問者には神経を尖らせても、個人情報の残った郵便物を「どうせ誰も見たりしないわよ」と破らずに捨ててしまうような一面もあったりするし。

一番悪いのは悪徳業者であることは間違いないが、被害に遭わないためには自己防衛するしかない。
自分たちはもちろんのこと、離れて暮らす両親にも、「ウチなんかお金持ちじゃないし、狙われないわよ」などと思わずに、気をつけていて欲しいと願うばかりだ。

ところで、今日の訪問者は「聖書をお配りしています」の人だった。
のぞき窓から相手がそこにいるのは見えているのに、こちらがいくら「どちら様?」と聞いても返答がない。
こちらもしつこく尋ね続けて、ようやく返答が来た。
この人も、返答がないからとしびれを切らした私がドアを開けるのを待っていたのではないかと思われる。
だけどそんな手には、残念ながら乗れません。

始まり

2007年11月18日 | 北海道だべさ!
仕事が終わって外に出たら、正面の道路が白いペンキで塗りつぶされていた。
と、錯覚したくなるほどに、きれいに雪が積もっていた。
アスファルトも、道路の白線も塗り込められて全く見えない。
気温が低いまま積もり始めたのか、風が吹くとさらさらと舞って、足跡もすぐ消えてしまう。

そういえばここ数日、雪がチラついていた。
植え込みなどにうっすらと積もることもあった。
そうしてついに今日、車道にも積もった。
いよいよ、冬の始まりですな。
今年こそきれいな雪景色が撮りたいなぁ。
などとワクワクしながら走っていたが、家に近付くに従って道路が露わに。
どうやら職場の周りよりも降り出しが遅かったらしい。
でもきっと明日の朝は家の前も銀世界なのだろう。
少し早めに出ないとね。
今夜の札幌の予想最低気温はマイナス6℃だそうです。
穗和お手製の鍋が美味しそう。
そして冬に入って早々に凍結は避けたいので、ちゃんと水を落として寝るとしましょう。

「駅」

2007年11月12日 | 日常雑記
写真展を見に行った。
個展ではなく、共同展示。
場所はギャラリーではなくJRの小樽築港駅のコンコース(11日が最終日)。
テーマはずばり「駅~Station~」。
友人のかなっぺちゃんも出品するとのことで誘われたのがきっかけだった。
そもそも私は、写真展というものをほとんど見に行ったことがない。
どこかのフリースペースで、フォトコンなどの優秀作が展示してあるようなところに、たまたま行き会って見て来たことは何度もある。
そういう形式に慣れてしまっているので、作者自身がスペースをコーディネートすることから始まる写真展は、新鮮だった。

スペースとしては、駅構内と隣の大型商業施設を結ぶ連絡通路で、全面ガラス張りの角ばったアーチ型になっている。
そのガラスを支えるように、鉤型の鉄板が高さ違いで2本、横向きに走っている。
その鉄板を台にして写真が並べられていた。
一定の間隔を置いて総勢12、3人(記憶でカウントしているのであいまいですが)の作家の作品が展示されている。
使用したカメラの銀塩・デジタルはもちろん、印刷する紙も印画紙・普通紙・画材用紙などさまざま。
額やアクリル板に挟んで展示しているものもあれば、むき出しのままテープで留めていたり、スクラップブッキングの手法を使っているものもある。
作品の点数も大きさもそれぞれ、当然並べ方もそれぞれ。
その「それぞれ」が私にとっては新鮮でもあり、発見でもあった。
ふだん、パソコンか光沢L版などの規定サイズでばかり写真を見てしまっているため、展示方法や素材ひとつでこんなに印象が変わるものだという意識が薄かった。
理解はしていたけれど、体感はしていなかったと言えば正しいかもしれない。
組写真の、見る側の視線の流れ。
それは見る側の身長によっても変わる。
印刷する紙の素材や台紙・額縁の添える印象。
展示している期間の温度や湿度が与える変化。
作品本体と同じくらいに神経を行き届かせて、スペースと時間を含めて、作品として伝わるものがあるのだ。
「駅」というテーマの捕らえ方もそれぞれで面白かった。
でもどちらかと言えば「別れ」のイメージになる人が多いのかな。
自分だったらどうするだろう、こんなふうにしたら面白いかも、などと考えながら見るのもまた楽しかった。
かなっぺちゃん、誘ってくれてありがとう。

さて、帰りに駅前の大型量販店に寄って、またしても買い物。
マウスで写真加工をしている私を見かねた穂和が、タブレット買うかと言ってくれたので勢いに乗ってしまった。
A5サイズでタブレットマウスとレタッチソフト2種類付き。
もともとタブレットを持っていないわけではなかったのに、そんな贅沢していいんか?と思いつつ。
先週に引き続き、今週もお買い物。
そろそろ控えないとまずいわ、と思いつつ新しいものはやっぱり嬉しい。
頑張って働いて取り返せばいいんだよね、ということで。

ほじりたい

2007年11月10日 | オカメインコ
我が家のオカメインコ、アトラ。
今朝、右側の鼻の穴にびっちりと鼻クソがついていた。
取りたい、と眺めていると、テコテコと近付いてきて「撫でろ」と頭を下げる。
撫でるふりをして鼻をいじってみるが、オカメの小さな鼻の穴に、人間の指が入るわけもなく。
「撫でろはソコじゃない」とアトラに怒られる。
爪楊枝ならイケるか。
でも暴れたら危険だな。
そんなことを考えてアトラを眺めているとさらに「もっと撫でろ」。
結局ほれずじまい。
足の爪を使って自力で掘り出してくれるのを待つしかないらしい。

一方のチョコは、さらにお腹が大きくなってきた。
指に乗るとずっしり重い。
前回の産卵が7月だったから、そんなに間隔が近いわけでもないが、どっちにしても無精卵。
しかもすでにかなり寒くなってきている。
お腹にできてしまったものは、詰まらせて病気になるよりは早く出してくれたほうが安心だけど、回数が多くても負担が心配。
そんなこちらの心配をよそに、今日も部屋の隅のダンボールを陣地にして遊んでいる。

↓だいぶ前のアトラ。
鼻クソのない、おすまし顔。


10万!!

2007年11月04日 | 日常雑記
円、ではなく、キロメートルですが。

我が家の通称てーびー号、車中泊もできる軽ワンボックスくんが、ついに走行距離10万kmを突破!
それだけなんだけど(笑)
エンジンはつい先日交換になってるから、10万じゃないけど。
中古で買ってるから全部自分で走ったわけではないけれど。
それでもこういうメモリアルな数字って嬉しいじゃないですか。

次の車検まであと1年半。
さすがに次は買い替えになる公算が大きい。
どうかそれまでもう少し、過激な私らのお出かけに付き合ってね、てーびー号♪

ニッポンジンには

2007年11月02日 | テーマ投稿
この記事はバスタイムのすごし方のテーマに投稿しています。

むかしから、お風呂はあんまり好きではなかった。
お風呂に入っている時間があれば、本を読みたかった(小さい頃は今の数倍も読書家だった)。
今でも自宅でお風呂に入るのは正直「面倒くさい」。
理由は簡単。
家にいるときはやりたいこと・やらなきゃいけないことがいっぱいあって、お風呂に入っている時間が惜しいのだ。
仕事から帰ってきて、お夕飯を作って、食べて、片付けて。
それだけで、寝なくちゃいけない時間は迫ってくる。
朝は朝で、穂和を送り出した後の短い時間は雑用やブログ作成などがある。

その代わり、温泉やスパに行くのは大好きだ。
撮影で遠出したときはもちろん、休みの日などに市内のお風呂にぶらりと出かける。
そんな時の私のシャワーは早い。
猛スピード(自分比)で頭と身体を洗うと、変わり湯や露天風呂に直行。
岩盤浴があればそこにももちろん入る。
初めての施設なら、とにかく高温サウナ以外の全てのものを試してみる。
湯船では肩まで湯に浸かってぷはーっとひと息。
思わずこぼれる「ニッポンジンには風呂がある」、ずいぶん古いキャッチコピー。
あれは何の広告だったろう、実に深くうなずきたくなる名コピーだと思う。

お湯に浸かりながら、岩盤の上に寝転びながら、考えることはいつも一緒だ。
「さて、あの小説はどうやって展開していこうか」。
私にとって、お湯に浸かる以外にすることのないお風呂という環境は、何よりも一番、小説作品について考えられる時間だ。
周りで人がしゃべっていても全く気にならない。
物語の展開だったり、書き出しだったり、期日だったり。
お風呂では不思議と写真のことを考えることがない。
空を見上げながら、あるいは目を閉じて、頭の中で物語が動き出すのを眺めているのは、妄想人間の私にとって至福の時。
こうして頭の中に形が出来上がると、パソコンやノートに向かった時にはとてもスムーズに手が進む。
ついついうっかり長湯をしすぎて、湯船から上がった時に目の前が真っ暗になることも良くあることだけど。
湯の中で、湯から上がってイスに腰掛けて、を繰り返しながら延々と自分の世界に浸っている。
これからの季節に露天でやったら、確実に凍れます。
でも雪見風呂ってのも、またいいもんですよ。

そんな温泉・銭湯も、今回の燃料の値上げには耐え切れないところがあるんでしょうな。
辛いところだ。

[ブロ記者]

ガソリン狂想曲

2007年11月01日 | 日常雑記
10月31日のニュースは、どの局も必ず「ガソリン値上がり」を報じていた。
今までも上がり続けては来ていたけれど、今回はかなり大幅な様子。
リッター当たり5円程度ですってよ、奥さん。
2リッター入れたら10円、20リッターで100円ですよ。
毎日使う消耗品なのに。
レギュラーガソリンが150円を越えるなんて。

夜10時半。
私の車は一昨日に満タンにしたばかりだったが、穂和の車が半分くらい減っているということだったので24時間セルフスタンドへ。
いつもならそんな時間には数台しかいないはずなのに、今夜ばかりは5機ある給油機それぞれにずらりと車の列。
そこでは収まらず、道路にまで並んでいる。
安いうちに入れておきたい、みんな考えることは一緒なのね。
通勤に使っている以上節約にも限界はあるが、さすがにしばらく遠出は控えようかしらという気分にもなってしまう。
下がる目処があるわけじゃないから、いつまで自粛していることもできないけど。

値上がるのはガソリンだけではないらしい。
電気・ガス、ティッシュペーパー、小麦を原材料にした食品類などなど。
食品類に関しては、どうせ値上げになるのならいっそ国産の原料に切り替えてくれればいいのに。
ふだん野菜類などを買う際には、できる限り国産のものを選ぶようにしている(偽装されていたらどうしようもないけどね)。
肉、魚も可能な限り国産優先。
けれど加工食品は細かい原材料まで選べないのが現実。
そんな加工食品がこの際国産に変わってくれるなら、便乗値上げを疑わずに素直に買えるし、日本の農業を支える結果にもなると思うのだけど。
もちろんうちだってお金が余っているわけではないから、高いよりは安いに越したことはない。
だからって「消費者が安さだけを求めるから」と偽装をされてはたまらないし、国際情勢だけに振り回されるのも困る。
こんな時だからこそ国産を積極的に買うことで、方向性を変えていくことも必要なんじゃ?と思ってみたりする。
地元産の野菜やお肉やお魚が手軽に手に入る土地にいるから言えることなのかな。

これから冬になって光熱費や油代が家計を直撃する、なんてことばかり考えているとげんなりしてしまうから、自然の写真でも見て和みましょ。
って、私の撮ったものですが(笑)。