ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

天然温泉「ふみぞの湯」

2007年12月30日 | 温泉・スパ・銭湯
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釧路の町外れにあるフレスポ釧路文苑内にある、スーパー銭湯であり、天然温泉。
フレスポは、広い敷地と駐車場を囲むように、スーパーや薬局などが並んでいる施設。
新しいのか、とてもきれいだった。

入り口を上がってすぐの両脇には、数台のフィットネスマシーン(1時間使い放題300円)やカット専門の美容院(男女共に1000円)がある。
少し奥には休憩所、軽食のカウンターと、入浴の受付が。
脱衣所は壁沿いにずらりとカギ付きロッカー、中央にはカギのない脱衣カゴを置いたロッカーが。
カギ付きロッカーの足元にはひざ高くらいの固定された長い台があり、お年寄りが腰をかけて着替えたり、ロッカーから出した手荷物をちょっと置いておくのにちょうどいい。
もちろん、子供を着替えさせるのにも便利だ。
浴室の中は6人が並んで使えるシャワー・洗面台がずらっと11列。
釧路で一番大きなお風呂、という触れ込みに間違いはなさそうで、時には入場制限がかかるほど、たくさんの人が訪れていた。

内風呂は大きなガラス窓に向かって、横長の浴槽(真湯、天然温泉)が並んでいる。
外と中を行き来する通路の途中には、遠赤外線サウナ、女風呂のみミストサウナもあり。
外風呂は、横面は全て普通の壁だが、天井がすっぽりとなくて空を見上げることができる。
露天にあるのは足裏、腰、肩、背中の組み合わせが異なる4種類4人分の寝湯、そして檜造りの浴槽の温泉。
檜作り、といっても浴槽内はタイルになっているので、それほど檜の香りはしない。
その分、浴槽の3方向に半身浴の深さになる腰掛用段差が付いているので、のぼせる心配がなくていい。
半身浴でも熱ければ、湯から上がって、いくつもあるイスに腰掛けて涼むこともできる。
駐車場も広く、お風呂自体は24時までやっていることから、気軽に行けるのがいい。

入浴料 大人390円、中人140円、小人70円
シャンプー・石鹸類、バスタオル等の備え付けは無く、販売はある。
ドライヤーは持ち込みなら無料、備え付けは有料。
日帰り入浴時間 10:00~24:00 年中無休(美容院、マッサージは時間と定休日が異なる)
泉質 ナトリウム・カルシウム・塩化物泉
付属施設 フィットネスルーム、美容院、マッサージ(いずれも有料)、軽食喫茶、お休み処、喫煙所
所在地 釧路市文苑2丁目48-29 フレスポ釧路文苑内
地図はコチラ

■最終訪問日 2007年12月


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ばんえい競馬

2007年12月23日 | 北海道だべさ!
せっかくの連休、どこに写真を撮りに行こう。
帯広の天気が良さそうということで、一度行ってみたいと思っていたばんえい競馬に行ってみることにした。

先々月部分開通した道東道のトマム~帯広間を初体験しつつ、着いた帯広は雪も風もなく、満月のきれいなマイナス11℃の夜だった。
それでも寝袋にくるまればエンジンを切ってもホカホカ。
朝、競馬場の門が開くと同時に中に入って、ウォーミングアップをしている馬たちや、競技場を整地する人たちの姿をまずカメラに収める。
第1レース出走時刻が近付いてくると、続々と車と人が集まってくる。
競馬新聞を片手にあれこれ悩んでいるのは、地元のおっちゃんオバちゃんたちといった感じの人たちだが、意外に家族連れや観光客の姿も多い。
ばんえい競馬は200メートルの直線コースを、足の太い力強い馬たちが鉄製のそりを引いて走る。
コースの途中には低めと高めの小山(障害)があり、そりに乗った騎手と馬とが力を合わせて障害を乗り越えてゴールを目指す。
その力強い馬のかっこいい姿を一度実際に見てみたいと思っていた。
けれどもこの北海道独自の競馬は年々来場者数が減って、2006年度限りで旭川、岩見沢、北見のばんえい競馬が廃止となり、帯広だけしか残っていない。
お昼前、第1レーススタート!
テレビで見るばんえいのイメージでは非常にのんびりしたペースで、カメラを向ける時間も十分にあるような気がしていたが、意外に早い。
もちろん軽種馬のレースのように一瞬にして通り過ぎるということはない。
馬と併走できるくらいの速さではある。
第2レースが終わったところでお昼を食べ、バックヤードツアー(無料)に参加。
競馬場内にある厩舎、騎手や調教師などの暮らす宿舎(大きな平屋の家の中に馬と人間が一緒に暮らしている。岩手の「南部曲がり家」を思い出したが、それとは少し配置が異なるようだ)の外観、ばん馬の練習場、コースの裏側などの話を聞きながら見せてもらうこ とができた。


↑レース場の裏側。戦いを終えた馬たちが厩舎へと帰っていく。


↑文字通りのレースの山場、第2障害。応援する側にも力が入る。

裏側も少しわかったところでまたレースの続きを観戦。
冬の陽の暮れるのは早くて、15時を過ぎると薄暗くなってくる。
と、コース横にあるイルミネーションに光が入った。
レースとレースの間には、子供たちが騎手と一緒に本物のコースに出て、実際のレースと同じ形式でばんえい競馬体験ができるちびっ子レースもあって、すごく楽しそう。
応援をするお母さん方からは「私が子供だったら自分がやってみたかった」という声も聞こえてくる。
確かに、私だってやらせてもらえるならやってみたかった。


↑サンタさんの格好をしているのは現役の騎手の人。子供はそりに座っている。

すっかり暗くなったところでメインレース。
「行けー!」「差せ!」「何やってるんだ!!」
競馬場らしい怒号も最高潮。
第2障害を越えようとする馬たちの鼻息が真っ白な煙のように見える。
メインレースが終わって一気に人が少なくなったところで、最終レース。
ほとんどの馬がゴールをした中、一頭の馬が第2障害とゴールとの間で立ち止まってしまった。
騎手が励ますがなかなか動かない。
コース横に残っていた10人足らずの観客の中から、「後少しだよ、頑張れ!」という掛け声がかかる。
「がんばれ、がんばれ!」
やがて馬が進み始めてゴールラインを越えきったところで、みんなから大きな拍手が起こった。
こんなほのぼのとしたレースが他にあるだろうか。
軽種馬とは全く違う迫力のばんえい競馬がすっかり好きになってしまった。
そうそう、せっかくだからと5レースほど馬券を買ってみました。
合計4000円賭けて、2000円弱の払い戻し、悪くないでしょ?

また来ようね、と話しながら帯広の町を後にした。

ばんえい競馬の詳細を写真入り別ブログで公開中→コチラ

ばんえい競馬公式ページは→コチラ

湯湯しき事態

2007年12月21日 | 日常雑記
寝る前にシャワーを浴びようとバスルームに入った。
朝出勤前にシャワーを浴びる穂和は、歯を磨いていた。
私が全身をざっとお湯で流して、さて頭を洗いましょうと髪を濡らした直後。
お湯の量がぐんと減ってチョボチョボに。
食洗機を動かしているから、給水になって水量が減ったのかなと思い、しばらく待つ。
が、なかなか戻らない。
それどころか水温は急激に下がって真水になってしまった。
温まりきってない身体があっという間に冷えて来る。
たまらず歯磨き中の穂和に頼んで食洗機を止めてもらった。
それなのに。
チョボチョボな水量は変わらない。
かと思えば急に、お湯のが設定温度より熱くなって出てくる。
と言って、少しでも水側の蛇口をひねると加熱が止まって冷たくなる。
給湯器の様子を見ていた穂和が、一度身体を拭いて服を着な、と言い始めた。
どうやら給湯器がおかしくなってしまったらしい。
車庫からあり合わせの工具を持って来て、給湯器のカバーを外して真夜中の修理(穂和はガス関係のお仕事です)。
私にできることは何もなく、ただ遠巻きに見つめるばかり。
イヤがらず動いてくれる穂和に感謝しつつ、睡眠時間が減ってしまうことを申し訳なく思いつつ。
それでもダメなら業者に来てもらうしかないかも知れない。
今夜は無理だろうから、明日?

それにしても我が家は、決まって冬になると水周りのトラブルが起こるのね。
最初の2年はうっかりの凍結だけど。

さてどうなることかしら……

リハビリ

2007年12月16日 | フォ撮りある記
朝、玄関のチャイムが鳴って目が覚めた。
まだ9時前だというのに宅急便(こちらが起きるのが遅すぎる?)。
ドアを開けて荷物を受け取り、昨夜からの降雪量を知る。
……雪かきしなきゃ。
空はすっかり晴れて風もなく、気持ちのいいお天気。
病み上がりで雪かきには参加しなかった穂和に声をかけて、お散歩がてら近所の公園へ。
ここ一週間、インフルエンザ(?)で寝込んでいた、穂和のリハビリでもある(ということにして)。
そこは予想通り、一夜にして一面の銀世界になっていた。
そろそろ陽が高くなり始めていたため、林の中を歩くと積もった雪が気温で緩んで突然降り注いでくる。


↑非常にわかりにくいですが、降り注ぐ雪の欠片たち。
幹の黒い部分でキラキラ光ってるのがそれ^^;

冬季限定の野鳥の餌場ももう開設されていて、ゲラやセキレイたちが集まっていた。
きれいな雪景色と澄んだ青空は、なかなか出会えそうでタイミングの合わないことも多い。
ここぞとばかりに、久しぶりにシャッターを切りまくった。




↑これも風に流されてきたダイヤモンドもどきたち。
手前の雪原は、池(湖)。氷が薄いので中には入れません。


今夜からはまた雪が降ると言う予報もある。
リハビリが裏目に出て、ぶり返さないでくれることを祈るばかり。

流行りに乗って

2007年12月11日 | 日常雑記
日記の間が空いてしまったのは、何かと忙しかったから。
相変わらず身体は至って元気な私。
と、その一方で見事流行りに乗ってしまったのは我が家のダンナ、穂和。
昨夜、具合が悪いと言い始めて、明け方にはもう38.5℃の熱。
朝起きる時間には39℃直前。
偶然にも、普段は水曜休みの私が、たまたま仕事の都合で今日だけ火曜休み。
病院が開くのを待って朝一番で直行した。
いつもの総合病院ではなかったので血は取られなかったため、ただの風邪なのかインフルエンザなのかは不明だが、抗生物質と胃薬と解熱剤を処方されて帰って来た。
先月に続いてまた体調を崩した穂和。
きっとここ1年、色々あったのが落ち着いて、気が抜けたのだろうと思う。
でもこれで今シーズンはインフルエンザを心配しなくていいかな?
一緒に寝ている私はもちろん元気なまま。
まず感染る心配はないが、本当にインフルエンザだったら、日常的に私に近寄る機会のある皆様はお気をつけ下さい。
最近の研究では、手洗い・うがいと家に入る前に上着を叩くという方法が、予防接種以上に効果があるとの結果が出ているそうな。
どうぞ実践してみて下さいな。
それでも媒介してしまったらごめんなさい。

追記&私信
昨夜、穂和が帰宅する前に、ほくとさんのお宅に立ち寄っているはずです。
ほくとさん、感染ってないですか……?

冬の陣

2007年12月02日 | フォ撮りある記
夜道を走っていて、「明るい」と感じたらもう冬の証。
札幌ではまだほとんど雪は積もり残っていないが、旭川に向けて走っていて、岩見沢に入ると途端に道路端の雪が目立つようになっていた。
山道に入れば半月にも関わらず稜線がくっきりと見える。
すべては雪という白い反射板の成せる業だ。
冬場に空が晴れれば、放射冷却現象によって気温がぐんと下がる。
それでもまだ厳しいというほどではない、氷点下6~7℃の世界で、今シーズン初の車中泊をした。

先日、穂和の誕生日にうちの母が寝袋をプレゼントしてくれた。
これまで、私には高校のキャンプで買った寝袋があったが、1つしかないため車には積んであっても使ったことがなかった。
けれどもさすがに昨年シーズンのように氷点下20℃近い場所で車中泊をするなら、使った方がいいよね、ということで穂和用に寝袋を買うことを考えていた。
そこへもらったプレゼント。
さっそく寝袋の効果を試してみましょう、とばかりに今回、いつもの布団を敷いてその上に寝袋を敷き、念のためにと軽めの掛け布団も用意した。
結果は、「寝袋万歳」。
さすがはアウトドア用品、その実力は期待以上だ。
まず、肩口と足元から冷たい空気が入ってこない。
それに潜り込んでから温まるまでが早い。
今回程度の気温なら、うっかりすると汗をかくほどだ。
「もうこれで美幌峠(前回氷点下20℃で車中泊をした場所)も怖くない!」と二人して大喜び。

さて今回の行き先は、久しぶりの旭山動物園。
私自身は冬季営業の期間に行くのは初めてだった。
まだ、名物の「ペンギンのお散歩」は始まっていなかったが、冬毛に変わった動物たちや、冬を喜ぶ北国の動物たちの楽しそうな姿に会うことができた。
天気予報よりも天気が下り始める時間が早くて、ちょっと暗めな中での撮影になってしまったのは残念だったけれど。
これまで動物たちの子供が生まれるのは「春」、というイメージが強かったのだが、どうもそうとは限らないらしい。
エゾシカ、チンパンジー、オランウータン、ニホンザル、皇帝ペンギンなどがそれぞれ小さな子供を連れていて、愛らしい姿を見ることができた。


野生のエゾシカには何度も出会っているけれど、こんなに小さな仔を間近で見たのは初めて。
首も鼻も短くて、まるでイラストに描かれた鹿のような感じ。


ニホンザルの子供はお母さんにしっかりと抱えられて。
でも子供は寒くてもじっとなんかしていてくれない。


皇帝ペンギンの仔はふかふかの産毛にくるまれて、親鳥よりも体格が良く見えるほど。
「アンタ、本当に私の子?」……と言っているかどうかはわかりませんが。

雪と結露と低コントラストに阻まれて、ピントが甘いのはご愛嬌(言い訳)。