ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

ヘキサイッター!

2007年09月26日 | オカメインコ
先々週の健康診断でヘキサミタの見つかった我が家のオカメインコ、アトラ。
飲み薬を14日分処方され、本日再度検査ということで病院へ。
触診、視診、体重には問題なし。
体重が見事1gも変わっていなかったのにはちょっと驚く。
人間が50kgとして考えると590g……やっぱりすごいかも。
600gくらいの体重なんて、あっという間に上下するもんね。
空を飛ぶ生き物って、すごいもんです。
さて、問題のフン検査。
顕微鏡の画像をじっくりじっくり見つめる先生と私。
いない。
いくら探しても、動いているものはいない。
シスト(寄生虫が殻にこもった状態)も、あるにはあるが数が激減している。
「偉いわねアトラちゃん、ちゃんとお水飲んでたからお薬が効いたわね」と先生。
「味オンチだもんね~」と私。
でも本当に、アトラの味オンチ?にこのときばかりは感謝。
これが神経質なチョコだったらこうはいかなかったかも知れない。
なんといってもチョコは、最初にショップからお迎えして3日間、全くの飲まず食わずだったという過去がある。
ショップと全く同じエサを入れてあったというのにも関わらず、だ。
今でも長期不在でショップに預けると、いつものエサなのに食べず、ショップで用意された高カロリー食を(少ししか食べなくても体力が落ちないように)追加されることがあるほどだ。
そんなチョコが、いつもと違う苦いお薬入りの水など与えたら、果たしてアトラのようにガブガブと飲んでくれていただろうか。
一方のアトラは好奇心旺盛、そして悪食とまではいかないまでも、チョコが選り好みして食べないような野菜までとにかく口にしようとする。
普段は気をつけていないと危険な子だが、こういうときばかりはとても助かる。
ともあれ今回はそのお陰で、先生も驚くほどの効果が上がったのだ。
「腸内細菌のバランスも崩れていないし、もう2週間分お薬を出すので、飲みきりにして下さい。フンの様子を見ていて、水っぽかったり緩かったりしなければ、そのまま様子を見て半年後くらいにまた見せてください」
そんな指示をもらって、病院を後にする。
「半年後の検査では、性別もハッキリとわかるわね」
という言葉とともに。
さぁアトラ、あともう2週間だけ我慢しようね。
……ほとんど苦痛を感じていなさそうではあるけれど。

雷雨、時々虹

2007年09月25日 | 日常雑記
朝っぱらから激しい雷雨に見舞われた札幌。
思わずパソコン関係の電源を抜いてしまった。
昨日までの3日間で撮った2000枚以上の写真、まだ見ていないものもあるのに、消えられたらイヤだったし。
家の窓が震えたり、職場の蛍光灯が暗くなったりするほど暴れまわった雷さんだったが、夕方にはこんなステキな姿も。
あ~あ、こんな日に限って、お散歩コンデジを家に置いてきてしまったのが悔やまれる。
写真は穂和がケータイで撮ったものを拝借しております。

中秋の名月は、雲の傘を被っておりました。
それにしても寒くなった。
仕事帰りに見た道路の温度計は11℃。
そろそろストーブを空焚きして、準備しないと。
オカメインコたちのヒーターは、夜間のみ今夜からつけ始めます。

女満別町「ひまわり温泉」

2007年09月22日 | 温泉・スパ・銭湯
シェアブログ1601に投稿
女満別を南北に走る国道39号線から降りて、女満別空港に向かう道を一本入ったところにある小さな温泉。
道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」にも案内チラシが置いてある。
国道から見ると空港の手前になるのだが、空港から車で10分程度と、とても近い場所にある。
例えば飛行機で道外へ帰る人なんかが、ちょっと時間に余裕があれば一休みしていくのにちょうどいいと思われる立地だ。
最初からこの温泉を目指して行った私たちだったが、迷わずたどり着いたものの、入り口で躊躇してしまう。
広めの駐車場に車が1台しかいない。
建物の照明も、薄暗い。
土曜日の18時半。定休日ではないはずなのに、どうしたことだろう。
と思って受付で声をかけたら、「どうぞお入り下さい」とのこと。
身体が冷え切っていたので、ホッとしながらさっそくお邪魔することに。
中へ入ってわかったのだが、入り口のすぐ左手のスペースは食堂兼売店になっていて、こちらが時間外で照明を落としていたから暗く感じたのだ。
中にはコインロッカーがないとのことで、受付にある鍵付きロッカーに貴重品を預けていざお風呂へ。

脱衣所やお風呂の感じは、まさに銭湯。
それほど広くないスペースにイスと脱衣カゴ、扇風機、洗面台、鏡、そしてドライヤー、以上。
内風呂にも凝ったものはなく、少し出の良くないシャワーとカラン、洗面器とイスがある他は、それぞれ10人入ればいっぱいになりそうな、熱めの浴槽とぬるめの浴槽があるだけ。
露天風呂も大きくて透明なガラス張りの窓もない。
なのに。
なんとも言えず、イイ。
飾り気のない感じが、逆にすごく気楽なのだ。
近所のオバチャン方がブロッコリーの育て方の話をしていたり、今年の収穫の話をしていたり。
老いも若きも1日の疲れを癒しにいらっしゃい、ただそれだけ、といった気兼ねのない雰囲気がとても良かった。
もちろんお湯もいい。
毎日入れ替えている(小さなお風呂だからこそできることだと思う)お湯は、源泉100%かけ流し。
お湯に浸かるととたんにお肌がぬるっとした手触りになる。
『筋肉を中和させる成分で、炭酸水素イオンが46.7%も含まれているのは非常に珍しい』『アルミニュウムイオンが含まれている温泉は珍しく硫酸イオンと結びつき自然のみょうばんに変化、殺菌、制汗、消臭効果がある』(案内パンフレットより抜粋)とのこと。
化学的なことは詳しくわからないまでも、とにかく、ホルモンバランスの崩れる時期でザラついていた私の顔のお肌を、1回の入浴でツルスベに戻してくれたことだけは間違いがない。
リラックスできて、気持ちがいい。
それだけで充分。
テレビ付きの休憩所は畳敷きで、ゆったりと足を伸ばせる。
喫煙所(2F)では、女満別の歴史本や写真集などが自由に閲覧できる。

入浴料 大人390円、子供140円、幼児70円
バスタオル、石鹸、シャンプー等の備え付けはないため、持参するかその場で購入が必要。
泉質 ナトリウム炭酸水素塩化物泉
営業時間 11:00~22:00
定休日 毎月第2・第4水曜日、1月1日
所在地 網走郡大空町女満別西4条5丁目4-2
公式サイト(大空町HPの中)はコチラ。

■最終訪問日 2007年9月
(この時は、期間限定とのことでシャンプー&リンス、ボディソープが浴室に置いてあった)。


にほんブログ村 地域生活ブログ 北海道情報へ

とまとまと

2007年09月19日 | 日常雑記
先日、お義父さんの畑で育ったミニトマトをたくさんもらって来た。
弾けんばかりのみずみずしさ!
……と思ってたら本当に弾けた。
保管の仕方が悪かったのだろう。
さて、割れてしまったらもう早く食べなければ、傷んでしまう。
この果物みたいに甘くて美味しいトマト、どうやって食べるのが一番いいかな?
チキンか何かを入れて、トマト煮にするのが無難なところかしら。
でも我が家ではあまりにも定番メニュー。
たまには少し変わったアレンジがないかなぁ。
それもあんまり難しくないやつで。

何かいい料理方法をご存知のかたがいたら、教えて下さいな♪

中富良野温泉「万華の湯」

2007年09月18日 | 温泉・スパ・銭湯
シェアブログ1601に投稿
富良野市内と美瑛を結ぶ、花人街道237号沿いにある、スパリゾートホテル「ふらのラテール」内の、天然温泉。
道を走っていると大きな看板と広い駐車場が目に入るが、名前を読み間違えてはいけない。
「ばんかのゆ」と読みます。
日帰り入浴が可のこの温泉、洋風と和風があり、男女が日替わりで入れ替わるようになっている。
まだ新しいので施設はどこもきれい。
入口から入ると、温泉のフロントとホテルのフロントが別々にある。
2階にお風呂があるため、入浴料を払って階段を上る。
廊下にはいたるところに富良野・美瑛の美しい写真が飾られている。

お風呂ののれんをくぐると、100円コイン式のロッカーがずらりと並ぶ脱衣所が。
浴室内には、シャンプー、リンス、ボディーソープと、クレンジングオイル(ピーリング効果あり)のボトルが揃っている。
内風呂はぬるめ、熱めのお風呂、壷風呂、バイブラバス、水風呂、ハーブサウナ。
ハーブサウナは低温なら入ってみたかったが、80℃の高温だったのであきらめた。
その他に、和風風呂なら檜風呂、寝湯、打たせ湯、洞窟風呂。
洞窟風呂は少し奥まったところにあって、丸い浴槽に、周りの壁が洞窟を模した岩でできていて、声がよく響く。
ちょっぴり秘境気分を味わえる。
洋風風呂はミルキーバス、雲海風呂、スターダスト。
スターダストは天井に星が流れるように見える演出があって、温泉に浸かりながらプラネタリウム気分を味わえるようになっている。
屋外には露天風呂。
こちらは通常の露天風呂にありがちな柵を、あえてマジックミラーに入れ替えたとのことで、天気がよければ正面に十勝岳連峰が眺められるらしい。
残念ながら私が行ったのは夜だったので、外は真っ暗闇だったけれど。
露天の岩風呂は、湯の中にちょうどいい高さの腰掛岩があるのだが、湯が無色透明ではないので暗い時には上からは全く見えない。
浴槽沿いに移動するときには注意をしていないと、足を引っ掛けて危ないかも。
空は広いし、道路側は建物に遮られているから静かだし、のんびりと足を伸ばせて気持ちがいい。

温泉から上がったら、軽食と食事のできる食堂へ。
広さがあるので、人数が多くても大丈夫。
眠れはしないけれど、足を伸ばしてゆっくりできる。
有料のマッサージやコイン式のマッサージ機もある。
ホテル宿泊なら、露天風呂付きツインルームなんてのもあるらしい。
露天風呂付きのお部屋での宿泊、憧れなんだよなぁ。
写真を撮りに行く時は、いつも車中泊だし(費用の面もあるけれど、何より日の出からが勝負な私たちにとって、チェックアウトの時間や寝過ごしの心配のある宿泊よりも、車中泊の方が都合がいい)。
でもいつか泊まってみたいなぁ。

入浴料 大人980円、子供500円。
バスタオル、フェイスタオル無料。
ドライヤー、ヘアブラシ、化粧水の備え付けあり(無料)。
泉質 ナトリウム・カルシウム塩化物泉。
日帰り入浴営業時間 10:00~23:00(受付は22:00)。
所在地 空知郡中富良野町東1線北18号
  国道237号沿い
公式サイトはコチラ

■最終訪問日 2007年9月


にほんブログ村 地域生活ブログ 北海道情報へ

ロケハン日和

2007年09月16日 | 北海道だべさ!
今年も美瑛の朝霧を撮りに行きましょう、とは前から決めていたこと。
けれどその前に、十勝岳連峰のひとつである三段山に登ってみようか、と話をしていたのだが、三連休の前半は全道的に雨予報。
カメラを持って山に登るのに、しかも本格登山の装備なんかないのに、雨の日にはそれは無理。
それなら、朝霧に来る前のロケハンを兼ねて、美瑛川の青池と、今まであまりに「ベタ」過ぎて行かなかったいわゆる観光撮影スポットめぐりでもしてみましょうか、ということになった。

雨は午後から、というスポット予報だったのに、7時台からもう降り出してしまう。
青池は、以前には「立ち入り禁止」だった場所が、看板もなくなって、車の入った跡もできていた。
いよいよ工事が進んで、工事車両が入りやすい形に直された結果なのだろうか?
確かに、前に池だったところは整地されて池から川の一部になっていた。
それともあまりに人気が出てしまったので、町側が諦めた?
いずれにしても、入りやすくはなったけれど、これで荒らされるようなことがあればまた規制されてしまうわけだから、入るほうも節度を持って楽しまなくてはと思う。



本降りの雨と霧で視界の悪くなった望岳台でwakaさんたちと合流し、美瑛の国道より西側のエリアをぐるぐると巡る。
マイルドセブンの木、親子の木、セブンスターの木、ケンとメリーの木、などなど。
さすがに観光バスとレンタカーが多かった。



途中の丘の風景。黄色いのはジャガイモの葉。

美瑛に来ればお約束の、「洋食や純平」でエビフライに舌鼓を打ち、今度は国道から東側のエリアへ。
三愛の丘、水沢ダム、そして上富良野へ。
雨の日は暗くなるのが早い。
日新ダムを一周したところでロケハンを終了、中富良野にある温泉「万華(ばんか)の湯」で温まってから帰宅。
万華の湯では、思いがけないハプニングがあったのだけど、それはきっと穂和が明らかにしてくれると思うので、割愛。

さてと、10月の前半に朝霧を撮りに来るときは、ちゃんとお天気に恵まれますように。

ヘキサキターッ!

2007年09月12日 | オカメインコ
先月の半ばくらいから、家の前でロードヒーティングの改修工事が始まった。
神経質な性格のオカメインコ、チョコがどことなく元気がなくなったのはちょうどこの頃からだった。
羽の抜け変わりも重なって、毛引き症のチョコの羽は薄く、哀れな感じに。
見かねたダンナに「一度病院に連れて行きな」と言われ、お世話になっている「さっぽろ小鳥のクリニック」へ。
ここの病院は小鳥専門ということと、女性の先生を始めとしたスタッフの感じが良いので頼りにしている。
以前は週3日、午後の診療のみだったのだが、今は同じ週3日でも午前中から診療をやっていた。
ついでにアトラも健康診断をしてもらおうと、連れて行くとなれば一緒のカゴに入れられないため2個のケージを抱えて出かけることに。

さて診察。
チョコは、やはり工事の音のストレスのせいで元気がないのではないか、という診断。
筋肉も体重(94g)もフンも立派で、文句なしの健康体だと聞いて、まずは一安心。
工事は11月まで続くので、いっそ慣れてもらうしかないのかな……。
一方のアトラ。
先生がカゴに手を入れると嬉しそうに近付いて頭を下げる。
診察だってば。撫でてなんて甘えてる場合か!とツッコミを入れたら、先生はちゃんと撫でてくれた。
もちろんその直後にはガッシリ掴まれていたけれど。
筋肉も体重(83g)も立派。
そしてフンの検査。
顕微鏡の画面はこちらも見られるようにモニターがついているのだが、先生が何やらじっくりと観察している様子。
そして。
「ヘキサミタ、いますね~」
ヘキサミタ、キターーッ! 思わず声に出してしまう。
シストが数個、成体は、目にも留まらぬ速さで駆け抜けて行くヤツが1匹。
ヘキサはラブバード類が持っていることの多い寄生虫。
人間には感染らないが、鳥同士はもちろん感染する。
潜在したまま症状が出ないことも多いらしいが、換羽時期や体調を崩したときに虫の活動が活発になる。
鞭毛のついた成体と、シストと呼ばれる殻にこもった状態とが、顕微鏡で観察できた。
生後1年を過ぎた子は、徹底した消毒をしても完治率は50%を切るとのことで、アトラは投薬で数を減らし、うまく共存していく方向で治療することにした。
チョコの毛引きとか、私のアトピーなんかと一緒やね。
1年間もそうとは知らずに一緒に遊んでいたチョコには、昨年の健康診断でも今回でもヘキサが検出されていないのは、チョコが強い免疫力を持っているからではないか、とのこと(これも私とそっくりやね)。
乾燥したフンの中でも生き続けられるとのことで、フンはこまめに捨てて残らないように、というアドバイスを受けた。
アトラがチョコ以外の鳥と接触する機会は、半年前にペットショップに預けたときと、うちにお迎えする前にいたペットショップくらいしかない。
先生によれば、親が持っているとそのまま子供がヘキサを持って生まれてくるケースは多いので、アトラもそのパターンなのではないか、と。
体調不良を疑って連れて行ったチョコではなく、健康でやんちゃで女王様みたいなアトラの方に病気(寄生虫だけど)が出るとは。
ま、持って生まれたものは仕方がない。
アトラには頑張ってお薬入りの水を飲んでいただきましょう。

青に会いたくて

2007年09月10日 | フォ撮りある記
先週の夜。
たまたまつけたテレビ番組で、積丹の海が映っていた。
そういえばしばらくシャコタンブルーに会いに行ってないね。
そんな話になって、週末の行き先が決定。
日曜なら台風一過で晴天が、と期待したものの、予報より前倒しになってしまった天気は朝から曇天。
島武意海岸では小雨まで降り出す始末。
それでも神威岬の門が開く時間にはどうにか持ち直して、久しぶりに神威岩の見える突端まで行くことができた。
天気が良ければねぇ、もっと見事なシャコタンブルーなのにねぇ、と嘆いても仕方ない。



新しいカメラになってから初めて来たというわけで、今や立ち入ることのできない念仏トンネル(※)を光学ズーム最大で撮ってみる。


↑一番奥の、海から突き出した岩の右側当たり、岸壁下部分にトンネル入り口があります


↑光学18倍最大ズームでこんな感じ。

ピンポイント天気予報では、小樽方面の方がまだお天気が望めそう、と神威岬を後にする。
次に目指したのは、オタモイブルー(これは私の造語です。でもシャコタンブルーとは違う色あいの、きれいな蒼なんですよ)。
途中で土砂降りの雨に遭遇しつつ、それでも着いた時にはきれいな青空が。
喜び勇んで車を降りると、こんな看板が。



ここには駐車場から先に道が2つあり、1つは海岸へ下り、1つは切り立った岩壁沿いに先まで行ける。
昭和の始め、岩壁の先には遊園地があったという。
そもそも私がオタモイ海岸を知ったのも、ANAの機内誌に昔の写真とともに紹介されていたのを読んだからだった。
その後数回ここを訪れているが、まさか道が閉鎖されているとは。


↑左側に見えるのが、遊園地の名残。右側の赤い柵の中に、2階建ての竜宮場が建っていたという。こんな絶壁の上に……!

神威岬の念仏トンネルといいオタモイ遊園地跡といい、地形を作り替えてしまう自然の力には逆らえない。
それでも支笏湖にある苔の洞門の奥側の道や念仏トンネルはもう二度と開放されることはないだろうが、オタモイ遊園地跡は一時的な措置のような感じがする。
復旧を期待しつつ、海岸で波と戯れるカモメとオタモイブルーをカメラに収めた。





帰り道にはこれまた久しぶりに小樽の「なると」で鶏肉を頬張ってから、帰宅。

※念仏トンネル
海岸線に切り立った岩壁ばかり続くこの地では、潮の引くのを見計らって海岸にある岩を渡るしか道がなかった。
それでも波に飲まれる事故が後を絶たないため、岩にトンネルが掘られることになった。
掘削機などない時代。
人の手で岩を掘り進むのは困難を極めた。
岩の両側から掘り進んだものの、反対側から来る掘削隊の位置がわからない。
そこで相手の位置を掴むために、お互いが念仏を唱えながら作業をしたことから、念仏トンネルと名がついたという。
トンネル内はカギ状に曲がっていて昼間でも陽が入らない。
けれどそこから見える、神威岩に沈む夕陽は絶景…らしいが、私は行ったことがない。
多分、半永久的に開放されることはないんだろうな。

定食・寿司「なると」

2007年09月09日 | なまら美味っしょ北海道
小樽市内に3店舗ある「なると」。
本店とニューなるとでは寿司、てんぷらなども食べられるが、出抜小路店は名物「若鶏の半身丸揚げ」のみ。
若鶏定食は、この半身と味噌汁、ご飯、冷や奴の構成。
首まで付いた揚げたて半身は、とにかく食べ応えがある。
もちろん、美味しい。
格好なんかつけずにガブッとかぶりつくのが最高。
柔らかくてジューシーな肉は、鶏肉好きにはたまりません。
カリカリの皮も、軽く噛み砕ける軟骨も、きれいに食してごちそうさま。
女性などで食べきれない人には、言えば袋をもらってお持ち帰りもできる。
人気店のため、クリスマスイブには持ち帰りのために予約したお客の車で、渋滞ができるほど。
店内が一番広いのは本店だが、車で行くなら駐車場に余裕のある出抜小路店がお勧め。
出抜小路(運河沿いにある、複数の名物飲食店が集まった施設)優待の駐車場に停めれば、2000円以上の飲食で1時間無料券ももらえる。

メニュー 若鶏定食1000円他
住所・電話
  小樽市稲穂3丁目16-13(本店)0134-32-3280
  小樽市花園1丁目10-10(ニューなると)0134-32-8003
  小樽市色内1丁目1-17(出抜小路店)0134-24-1233
公式ホームページ
  本店はコチラから
  ニューなるとはコチラから

■最終訪問日 2007年9月

碧緑湖

2007年09月04日 | フォ撮りある記
タイトルはどこかの湖の名前、ではなく。
天気がよかったので、久しぶりに支笏湖へ(9/1土曜)。
オコタンペ湖、ポロピナイキャンプ場、休暇村とお決まりのコースを廻りつつ、そういえばこっちの道って来たことないね、と歩いた脇道から、思いもかけないきれいな支笏湖の姿を発見。
今までもう何度も行っているはずの支笏湖に、こんなきれいな場所があるなんて知らなかった。



写真だけ見たら、どこか山奥の秘湖のようですが、



実はこんな感じでちゃんと開けた場所から見下ろせます。



碧緑の湖面を、一艘のカヌー。
乗っているのは明らかに白人系の人と子供と大型犬。
自分もあの湖面に降りてみたい!とばかりに手漕ぎボートを借りに行ったが、借りられたのはペダル式のスワン号。
しかも、行きたいと思った方向は流れが速くて底が浅いからと、船着場のおっちゃんにあっさりと却下されてしまった。
それでもふだん道路からしか見ていない湖の上に行けば、違った景色が見えて楽しかった。

夜、たまたまメールをした友人が、実は明日東京に帰ることになった、という話を聞いて急遽会おうとお誘いをかけることに。
同じ関東圏出身で年も近くて、なんといっても仕事と絡まない貴重なお友達だったので、とても寂しい。
でも帰る前に、短い時間だけど会えて本当に良かった。
すっかり秋の気候の北海道から、まだ残暑の東京に帰って、身体を壊さないように元気でいてね。