ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

写真日和

2006年06月25日 | 日常雑記
前夜、帰宅してまずは腹ごしらえ。
カメラの準備をして2時間ほど眠り、日の出時刻の1時間前、3時には現地に着こうと計画。
ちょっと寝坊はしたものの、2時半にはオコタンペ湖(支笏湖の近くにある、山の上の秘湖。北海道三大秘湖のひとつらしい)に到着。
去年の秋、道東の帰りに石北峠で見て以来の満天の星に出会えた。
カシオペア座もくっきり、これならきれいな朝やけに会えるかな、と期待も膨らむ。
ただひとつ心配だったのは、ほんの少し場所を移動するだけで深い霧に入ってしまうこと。
オコタンペ湖展望台は、湖に霧が下りているだけのように見えたけれど、風向き次第では全く眺望が開けなくなる可能性もあった。
夜空に向けてシャッターを切っているうちに、みるみる白々明けになっていく。
低い位置で留まった霧はとても幻想的。
ピントが合っているのかどうかもわからないまま、今度は湖にカメラを向ける。

だいぶ明るくなったところで、完全に陽が登りきる前にと、支笏湖に移動。
こちらはさっきより下ったところに位置するため、霧の下に下りてきたという感じ。
周りを囲む山々には、高い位置に雲のような霧のラインができている。
陽の出る方向はわかっているものの、ちょうど稜線を霧が隠している格好になっていたので、日の出は見ることができず。
支笏湖はちょうどシーズンということもあって、夜を明かした釣り人たちの車がずらりと並んでいた。
完全に明けたところで、もう一度オコタンペ湖へ引き返す。
霧を抜けるとちょうど、とても絶妙な形で湖に陽が差し込んでいる。
湖の上の霧と、照らす陽の光と。

目が焼けるくらい夢中でファインダーをのぞきこみ、撮り倒した後、6時頃に帰途に着く。
陽が差していたのは本当にわずかな範囲らしく、国道に戻ったらもう霧の中、そのまま札幌市内に入ったら雨だった。

最近、前にも増して写真撮りたい病にかかっているのは、「Zorg」という写真SNSのせいです。夫婦でハマってます。
今回の写真も何点かUPしてます。拡大して見られるので、もし良ければご覧下さい。
はるかのページはコチラ

釣り<写真

2006年06月24日 | 日常雑記
金曜日の仕事を終えた後、天気予報を信じて小樽(色内埠頭)へ釣りに行く。
といっても夜中から釣るわけではなく、夜中に着いて明るくなったらすぐに釣り始めようという算段。
朝5時半。晴れとは言わないが悪くない天気。
先週まで雨が続いていたことを思ったら、まずまず。
堤防もすでに釣り人たちで賑わっている。
今シーズン初めてということもあって、張り切って糸を垂らす。が。
……来ない。全然当たりが来ない。
お散歩に来たおばちゃんと立ち話をしたり、カモメを観察したりしながら待つが、全くダメ。
それは周囲も同じらしく、気が付けばまだ早い時間なのに次々と引き上げていく。
7時ごろ、お義父さんとお義母さんも合流。
せっかくだからと場所を移動してみるものの、やっぱりほとんど当たらない。
たまに釣れたと思ったらウグイ。
腹立ち紛れに道の上に放り投げて置くと、カモメたちが争って食べに来る。

結局、4人でチカが12匹。今までで一番悪い釣果となってしまった。
厚田の方に場所がえをするというお義父さんたちと別れ、私たちは自動車保険の更新のため苫小牧へ。
その帰り、何気なく支笏湖に寄ったらとてもいい感じの霧が出ていた。
夕暮れの短い時間、またしても写真タイム。

明日も晴れ、という予報が出ているから、一度帰って準備をして、夜明けの写真を撮ろうと決めて帰宅した。
日曜に続く。

最終予選通過!!

2006年06月14日 | もの書き仕事
「世界で一番泣きたい小説グランプリ」の、最終予選通過作品がついに発表されていた。
気付いてドキドキしながらクリックすると……ありました、「あの空の向こうに」、わたしの作品!
262分の24に残れて、さらに中間発表でも11位以内に残っていたので、もしかしたら、という淡い期待はしていたものの、外れたらショックなのでなるべくダメ元という気持ちでいたのだけど。

読んでくださった皆様、さらに投票をして下さった皆様、この場を借りてお礼を申し上げます、ありがとうございました。
で。
まだ終わってないのです。むしろこれからなのです。
すでに一次で投票して下さった方は、どうぞもう一度、投票をお願いします。
まだ参加されていない方は、読んでいただけると嬉しいです。
そして「良いんじゃないかい」と思っていただけたら、これから、に期待を込めて投票してくださると嬉しいです。

最終結果の発表は9月15日(と公式ページには書かれている)。
結果や、いかに。
ダメ元と言い聞かせつつ、期待せずにはいられないのよね。

YOSAKOIソーラン・ファイナル

2006年06月11日 | 北海道だべさ!
蝦夷露?というのか、今年は3年ぶり(記憶の中では)に雨にたたられた祭り期間となった。
雨でお客さんが少ないときこそ応援に行きたい!と思っても仕事があって行けず。
最終日の日曜はそれでも朝からいいお天気で本当にほっとした。
去年から始まった「ファイターズ通り商店街」コースが、最初からの狙い目。
三人並んで踊るのがやっとの幅せまい道路だけに、踊り子さんも近いし、ステージや広い道路とは違った演舞が見られるのが特徴。
近所のおっちゃんはほろ酔いで、踊り子たちに声援を送っている。
「頑張って~」「良かったよ~」という観客の声に、踊り子たちが手を振ったりありがとうと答えたり。
そんな距離感がお祭りっぽくて楽しい。
そしてあまり知られていないからか、観客がさほど多くなくゆっくりできるのも嬉しい。
もちろん写真も撮りまくりました。
大きなチームも小さなチームも、とにかく笑顔がいい。
全く見ず知らずの人たちの写真なので、ネットに公開できないのが悔しいところ。
↓疲れきった子供を抱いて踊るお母さん


諸事情あって、ファイナルの8丁目ステージにはいけなかったが、ちゃんと生放送を録画しておいた。
地デジのお陰で、どうやら全国放送だったらしい。
これでまたファンが増えてくれると嬉しいな。
期間中、ラジオでは踊り子や観客のマナーの悪さを批判し、お祭りを否定的に言う放送もあった。
私はこのYOSAKOIソーラン祭りのファンだから、そういう批判が大きくなって(公共の電波であからさまな批判をするのもどうかと思うけど。苦言ならともかく、愛のない批判はただの悪口でしょ。子供じゃあるまいし)、お祭りが縮小方向に進んでしまったとしたら悲しい。
だからこそ、YOSAKOIの衣装を着ている人や(観客も含め)それに関わる人は、自分の行動がYOSAKOIの看板を背負っているのと同じという自覚を持って、普段よりも何倍も気を使って行動しなくてはならないと思う。
これはなにもYOSAKOIソーランに限らないけどね。
通行止めや大音響などで、参加も見学もしない町の人たちにも協力をしてもらっているんだ、という感謝の気持ちを持ってこそ、暖かく見守ってもらえるのだ。

後日談。月曜日、夜。
仕事から帰宅して、ようやく録画しておいた前夜のファイナルを見る。
再び感動が蘇る。
火曜日、仕事中。
その話を職場の人にしたら「ワールドカップを見てなかったなんて、非国民だ」と言われた。
そういう言い方をする人は、あたしにしてみりゃ「YOSAKOI見てなかったなんて、非(北海)道民だ」だよ。やれやれ。

よさこいソーラン祭り開幕!

2006年06月07日 | 北海道だべさ!
今年も始まりました、短い北海道の夏の訪れを告げるよさこいソーラン祭り。
年々観客が増えているらしいことは、会場の人ごみでもよくわかる。
ええ、もちろん、見に行きましたとも。



よさこいに無縁の職場の人たちと、少し前に話をしていたとき、
「よさこいは、参加する人たちとしない人たちとの温度差が激しい」
「商業化してつまらなくなった」
という声があった。
確かに温度差はあると思う。
でも参加者じゃなくたって私のように十分熱く楽しんでいる人たちはいる。
商業化に関しては、お寺や神社のような宗教的理由を持たないお祭りは、仕方のない流れだろう。
全国的に有名な祭りの中に、地元企業が入り込んでいる例はいくらでもある。
そもそもよさこいが北大の学生によって始められた時から、テレビ局にスポンサーを頼みにいっているのだから、人気が出て人が集まるとなれば他の企業だって放って置かないのは当然だ。
複数の企業が参入しているから、どこか特定の企業の都合で祭りの日程が変えられてしまうということもないし、許容範囲だと思っている。
もちろん、スポンサーの有る無しで振り付けや衣装、音楽にお金をかけられるかどうかの違いができてしまい、決まったチームがファイナルに進出ということはあるかも知れない。
だけどチームによっては「とにかく踊ることが楽しいから」と参加しているところもあるわけで、祭りの参加スタンスはそれぞれでいいのだ。
学生のチームがある。地域限定の、会社の、子供だけの、45歳以上だけの、北海道外の、チームがある。
生演奏の、ナマ歌の、物語がある、チームがある。
老若男女、それぞれの楽しみ方ができる。それで十分ではないか。

合間に、出店でうどんを食べた。
その時、背後の席に座っていた踊り子の男子学生たちが、
「札幌が、アツいね」
「久しぶりにアツいね」
と興奮気味に話していた。
とかく受身で無気力と言われがちなイマドキの学生たちがアツくなれる一瞬。
それで十分ではないか。

ソーラン節のアレンジ曲を聴き比べるのも楽しい。
色とりどりの衣装と、その早替えをワクワクしながら待つのも楽しい。
なによりも、準備をする縁の下の力持ちであるボランティアスタッフも含め、一人の力では絶対にできないことをみんなで創り上げて演っている、その感動が伝わってきて自分も感動してしまう。
フィナーレまで5日間。
踊り子のパワーと情熱を少しでも多く分けてもらいにいこう。
心の筋肉をめいっぱい動かしに行こう。
一日でも多く晴れの日がありますように。

すずらん日和

2006年06月04日 | 北海道だべさ!
今年も平取町のすずらん祭りの時期がやってきた。
昨年と同じく前夜に札幌を出発し、現地で車中泊という日程ででかけた。
日高道(無料開放中)のお陰でかなりスムーズに、3時間ほどで到着。

目が覚めたらすっかり朝、いいお天気。
人が来る前にと早速車を出て、朝露に濡れたすずらんにカメラを向ける。
今年は雪解けが遅かったので咲き具合が気になっていたが、むしろ昨年よりも多く咲いていて、まさに見ごろという感じ。
最初は純正のマクロレンズを使っていたが、途中からお手製マクロ=100均で買った虫メガネを改造したもの=に切り替えて、夢中になってすずらんを撮る。
(純正のマクロはピントの合う範囲が広くきれいに撮れる。
一方でお手製は範囲が狭いが純正よりももっと対象物を大きく撮ることができる)。



遊歩道を二周ほどしたところで、徐々に人が増えてきた。
緑色の大きな葉っぱの陰で咲く小さな白い花は、初めて見る人には物足りなく思えるのだろうか。
カメラを構えている私の後ろを通り過ぎる見学客の中には、「咲きが足りない」「花が小さい」などという人があった。
でもねぇ、野生のすずらんってこんなもんだと思いますよ?
ここ、お花屋さんじゃないし、と心の中でつぶやきつつ(花の大きさはこんな感じ↓)。


このすずらん自生地は、減りつつあったすずらんを地元の人が大切に保護をして、何年もかけてここまで復活させた場所。
来年もまたかわいいすずらんが見られますように、と願いながら、先着順に配られる根付きすずらんをもらって群生地を後にする。

平取に来たらもうひとつ忘れてはならないのが、平取牛の牛丼。
たかが牛丼とあなどるなかれ、これを食べたら牛丼のイメージ変わるから。
びらとり温泉(別日記参照)に入り、牛丼を食べて、心も身体も満足満足となれば……寝不足の目はもう開けていられなかった。

カウントダウン

2006年06月01日 | ホームページ
本サイト」のドメイン切れまで残り一日。
このアドレスとももうお別れか……と感傷に浸りつつ眺めていたら、カウンターが非表示になっていることに気付く。
ここのカウンターは新サイトには移転してないはずなのに、どうしてだろう。
「これだ」と思うIDを入れてもログインできないんですよ。
だから確認できないし、仕方ないから諦めます。
最後の最後に何人のご訪問をいただいていたのか、見たかったのにと思うと残念。
っていうか、浸ってる暇はないのです。
色々と、手続きをしてしまわないと。
さぁ、新しい毎日はすぐそこ!(謎)

ところで、6月初日、となっている「世界で一番泣きたい小説グランプリ」の一次投票結果、午後二時現在、まだ公開されておりません。
こっちもドキドキで待ってるのですが。