ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

初物は突然に

2009年10月31日 | 日常雑記
お昼過ぎのこと。
2週間に渡る出張からようやく帰宅する穂和と一緒に食べる、久しぶりの夕食の買い物に行くため、えいみを抱えて車に乗り込もうとした。
片手でキーレスのボタンを押しても、反応がない。
角度が悪いのかと何回か押してみるが、やはりダメ。
もうキーの電池が切れたのかしら、と思いつつ、仕方なく運転席側のカギ穴にキーを差し込んで回す。
が、集中ドアロックのはずなのに、運転席のカギしか開いた音がしない。
おかしいなと思いながら、運転席のドアの内側にあるドアロックを押してみる。
やはり他のドアのカギは反応しない。
ということは、まさか。
キーを差し込んで回してみるが、何のランプもつかない、そしてエンジンもかからない。
……やっちゃった。バッテリー上がり。
ライトのスイッチを触ってみると、スモールに入っていた様子。
一昨日の晩、友人宅から帰宅した時に、消し忘れたに違いない。
でも、ライトをつけたままでキーを抜くと警告音が鳴るはずなのに、気が付かなかったのか。
(この点、前のてーびー号は優秀で、つけっぱなしでキーを抜いてしまっても、一定の時間が経つと自動で消灯してくれる設計になっていたので良かったのよね)。
しぇんた号では初の、バッテリー上がり。

契約している自動車保険会社に電話をしてみると、私の契約では対応が有料になってしまうとのこと。
JAFにも入ってはいるけれど契約更新の案内が来ていたような、と思いながら書類を捜すと、まだ間に合う、11月末までの契約になっている。
ところがJAFの契約者名はダンナの穂和。
電話で聞いてみると、会員ご本人様が立ち会えない場合は実費です、とのこと。
穂和は夜にならなければ帰ってこない、そもそも会社まで車で迎えに行くという話になっている。
保険会社なら8000円から、JAFなら12500円、いずれにしても痛い出費。
近所を見回してみたものの、向こう三軒両隣、休日だから出かけているのかどこにも車が止まっていない。

仕方がないので、申し訳ないとは思いつつもお義父さん宅に電話をする。
幸いにも家にいて、急ぎの用はないからとお義母さんと一緒に車で来てくれた。
お義父さんの車のバッテリーと繋いで、どうにか復活。
お義父さんはさらに近所を走って充電をしてくれ、お買い物まで付き合ってくれて、どうにか一件落着。

お礼を言いつつ、帰宅する二人を見送りに外へ出てみると、白いものが舞い降りて来ていた。
初雪。
週末には札幌の平野部でも初雪が、というニュースは聞いていたけれど、とうとうやって来てしまったのね。
17時現在、すでに屋根の上にうっすらと積もり始めている。

明日から11月。
えいみが生まれて7ヶ月。
そりゃ、季節も冬になるというものです。

イチョウ日和

2009年10月25日 | フォ撮りある記
お天気も良いし、予定していた目的地に行く前にちょこっと公園にでもでかけてみようか。
そう思って、カメラの準備を済ませて西岡公園へ。
もう少しで着く、というところまで来て急に雲の下へ入ったような暗さになってしまう。
と思ったら案の定(嘘。全く予想していなかった)見慣れた車が。
雨男の疑いがあるwakaさんだ。
まるで何の約束もしていなかったのに、こんなところで久しぶりの再会を果たすとは。

これまた来たばかりで太陽待ち中というwakaさんと一緒に、光を待ちつつ銀杏並木を撮る。
その間にも次から次へとカメラを持った人たちがやってくる。
確かに、距離は短いけれどなかなか立派な並木だからね。
でも風も強いし、今週末が最後かな。



落ち葉もたくさん降り積もって、ふかふか。
でも何故かこれがベーコン入りのコーンバター炒めに見えてしまうの……。



えいみと一緒に親子写真。



和タンポポの綿毛。
背景の赤と黄はイチョウとヨーロッパ楓の落ち葉。
近くには紫陽花が咲いていましたよ。
これぞ北海道、季節感覚シャッフルシャッフル。



シベにピントが来切ってないのは、私の手元が怪しかったからではなく、スリングにいたえいみがもちょもちょと動いたからです、ということにしておく。

湖の方へも廻るというwakaさんと、一緒に行きたい気もしたけどえいみが疲れ始めたので諦めて、そこで解散。
えいみにミルクをあげ、平岸霊園経由(去年、ここの紅葉もなかなか良かったのを思い出したから)で大通公園近くの雑貨屋さんへ。
雑貨屋さんについては、詳細はまた後日。

お天気次第ではもう一度くらい、撮りに出たい気もするなぁ。

Wショック

2009年10月20日 | 日常雑記
昨日より、新型インフルの予防接種が一部地域で開始された。
と同時に、予防接種の優先順位なるものも公表された。
それによれば、医療従事者、妊婦、基礎疾患のある人、1歳~小学校低学年、1歳未満の子の保護者および優先順位が高くても接種できない人の保護者、小学校高学年~高校生、65歳以上の人、の順になるようだ。
……アレ?
私が一番期待していた、1歳未満児はどこ?
と思ったら、「1歳未満の子供は受けられないので、その保護者が優先順位の上位に入っている」とのこと。

知らなかった……。
ショック。
調べてみれば、季節性インフルの予防接種も、1歳未満にはあまり有効性が認められないから接種を行っていない、という医療機関もあるそうで。
えいみが行っている小児科では6ヶ月児からインフル予防接種をやっているので、てっきり新型も受けられるものと思っていた。
「0歳児が受けられないから代わりに保護者がワクチンを接種し、感染防止の役割を果たさなくてはならない」ということだそうだ。

ただ、ものすごく素人感覚で言わせてもらうのならば。
インフルの予防接種はあくまで万が一感染した時にも重症化しないためのもの、であれば、接種したからといってかからないわけではない。
もし感染してしまえば、自分自身の症状は軽かったとしても保菌者になることには変わりがないわけで、とすれば結局無防備な0歳児にうつしてしまう可能性は同じなんじゃないの?と。
さて、自分は受けるべきか否か。
自分自身のことだけで考えたら、かれこれ15年以上インフルエンザとは無縁なだけに、弱毒性と言われる新型なんて恐るるに値しないような気もするのだけど。


そしてインフルとは全く無関係な、もうひとつのショック。

2年以上も愛用し続けている用紙、FUJIFILMの画彩「写真仕上げvalueはがき」。
はがきとして宛名面にも筆記や印刷が可能な用紙の中では、特厚でありかつ再現性も良い。
さんざん色々なメーカーの様々なグレードの紙を試した結果、たどり着いたものだった。
それが最近、ネット通販で手に入りにくくなっていた。
ついにいつも利用しているショップでも「在庫限り」の文字が出ていたのを発見し、これはおかしい、と思ってFUJIFILMにメールで問い合わせをした。
さっそく来た返信には、
「大変心苦しいのですが、Valueはがきは今年6月をもって販売終了とさせていただきました。現在のところは直接の後継品の予定はございません」と……。

かなりショッキングです、私にとっては。
仕方なく他に似たような商品がないかと探してはみたものの、どれも帯に短し襷に長し。
どなたか、以下の条件をクリアするような用紙をご存知の方がいたら、ぜひぜひ教えていただきたいです。

紙厚260μm以上
インクジェットプリンタ対応で、顔料インク対応
両面印刷可、うち片方の面は印画紙タイプまたは光沢
写真の再現力のあるもの
白色度95%以上
官製はがきサイズ(100×148mm)
できれば郵便枠あり、なくても可
できればカメラ・プリンター・PCサプライ・紙、のいずれかを主力商品にしているメーカーのもの

……とりあえず、早急に買占めに走ります……

花食い娘

2009年10月16日 | フォ撮りある記
普通の用事と、ものすごく気の進まない用事を済ませ、穂和の実家に少し顔を出してから家に戻る途中のこと。
桜の色付いた赤い葉があまりにもきれいで、このまま室内に入ってしまうのがもったいなくなった。

とりあえず急ぎの用事もないし、明日からはまたお天気が悪くなるとも言っていたし。
というわけでカメラを持って公園へ。


石切り場の跡地だけに、切り立った崖がそのまま残っている。
土と根っこが浮いているようにも見える。


枯れた虫食い葉も、秋の魔法にかかればアーティスティック。


そしてスリング抱っこをされたえいみは手当たり次第にいろんなものを掴む、食う。
和タンポポの根っこのコーヒーは知ってるけど、西洋タンポポのお花って……不味そう。
近すぎてピントが合わなかったので、記憶風味にレタッチ仕上げしてみました。

紅葉のちくじら

2009年10月12日 | フォ撮りある記
えいみが生まれたら1年くらいはほとんど撮りにいけないかもね、と諦めている私たち。
それは仕方がないけれど、市内で半日程度なら行けるでしょう、と、例年の紅葉撮影の定番、豊平峡へ。

夏の天候不順で、案の定、色付きは「そこそこ」といった感じ。
色付ききる前に枯れたり落ちたりしたと思われるような木も見受けられた。
昨年もほぼ同日に来ているのだが、それよりはまだ浅いという印象だった。


太陽は雲に隠れたり現われたりを繰り返して、光を取るのは一瞬の勝負。
山には雲の影がくっきり映ったりもする。


水溜りにも、秋が宿る。
豊平峡ダムの水位が高めなら、周りの山の紅葉がきれいに映り込むのだけど、昨年に続き今年もかなり水位が低く、湖に映るのは山肌ばかり。


侘び寂びを感じさせる風景につい目が留まってしまうのも、秋だからかしら?

風が強くて寒いながらも、時間が経つにつれてみるみる人の数が増えていく。
11時前くらいに帰途に就いたとき、豊平峡入り口には約70台の車の駐車場待ちの車が列をなしていた。
やっぱりここは、ゲートが開くと同時に入るくらいじゃないと、ダメなのよね。

帰りにはえいみが生まれて以来初めて、家族三人で外食。
久しぶりに食べたくて仕方がなかった、「平凡くじら屋」さんのラーメン。
どれを頼んでも外れない安心感が嬉しい(一応)ラーメン屋さん。
本日は「大辛つけ麺」と「辛みそラーメン」を太麺で注文。
んまかったっす!!
次回こそ、隠れた絶品メニューという噂のピザを頼むのだ!←いつもラーメンの誘惑に負けている

昨日は大量のアラレも降った。
初雪も、遠くなさそう、かな。

めっこめし

2009年10月08日 | 日常雑記
平日の夜は、穂和が仕事から帰宅したらまずえいみをお風呂に入れる手伝い(お風呂から上がったら受け取ってもらい、服を着せて寝かしつける役)をしてもらって、それから夕食となるのが我が家のパターン。
寝かしつけが終わったら少しでも早く夕食にしたいと、なるべく「温めればできあがり」の状態にまで準備をしておくようにしている。

昨夜もそのつもりで、日中も気温の上がらない寒い日だったからとおでんを作っておいた。
お風呂から上がって、おでんの鍋に火を入れ「今日はまぁまぁなお味かな♪」などと自己満足しながら温まるのを待つ。
そして器に盛り、ご飯をよそい……と炊飯器を開けて愕然とした。
炊けていない、水を入れたままのお米が入っているならまだ良い。
今回はお水がないまま生米が炊けて(?)いたのだ。
お米を入れて、水を入れずに、炊飯器が「炊けた」と判断してホカホカと保温されている生米。

「ごめんね。どうしよう。冷凍ご飯ならあるからすぐに出せるけど」と穂和に言うと、
「待つから良いよ、炊きたてが食べたいな」という返事。
自分のマヌケさに腹を立てつつ、水を入れて再度炊飯ボタンを押す。

と、早炊きにしたからか、思いのほか早く炊き上がりのブザーが鳴った。
おでんを温めなおし、炊飯器を開ける。
……まるでおかゆのような見た目。明らかにおかしい。
水の分量は間違えていないはずだし、と思ってひと口食べてみる。
……芯がある。美味しくない。
「めっこめしになっちゃったのか」と穂和。
お酒を入れて炊きなおせば食べられるようになるかも知れないから、ネットで調べてみれば?と言われたものの、これでやり直してもまたまた失敗だったら、いつになったらご飯が食べられるかわからない。

仕方なく、めっこめしは鍋にあけてえいみの離乳食用のおかゆとして作り直すことに。
空いたお釜で三度目の正直のお米の炊き直し。
ようやく夕食にありつけた。
でも温め直しを繰り返したおでんは汁が少なくなってしまって寂しい感じに。
あーあ。

さて、2合分もあっためっこめし。
離乳食初期で少量しか食べないえいみの分としては、冷凍するにしても多すぎる。
というわけで、半分以上は私の翌日のご飯となった。


朝食には小松菜とじゃことしいたけを入れて、あっさり風味のおかゆ。
お昼は少しこってり気味で行こうかな。

おかゆと言えば、横浜中華街のおかゆ専門店のおかゆは美味しかったなぁ。
お米は火を通すといくらでも水分を吸収してペタペタになるのに、あそこのおかゆはちゃんとスープもたっぷりあって、そのなかに粥状のお米がある。
そしてそのスープがまた美味しい。
久しぶりに食べに行きたいなぁ。

つみきとつきみ

2009年10月04日 | 日常雑記
穂和がえいみの遊び道具にと、物置に残っていた木の端材を使って積み木を作ってくれた。


脚立に乗せて乾かし中。

ニスや塗料はもちろん安全性5つ星の、乾けば舐めても大丈夫なものを使用。
夏と違って陽が短く気温も低かったので、二度塗り三度塗りをするにも時間がかかり、午後から始めた作業は夜まで続いた。

色塗りしているのを見るのが面白くて、作業部屋にした2階の部屋に行くと、東に面した窓にはちょうど満月が。
「そういえば冷蔵庫にお団子が入ってたよね」
そんな穂和の言葉に、急遽お月見をしようということに。
お盆に麦茶のコップとお団子のお皿を載せて、えいみを連れて再び2階へ。
作業部屋では雰囲気がないので、と、寝室のバルコニーへ移動し、外へ出て家族揃って月を見上げる。

まん丸で明るい月に、たまに形のハッキリとした雲がかかっては通り過ぎていく。
きっと昨年くらいまでならこんな月の日には家にいないで、どこかの公園か支笏湖あたりに月と月の光でできた影を撮りに行っていたんだろうな、などと思う。
でも家からのんびり見上げるのも悪くないよね。


月の写真は撮らなかったので、お団子の写真。

支笏湖と言えば、今日の日中、スーパーへ買い物に出かけた帰りにヒッチハイカーさんと出会った。
稚内から来たという22歳の青年。
支笏湖へ行きたいとのことで、最初は「だったら私たちも一緒に久しぶりに支笏湖へ行こう!」という話だったのだが、急ぎの用事が入ってしまい、支笏湖への一本道である山道の手前、支笏湖行きの車が多く立ち寄るトイレ付きパーキングでお別れした。
彼は無事、支笏湖へとたどり着けたかな?