衆院議員選挙が終わった。
事前の調査などで民主党が大勝、という結果が出ていたのは知っていたが、ここまで圧倒的大差になるとは正直思っていなかった。
自分がどこに投票したかは別として、決まったことは決まったこと。
期待と不安を積んだ新しい船が出発をした。
この先、どうなっていくのか。
もちろん、期待はしている。
でも不安もある。
自分が参加できるのは、ここまで。
あとは結果がどうなっていくのかを見守ることしかできない。
だからこそ、しっかりと事実を見ていきたい。
過大評価でも、「とにかく批判」という姿勢でもなく。
選挙報道をみていて、ふと私の大好きな小説の文章を思い出した。
芥川賞作家、三浦哲郎氏の書いた長編小説「海の道」の一節だ。
『人の道は、海を走る潮の道とおなじように、右に寄り、左に寄りして、定まった道筋があるわけではない。そして、浜の漁師たちはただ腕を拱いて、潮の道が近づくのを待つより仕方がないように、勢いづいた他人の道は、誰しもただはらはらしながらみているほかはないのである。』
(新潮社刊 三浦哲郎著 「海の道・忍ぶ川 新潮現代文学57」より抜粋)
そのまま当てはまる、という意味ではないけれど、何か通ずるものがあるような気がして。
さて、北海道はすっかり秋。
晴れた日の空はどこまでも青く、高い。
あの風は、あの雲の道をどこへ運んで行くだろう……?
事前の調査などで民主党が大勝、という結果が出ていたのは知っていたが、ここまで圧倒的大差になるとは正直思っていなかった。
自分がどこに投票したかは別として、決まったことは決まったこと。
期待と不安を積んだ新しい船が出発をした。
この先、どうなっていくのか。
もちろん、期待はしている。
でも不安もある。
自分が参加できるのは、ここまで。
あとは結果がどうなっていくのかを見守ることしかできない。
だからこそ、しっかりと事実を見ていきたい。
過大評価でも、「とにかく批判」という姿勢でもなく。
選挙報道をみていて、ふと私の大好きな小説の文章を思い出した。
芥川賞作家、三浦哲郎氏の書いた長編小説「海の道」の一節だ。
『人の道は、海を走る潮の道とおなじように、右に寄り、左に寄りして、定まった道筋があるわけではない。そして、浜の漁師たちはただ腕を拱いて、潮の道が近づくのを待つより仕方がないように、勢いづいた他人の道は、誰しもただはらはらしながらみているほかはないのである。』
(新潮社刊 三浦哲郎著 「海の道・忍ぶ川 新潮現代文学57」より抜粋)
そのまま当てはまる、という意味ではないけれど、何か通ずるものがあるような気がして。
さて、北海道はすっかり秋。
晴れた日の空はどこまでも青く、高い。
あの風は、あの雲の道をどこへ運んで行くだろう……?