ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

サミット近し油は高し

2008年06月30日 | 日常雑記
6月初旬のこと。
平取に向かって千歳空港の近くを車で走っていたら、2箇所で大々的な検問をやっていた。
事件でもあったのかと思っていたら、翌週末にも同じ場所でやっていた。
サミットに向けての警備強化なんだと気付く。
ここ一週間ほど、やたらと街の中でパーバスを見かける。
中にはたくさんの囚人…ではなく、警察関係(と思われる)人たちが乗っている。
白バイも多い。
警視庁を始め、福島、宮崎、福岡などなど全国各地のナンバーがいる。
サミット近しなのね。
北海道が世界に知ってもらえる…、洞爺湖サミットが決まったと知った時はそれなりに嬉しかった。
財政の厳しい地方にとって、いい経済効果もあるかな、と期待もしていた。
でもどうやら、サミット関係の大掛かりなお仕事は、本州資本の大企業に取られてしまったという話を聞く。
北海道企業、頑張れよう…。
サミットはもう来週からスタートだ。
明日からもう7月。

月末といえば、最近ではすっかり恒例行事のようになっている行列が、今日の夕方にもあちこちで見られた。
うっかり左よりに走っていると、気がつけば巻き込まれているガソリンスタンド渋滞だ。
安さが売りのスタンド近くには、平気で2~3kmの列ができている。
北海道の人は冬場の習慣からか、渋滞に並んでもアイドリングストップをすることが少ない。
思わず、「待ち時間に消費されるガソリンと値上げ後の差額と、果たしてどちらがお得なんだろう?」と考えてみたりする。

洞爺湖サミットの重要議題のひとつである、環境問題。
ガソリンが値上がれば自家用車の使用が減って環境に優しい、なんて意見があったが、広大な面積を持ちかつ人口の少ない北海道では車は生活必需品だ。
代替手段が乏しければ、使わざるを得ない。
今は夏だからまだいいが、この調子で油の値段が上がり続けたら、冬場はどう生きればいいの?
文字通り死活問題だ。

一円でも安いうちに。
月末渋滞、それは、サミットという世界的イベントがあっても経済が上向きにならない地方社会の、切実なる願いの列なのだ。

おさんぽ散歩

2008年06月25日 | フォ撮りある記
22日日曜日。
お天気の持ちも良くないようだし、札幌も小樽もマラソンで交通規制が入るし、ということで遠出はやめて近所の西岡公園へ。
木の幹に潜む幼虫をついばむ野鳥を収める。
帰りがけに公園の入り口で、前にも見かけたことのあるご夫婦に会い、撮れた野鳥の名前が「エナガ」であることを教わる。



太陽が出ている時間は短かったけど、久しぶりに西岡公園をゆっくりお散歩できた。
そしてやっぱり仕上げはマクロ。

羽が赤いトンボや、カルガモの親子のお散歩など、いっぱいかわいくて楽しいものもいっぱい撮ったのにね。

ところで、LightRoomはいつになったらE-520のRAWに対応してくれるのかしら。
そろそろ現像したい写真もあるんだけど。
(いえね、わかってますよ、LightRoomじゃなくたって現像できることくらいは)

原点って

2008年06月23日 | 日常雑記
自分が残してきた足跡。
寄り道はしても、ずっと一本筋を通してきたはず。
他のことに目がくらんで、道を逸れそうになったこともあったけど、いつもちゃんと軌道修正をしてきたはず。
今まで何のために、何を目指して、足跡を積み重ねてきたのか。
昨日や今日始めた人には追いつけないだけの蓄積が、自分にはある。

そう、思えたら、吹っ切れた。
切り分けられた。
すっぱりと。

と思ったら、長いこと枯れる寸前を彷徨っていた私の中の泉に、ようやく新しい水がじわじわと染み出てきた。



そして「ぽよ」っとひょんな位置から生えてみる。

むかわ温泉『四季の館』

2008年06月19日 | 温泉・スパ・銭湯
シェアブログ1601に投稿
鵡川町の道の駅、むかわ四季の館の中にある温泉。
ホテル「四季の館」の施設のひとつでもある。

ホテルのフロントも兼ねた入り口でお金を払って中に入ると、通路が左右に分かれる。
左へ行けば軽食の摂れる食堂とお休みどころと大浴場。
右手はプール、そしてプールを見下ろす形でつながっている階段を上がっていくとフィットネスルーム。
大浴場の入浴料だけでこのフィットネスルームも自由に使うことができる。
ただし上履きの持参が必要。
上履きさえあれば、フィットネスマシーンをたっぷり楽しんでから温泉にゆっくり浸れるという、贅沢を楽しむこともできそうだ。

大浴場は、AとBとふたつの形があり、日替わりで男女が入れ替わる。
私が行った日はB浴場が女湯だった。
脱衣場は壁にそって大小の鍵付きロッカー、中央には脱衣かご置き場。
浴室に入ると20席分の洗い場と、立って使用するシャワー、サウナ、水風呂がある。
内風呂は温泉で満たされた大きな湯船と寝湯。
露天は二つ、どちらも15人くらいが入れそうな中くらいのサイズで、温泉と月変わりの薬湯。

身体も洗い、さてと、と湯船に沈むととたんに強烈なピリピリ感がアトピっ子の私の全身を襲う。
ここの泉質はナトリウム塩化物強塩泉。
ただのナトリウム塩化物泉ではない、「強塩泉」なのだ。
これは長くは入れないかな、と思いきや、数分ジイっとしていれば少しずつ慣れてくる。
一度慣れれば、もう湯の中で身体を動かしたり、湯から出たり入ったりしても大丈夫だった。
露天とは言っても、四方を壁に囲まれて、ぽっかり空いているのは天井だけ。
それでも天気が良ければ、ぷかーっと湯に浮かびながら見上げる青空は理屈ぬきで気持ちがいい。

そしてココの温泉のお気に入りポイントは、なんと言っても広々としたお休みどころ。
二つの大浴場にはさまれるようにある休憩所は、長机と長机の間の床や壁沿いのソファーでゆっくり脚を伸ばせる広さがある。
寝ていても他の人の邪魔にもなりにくい。
マンガとテレビとあって、長湯の女性を待つ男性もきっと待ち時間が苦にならない。

入浴料 大人500円、子供200円、小学生未満無料
バスタオル、フェイスタオルをレンタルする場合は、200円追加。
ドライヤーは普通のものは無料、イオンドライヤーは1分10円
日帰り入浴時間 10:00~22:00 年中無休(夏季のみ朝風呂もあり。日時は直接確認を)
泉質 ナトリウム塩化物強塩泉
付属施設 フィットネスルーム、プール、軽食喫茶、お休み処、喫煙所
 道の駅内にはレストラン、地場農産物販売所、お土産物店もあり
所在地 勇払郡むかわ町美幸3丁目3-1
公式ページはコチラ

■最終訪問日 2008年6月

マクリスト

2008年06月18日 | フォ撮りある記
15日日曜日。
前日夜から、しばらくご無沙汰だった支笏湖畔へ。
朝は雲が多いながらも、オコタンペ湖には朝もやが。
千歳川と湖の間は今年も底に藻が元気に生え始め、あのきれいな緑色の川が戻っていた。

9時からは、札幌市内の公園で穂和の会社の野球チームが試合をするとのことで、支笏湖は下見程度で切り上げる。
穂和が野球を撮っている間、私は公園内を這いずり回る。
そんなつもりはなかったのだけど、足元を見たら小指の爪の半分もないような小さな花が無数にあって、マクロ撮影を始めたら止まらなくなってしまったのだ。

新しいカメラを持ってから、前にも増してマクロ熱が止まらない。
ブログに写真を載せようと思って見返しても、気に入るのはマクロなものばかり。
たまにはマクロではないものを、と思ってようやく選べたのは、望遠…マクロ。
やっぱりマクロか。



まぁ、好きで撮っているんだから、マクロばかりでも許していただきましょう。
気長にお付き合い下さいませ。

和な心

2008年06月17日 | 日常雑記
つい先日、4月の初旬に参列した従妹の結婚式のアルバムが完成したのでようやく送った。
お礼のメールが来て、喜んでもらえたみたいで良かった、とこちらも嬉しくなっていた。
そして今日、帰宅してみると郵便局からの不在票が。
差出人は従妹夫婦になっている。
さっそく再配達をお願いすると、1時間もしないうちに届けてくれた。
開けてみたら、なんともステキな扇子が2本。
男物にはとんぼが2匹、女物にはかわいらしいうさぎが空を見上げている。
しかもそれぞれの名前入りな上に、専用の袋まで付いてる。

          

お茶やタバコのオマケに付いてくる、端木と紙の扇子とは違う。
ちゃんと塗りを施した竹と布でできている、扇子。
オマケ物に比べればまだウチのオカメーズに狙われにくい素材(そういう問題ではない)。
和な心、夏の粋にぴったりの嬉しい贈り物。
2年前に祖母が縫ってくれた浴衣も、結局着そびれたままになっているが、今年こそは袖を通して、夫婦揃って浴衣に扇子を持って花火大会などはいかがでしょう。
でも絶対大人しく花火なぞ眺めていられないに違いない。
扇子は耳か腰に挿したまま、二人揃ってカメラを構えているであろうことは想像に難くない。

写真の背景は、その祖母が作ってくれた浴衣。

とまとしょうゆ

2008年06月14日 | 北海道だべさ!
先週の平取すずらん祭りのお話の続き。
毎年、すずらん祭りの会場では根付きすずらんをもらうための列に並んで順番を待つ間に、売店にある「トマトアイス」を食べるのが慣わしだった。
平取町は桃太郎トマトが名産品のひとつで、それを使ったこのトマトアイスはさっぱりさらりとした甘さでとても美味しいのだ。
ところが今年、そのトマトアイスを見に行ったらその横に「トマト醤油」なるものが。
読んで字のごとく、トマト果汁入りの醤油らしい。
さすがにその場でいただく類のものではなかったので、購入して帰り試してみることに。

          

結果。
トマト味はほんの気持ちだけ、ではあるけれど、牛肉をさっとホットプレートで焼いて(ほとんど炙る程度)この醤油を付けて食べると絶品!
まぁこの時の牛肉そのものが普段絶対食べないような良い肉だったせいもあるのでしょうが。
きっと刺身につけたり、手作り和風ドレッシングに使っても美味しいのではないかと思う。

JA平取町のホームページを見たが、このトマト醤油はまだ通販では扱っていなかった。
新商品だから試験販売のようなものかも知れない。
平取町まで足を運ばなければ手に入らないのね。
ただ、桃太郎トマト(これ生で食べたらなまら甘くてうまいっす)や平取和牛(肉骨粉を使っていない健康牛。柔らかさがたまりません)などは通販でも買える様子。
値段は味への期待を裏切りません。時価って書いてあるけど。
JA平取町公式ページはコチラから。

にほんブログ村 地域生活ブログ 北海道情報へ


ところで今朝、東北で大きな地震がありましたね。
たまたま道南の静内にいた私たちも揺れを感じたくらい。
かなり範囲が広かったようですね。
秋田にいるはずの友人一人と、まだ連絡が取れていなくて少し不安です。
おそらくケイタイの回線そのものが混み合いすぎて、メールが未着になってるだけだとは思うのですが。

ウェディング日和

2008年06月12日 | 日常雑記
去る8日、会社の人の結婚式に参列した。
居酒屋のバイト先で知り合ったという二人はどちらも飲み好き。
新郎(うちの会社の人)は、足元に酒捨てバケツを用意することなく、注がれるビールや樽の日本酒をざぶざぶと飲んでいた。
入籍はちょうど1年前ということで、もう「新郎新婦」と呼んで良い範囲を超えているような気もするが。

何度参列しても、新婦のウェディングドレスには「いいなぁ、自分も着たい」と思い、両親への手紙ではつい涙をしてしまう。
そして穂和に、うちらももう一度結婚式やろうよ、と言っては断られる(注;私たちもちゃんとドレス&タキシードを着て結婚式を挙げている)。



宴のあと。

今年は何故か結婚式ラッシュだ。
しかも今回の会社の人と同じように、とっくに入籍していて式だけ今年というカップルが他にもある。
4月の従妹の結婚式を皮切りに、9月までに4組。
本当はあと一組、川崎の友人からも招待状が来ていたのだが、申し訳ないけれどお断りしてしまった。
名古屋で挙げた従妹以外はみな、会費制の北海道での式だからまだ助かっているけれど、これが全て招待制でしかも道外ばかりだったら確実にお祝い貧乏になっているに違いない。

人の結婚式によだれを垂らしている場合ではない。
6月8日は自分たちの結婚(入籍)記念日でもある。
3周年です。
穂和どの、よくぞ3年もこんなワタクシに我慢をし続けて下さいました。
最低でもあとこの10倍くらいの期間は我慢して下さい、それを超える頃にはきっと諦めがつくと思いますので。

雨でこそ

2008年06月11日 | フォ撮りある記
マイ一眼E-520を持って初めての平取町すずらんまつり。
訪れたのは7日、葉が出すぎてしまう前で、ほどよく咲いてかわいい姿が見えている。
いつもなら夜から明け方まで雨模様で、まつりの始まる頃には太陽が出てくるというパターンだったのだけど、今年は予報からして晴れる気配なし。
けれど雨があれば滴がつく。
晴れなければ滴の持ちがいい。

マクロ好きな私が、7倍拡大でピントを合わせられる一眼を持ってしまったら、滴マクロを撮らないわけがない。
まともなすずらんの写真などほとんど撮らず、葉や花についた滴とのにらめっこばかりしていた。
息を止めすぎて呼吸困難になりながらも、すずらんの写りこみに成功!



もらってきた根付きすずらんも、今のところ順調に育っている様子。

悔しいのは、カメラが新商品なだけに、家の現像ソフト(adobe LightRoom)がRAWに対応していないこと。
時期に対応してくれるだろうとのんびり待っているが、jpg画像しか使えないのはちょっと寂しいかな。
(今までずっと、RAWが使えるカメラでもjpg撮りしかしてなかったでしょ、という声は聞かないことにしてと)
もちろんカメラに付属しているOlympus Masterというソフトを使えばRAW現像はできますよ、念のため。
でもすっかりLightRoomを使い慣れてしまったので、どうも、ねぇ。

ぽぽちゃん

2008年06月10日 | オカメインコ
念願の魚眼レンズをGETしたのはもう先々週のこと。
魚眼といえば、犬や猫の顔をどアップに撮ったものが数年前に流行ったことがある。
そのときは全くもって興味をもてなかったのだが、zorgで魚眼を使った写真を見ているうちに、いろんな使い方があるし面白いかもと思うようになっていた。
が、値段が高い。
その値段を払うなら他のレンズを…とやっているうちに延び延びになっていた。

でもまぁ、新しいデジカメ(しかも自分専用一眼!)を買うなら、穂和にも新しいレンズを買ってあげないと不公平。
というわけで今回の購入と相成ったわけだ。

魚眼を買ったら、やっぱりやってしまうのが、ウチのオカメーズのどアップ。
……何かに似てる。どこかで最近良く見かけてる。
と思い当たったのは、フジテレビ系列の「ザ・ベストハウス123」で今やシンボル的存在になってしまったコノハズクのポポちゃん。
あちらは本当に細くなっているのだけど、ウチのオカメは魚眼でデフォルメされただけ。
でもこの頭でっかち具合がポポちゃんだ(かわいー!)と思っている私は、きっとただの親バカなのだろう。