ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

浦臼温泉(保養センター)

2006年07月30日 | 温泉・スパ・銭湯
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前日も今日も日中は暑い。
屋外で写真を撮っていればいかに北国とは言え、汗でベタベタになる。
本当は前夜に車中泊をしたスキー場の近くにある道の駅「うたしないチロルの湯」に併設されている温泉に入って行こうと考えていたのだが、日帰り入浴が10時からということで、少し戻り方向に進んだところにある温泉を探した。
(余談だが、歌志内市は福祉に力を入れているようで、色々な種類のケアハウスが小さな町のあちこちに点在していた。
その一方、若い人は少ないのか、来春に閉校と書かれた横断幕の下がった高校があって寂しかった)
国道275線沿いの道の駅「つるぬま」にも温泉があることがわかって、そちらを目指すことに。
こちらも日帰り入浴は10時ということで、時間まですぐ横にある鶴沼公園を散策。
ちょうどお祭りの日らしく、公園のキャンプ場は花火会場になるとかで準備が進められていた。
公園に入ってすぐに、大きな池があり、手こぎやスワンなど数種類のボートを借りることができる。
これもお祭りのイベントの一環なのか、この日はボートの貸出し料が半額(実際は半額以下だった)になっていた。
中ノ島まで漕いで行き、のんびりと写真を撮っていたらちょうど10時になった。

浦臼温泉保養センター、宿泊施設あり。
日帰り入浴は大人400円。
タオル、シャンプー等販売あり。
いわゆる町の銭湯といった趣で、更衣室は貴重品ロッカーと脱衣籠の並んだ棚という具合。
サウナ(無料)もあり。
カルシウム・ナトリウム塩化物泉、無色無臭。
源泉の温度が低いことと濃度が高いため、加温加水されている。
近年は源泉の湧水量が減少しているとかで、温泉水(飲用?)の持ち帰りは1人4リットルに制限されていた。
浴室に入ると、洗い場が11箇所ほどある。
サウナ、水風呂、泡風呂、大きめの浴槽と並んでいて、一番大きな浴槽側は鶴沼公園に面した大きなガラス窓になっている。
そこから燦々と陽が射し込んでいるせいか、あるいはお湯が42度とやや高めの設定だからか、浴室内は非常に暑かった。
もともと外が暑くて身体が熱を持っていたこともあって、さすがの私も身体を洗ってからお湯に浸かる前に一度更衣室に脱出し、扇風機に当たって涼んでしまった。
そして少し冷ましてから中に戻ってお湯に浸かる。
窓の外にはさっきまでボートで漕ぎ出していた鶴沼公園の大きな池が見え、眺めはとてもいい。
公園があまりにも近くに見えるので、すぐ下を歩いている公園側の人からこちらが見えるんじゃないかとちょっと気にはなりつつ。
キャンプ場やテニスコートもあるような大きな公園の緑が、夏の陽射しに照らされて濃く光っている。
お湯が熱めで汗が出て、とは言いながらもそこは温泉、湯上りはすっきりサッパリ気持ちがいい。
ちょっぴりのぼせ気味になりながらも、夏の午睡気分を味わった。

ホタルとバラ(沼田町&秩父別)

2006年07月30日 | 北海道だべさ!
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ひまわりを堪能した後、沼田町のホタルを見るまでには少し時間があったので、道の駅めぐりをした。
道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」は、ゴールデンウィークに一度来ているのだが、時間が遅くてスタンプが押せていなかった。
ひまわりの里で汗だくになっていたため併設の温泉にも誘惑されたが、とりあえず我慢。
周辺でなにか面白そうなところがあれば、と駐車場の周辺地図を見て、すぐ近くにバラ園があることを発見。
さっそく行ってみることに。
「ローズガーデンちっぷべつ」は、道の駅から車で10分足らずの山の中腹にあった。
入場は無料で、ひまわり畑と同じように協力金箱がある。
さすがに少しシーズン遅れだったか、開ききってしまっていたり花弁が枯れ始めていたりするものもある。
それでも整備された畑には、たくさんの種類のバラが咲き揃っていた。
木製のアーチに絡まるバラの下をくぐりながら、畑の土を踏み固めないように気を付けつつカメラを向ける。
ポストカードにしてみたくなるようなかわいい画が撮れて満足。

まだ時間は早いと思いつつ、ぼちぼちと沼田町に向かう。
ホテルの横に用意された祭り会場の準備風景を眺めながら、遅い昼食を取る。
その後ホタルの里の先にあるホロピリ湖(ダム湖)で昼寝をしながら夕焼けでも撮りつつ夜を待ちますか、と計画していたのだが。
湖畔の駐車場はアブだらけ、停まっている車に向かって次々と激突してくる。
とてもじゃないが虫嫌いの私には窓は開けられず、わずかにしか開けていない車の中には西日がさしてあっという間に蒸し風呂状態。
それでも私は眠っていたが、ダンナはしまいに脱水症状になりかかった。
暑さに参って外に出たダンナと、アブよりは暑さの方がマシと車内から出ない私。
結局、太陽は雲の中に沈んでしまい、きれいな夕焼けにはならなかった。
そろそろ薄暗くなったころにホテル横の駐車場に戻り、ホタル学習館(無料・協力金制)を覗いてから再び車へ。
さすがにこの時間になると駐車場は満車、親子連れやカップルなどで祭り会場も賑わっている。
写真を撮りたい私たちは、祭りも終わって人が引くのを待とうとそのまま駐車場にいた。
道路を挟んで向かい側の道沿いにホタル育成のビニールハウスがあり、その奥の林には放たれたホタルたちがいる。
驚いたのは、林を舞うホタルの光が駐車場の車の中からも見えたことだ。
これは期待できそう、と改めて仮眠を取りつつ深夜になるのを待つ。
23時。
目を覚ましたときには祭りも終わり、駐車場の車もほとんどいなくなっていた。
いざ出陣。
三脚とカメラを手に林に入る。
と、いるいる。さすがに先日の西岡公園よりもずっと多い。
種類も違うらしく、大きさは大きく光はほとんど点滅しない。
小川に沿いの草むらの中に光る無数の緑色の光。
ふわりふわりと飛びながら寄って来るものもいる。
かなり近くまで来ると想像以上に低くうなるような羽音が聞こえる。
暗闇に包まれて浮かぶ光だけを見ていると、自分もふわりと浮き上がってしまうような錯覚に陥る。
カメラの限界までシャッター速度を落として、狙いも定められないままにとにかく何か写ってくれ、と念じながらシャッターを切る。
じっと待つ間、ぼんやりと目の前の光を眺めていたら次々と蚊に刺された。
わかってはいたはずなのに、何の虫対策もしていかなかったことを深く後悔するはめに。
(結局おでこだけでも4箇所刺され、数日間は苦いお土産として残っていた)。
明るいところで見たら私の苦手な「昆虫」なのに、姿が見えず光だけだとこんなにもロマンチックに感じるなんて。
勝手なものです。
写真、は予想通り惨憺たる結果だったので、今回はダンナ撮影のものを借りてます↓

ひまわりの里北竜町

2006年07月30日 | 北海道だべさ!
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毎年この時期になると、道内の夕方ローカル番組で必ず紹介される、北竜町のひまわり。
いつもそれを見ながら、一度は行ってみたいと思っていたのが、ようやく今年実現できた。
23ヘクタールの広大な斜面に、130万本のひまわり。
東向きの斜面のため、ひまわりがみんな山の上から下に向かって咲くという、絶好のロケーション。
ひまわりを観光の売りにしようと町が取り組んで、ひまわり祭りが始まったのが平成元年とのこと。
ひまわりは、身近な花だからわりと簡単に考えていたのだが、これだけの花を毎年維持していくにはたくさんの苦労があったようだ(公式サイトに詳しく載っています)。

夜中のうちに北竜町に到着。
ひまわり畑から1kmと離れていない、道の駅「サンフラワー北竜」で仮眠。
夜明けとともに動き出す。
腹ごしらえをしてから向かったひまわり畑は、朝陽に照らされて金色に輝いていた。
まさに真っ盛り、見ごろのひまわりたち。
斜面に黄色いじゅうたんを敷いたように見える。
朝早いので、町のボランティアと思しきおじさんたちが、水をまいたり掃除をしたりしていた。
駐車場には無料貸し出しの自転車(これまた黄色に塗られていてかわいい!)があり、さっそく借りてカゴにカメラを積み、畑の中へいざ突入。
畑の間の道は砂利で、自転車をこぐのは少し辛かったけれど、右も左もひまわりに囲まれる気分は悪くない。
ミツバチやクマンバチもエサ集めに余念がなかった。
カメラを近付けてから、耳元で羽音がしてびっくりすることもしばしば。
最初は雲が多かった空も、だんだんと青空が広がって最高の天気に。

売店が開く時間になってから、祭り会場(本当はこちらが正規の入り口だったらしい。私たちは間違えて、パークゴルフ場の駐車場から行っていた)に移動。
ひまわり畑への協力金を100円以上払うと、ひまわりの種をもらえる。
駐車場を含めて完全無料でこれだけの景色を満喫させてもらえるんだから、と協力金を出し、ひまわりの種で入れたお茶までいただく。
かなり癖のある味だけど、何だか身体に良さそうな感じ。
地元の中学生が植えた、世界のひまわりの畑には、茶色や明るいレモン色のひまわり、花びらがレースのようにチリチリとしたひまわりなど、見慣れないひまわりが並んでいる。

ひまわり迷路は2つあり、1つは名前に「幸」の字が入っていると入場無料。
もう1つの方は、入場料300円を払うと園内で飼っているダチョウもしくは合鴨にやるエサがもらえる。
迷路も鳥も好きな私は、もちろん迷路に挑戦。
昔に行った巨大迷路のような難しさはなく、どちらかと言えば畑の中の散策路といった感じだったが、背の高いひまわりに囲まれて、花を独り占めにしているような優雅な気分になれた。
締めくくりはもちろんひまわりアイス。
ひまわりの種の中身を砕いたものが練りこんであって、濃厚な味わい。
暑かったからあっという間に融けてきて、指はベタベタに。
花火やライトアップ、ホーストレッキングなどなど祭りと呼ぶに相応しいイベントがたくさん用意されていたけれど、それはまた次回ということで。
景色だけでも充分お腹いっぱいになりながら、北竜町を後にした。

買っちゃった!!!

2006年07月30日 | オカメインコ
昨日、今日とお出かけもしたし、きっと日記はいくつにも分かれることになるだろうと思うのだけど。
この週末の締めくくりに相応しい?大事件は、やっぱりこれだろう。

「オカメインコ、買っちゃった!」

2年4ヶ月前からいるWFパールの女の子、チョコ。
一番最初の健康診断で男の子と言われ、でもなんだか男の子らしくない部分もあると思っていたら、引越し後に言った獣医さんには女の子と診断され。
女の子、とほぼ確信したころから、お相手の男の子が欲しいなぁと思っていた。
冬場、寒い時期に、暖め合える仲間がいるだけで全然違うだろうし。
でも挿し餌のヒナは、仕事で日中は家を留守にする関係上、難しい。
それにチョコとも年齢が開きすぎてしまうし。
だから、一人餌の若鳥を、とこれまでもしつこいくらいにペットショップをのぞきまくっていたわけなのだが。
チョコを飼って以来、オカメインコの魅力に取り憑かれてしまった私。
欲しい欲しいと言いつつも、なかなか実現できずにいた。
が、今回、ダンナが一言、
「どうせお迎えするなら寒くなる前の方が良くない?」。
で、いつものショップに直行。
が、雌雄がはっきりしている若鳥の男の子は、一羽しかいなかった。
どっしりとして貫禄はあるが、人には懐かなさそうな、いわゆる荒鳥っぽい。
店員さんも、「ブリード用にはいいと思いますけど、多分手乗りにはならないかと」と言う。
わずかにシナモン色の入ったルチノーで、歌もうまい。
でも、手乗りにならないとするとちょっと寂しいし、何より臆病なうちのチョコが負けてしまいそうな感じがある。
そのルチノーの隣にいたパールの子は、とても懐っこくてケージ越しに寄ってくる。
このショップで挿し餌で育てられた子で、今は手には乗らないけど人に興味があるから、手乗りにはなると思うとのこと。
うちのチョコは、同じように挿し餌で育てられた後、ケージで半年間、一人餌生活を送っていた子だった。
それでもあっさり手乗りになったから、一人餌生活がチョコよりも短い目の前の子は、きっと大丈夫だろうという気がした。
生後3ヶ月半。
パール模様はまだはっきりと残っているが、尾羽の後ろは模様がなくなって、ほっぺの赤い丸もくっきり。
男の子の可能性は、ある。
でももしかしたら女の子かも知れない。
散々悩んだ挙句、店員さんに「ツブツブ」と呼ばれていた、ちょっぴりドジなパールちゃんを買うことにした。
チョコと、仲良くなって頂戴よ、と願いながら。
命名、アトラ。
由来がわかる人はある意味マニアかも(私はわからなくてネットで調べた)。

本日の幌見峠

2006年07月28日 | フォ撮りある記
先週なにげなく寄ってみた時には、完全に靄っていた幌見峠。
今日は雨も降ってないし、空もきれいに晴れていそうだからと、夕食後に散歩がてら出かけてみた。
峠の展望台は前回初めて行ったのだが、車で行けて、しかも車に乗ったまま夜景が一望できる、なかなか良い場所。
藻岩山や旭山(いずれも札幌市内)も有名なだけに悪くはない。
でも今日の幌見峠もどうしてどうしてなかなかのものだった。
幌見と言うだけあって、札幌中心部とその周辺の夜景がかなりの範囲で目の前に広がる。
正面に赤い飛行灯のついた建物が多いところをみると、そこらあたりが一番の町中なのだろう。
夜景に向かって横一列に並べて停れる駐車場には、一台おきに車がある。
景色を見ながら…なんてロマンチックね、といいつつ私たちはカメラを向ける。
時間が経つにつれて、徐々に明りが少なくっていくのもまた面白かった。

駐車場は夏期の夜18~2時のみ営業。
1台500円(霧が出ると次回割引券がもらえる)。

虫は虫でも

2006年07月27日 | 日常雑記
ダンナの仕事が早めに終わりそうだったので、帰ってきたら例の西岡公園に再チャレンジしようという話をしていた。
夕方。
そろそろ日が暮れるかな、と南向きの大きな窓を見て、息が止まった。
ガラスにうごめく無数の小さな影。なんじゃこりゃ!?
近付いて見ると、うじゃうじゃという表現がぴったりの数の、羽アリがわんさかと張り付いている。
しかも窓の内側。
オカメインコがいるから殺虫スプレーやバルサンの類は極力使いたくないのだが、これは放置しておけないとばかりにドラッグストアへ行こうとした、まさにその時。
玄関のチャイムが鳴り、開けると上に住む大家さんだった。
「アリ、出てません?」
聞けば、大家さん宅にも2~3週間前から断続的に出ているらしい。
業者に問い合わせをしたら、下の家にも出ている可能性があるし、駆除作業をするとなると下の家にも影響があるかも知れないから、と言われてうちに聞きに来てくれたものらしい。
「私、虫が大嫌いなんですよ」
「私もです~~~」
共感しあう女二人。
結局、業者さんが今日は無理とのことで、金曜に来てくれることになった。

そんなわけでテンションは下がりまくり。
予定より遅くなったダンナが帰ってきても、すぐに腰を上げられない始末。
それでもまぁ行ってみるかと、気を取り直して西岡公園へ。
夏休みだからか、子供連れの姿も多い。
駐車場から水源地を抜けて、すでにかなり薄暗い森の中の道を行く。
前回よりはだいぶ進んだところで、やっぱり戻るかと脇道にそれたところ、思いがけず探していた沼地の木道に出た。
そして目を凝らしてみると。
いました、ホタル!
数もそれほど多くないし、かなり小さいけれど、確かに光る緑の天然イルミネーション。
影にしか見えない木々の間を優雅に舞って、さながらクリスマスイルミネーションのよう。
ふわ、ふわ、と幻のように飛ぶ姿は、何度見てもきれい。
今週末には沼田町のホタルを見に行く予定なのだけど、ますます楽しみになって来た。

同じ虫でもね。
家の外に居て、噛んだり刺したりしない美しいものなら好き、ってね。
勝手なもんです、はい。

収穫祭(…写真の)

2006年07月23日 | 日常雑記
うちの(正確にはお義父さんの)畑が、そろそろいい感じだよ、と言われて行ってみた。
久しぶりに日中に訪れた畑は、なるほど元気に育っている。
男爵は小粒ながら皮が薄く、ちょっとこすれば指できれいにむける。
カボチャとさやえんどう、ミニトマトはあともう少しといった感じ。
小松菜、しそ、きゅうり、大根、白菜、南蛮は収穫時。
喜び勇んで、手にしたのはやっぱりカメラ。
↓きたあかり(じゃがいも)の薄紫の花が、陽に透けてかわいい。

隣の畑ではひまわりが精一杯背伸びをしながら陽を受けている。
向かいの畑ではアジサイとコスモスが、一緒に咲いている。
さすが北国。でも感覚が狂うのよね。
アジサイ、ハルジオン、ひまわり、西洋タンポポ、そしてコスモスが一緒に咲いているという風景。
私とダンナがカメラに夢中になっている間に、お義父さんが食べごろの野菜を収穫してくれていた。
ビニール袋にわっさりたっぷりと。
私、受け取っただけ。
種まきから収穫まで全くと言っていいほど何もしていない。
申し訳ないくらいに、贅沢で幸せ。

じゃがいもはホコホコに甘く、きゅうりはしゃっきりとして本当に美味しかった。

本日の西岡公園

2006年07月21日 | フォ撮りある記
仕事中に来たダンナからのメール。
「今夜は天気がよさそうだから、西岡公園に星を撮りに行く?」。
帰宅すると夕食代わりのお弁当まで用意されていた。
さっそく出かけ、公園の駐車場でお弁当を食べる。
お腹もふくれて、さぁ行こうと、頭につけるライトも完備して公園内に入る。
小道にはほとんど街灯がないので真っ暗。
ヘッドライトは役には立っているものの、かなり濃い目の霧が下りてきているのか、先のほうがぼやけて見える。

「なんか嫌ぁ~な感じ」がどうしても拭えず、結局水源地の先をいくらもいかないうちに私がリタイヤしたいと言い出してしまった。
感じる体質ではないはずなのに、嫌ぁな不安に負けてしまったのだ。
ちなみにダンナいわく、「複数の姿が見えるよ」。
さらっと言うし。肝試ししにきたんじゃないやい!
いや、せっかく準備万端整えてくれていたダンナにはとても申し訳なかったんだけど、無理でした。
月もなく、風の強い真っ暗な森。
……無理。
明るい時に再度チャレンジしに来よう。

(本日の○○、というカテゴリーを新設しました。
お散歩記録です。過去にさかのぼって順次UPします)

本日の神威岬

2006年07月19日 | フォ撮りある記
積丹半島にある、女人禁制だった神威岬。
北海道の義経伝説とも関係がある。
蝦夷地に逃げてきた義経に、地元の女が恋をした。
が、義経はさらに大陸に逃げるためにこの地を去ってしまう。
女は悲痛な声で呼ぶが、その声は届かない。
残された女は悲しみの余り、この神威岬から身を投げた。
以後、この岬に女が立ち入ると、航行中の船に災いが起きるとされ、女人禁制となっていた。

↑この岸壁の尾根を縫うように遊歩道が設けられている

もちろん今は女でも入れる。
途中の崖下に作られた「念仏トンネル」は、三浦綾子さんの小説にも登場してぜひ一度行ってみたいと思っていたのだが、残念ながら数年前に崩落が起きて、現在は立ち入れなくなっている。
風が強いと岬への道が立ち入り禁止になる(実際、以前に来た時は岬の先までは行けなかった)。
海抜70メートルの断崖絶壁の上を細く走る遊歩道は、確かに強風の日には危険だと思う。
でも岬の先端から見える夕陽は、見事だった。


なんともはや。

2006年07月12日 | 日常雑記
土日。
頭が痛いなぁと思いつつ、先週から続く外耳炎のせいかと思って出かけていたが治らず、帰宅したら微熱があった。
軽い風邪?は、全てを放り出して(=ダンナに押し付けて)寝ていたのであっけなく治り、月曜には元気。
自分が良くなった、と思ったら、今度は車が調子を崩した。
水曜にディーラーに持って行くまでは仕方がない、と、火曜の仕事は公共交通機関で行くことに。
ネットで最短ルートを調べ、バスを1回乗り継げば行けることがわかり、時間も調べて予定通りに家を出た。
1本目のバスに予定通りに乗る。
バス停でおばちゃんに話しかけられ、たまにはこうやってバス通勤するのも悪くないかなぁと思いつつ、予定通りのバス停で下車。
次のバスは、と時刻表を見たら、ネットで調べた時間より3分遅いことになっている。
あれ、と思いながらも、バスの時刻はまぁ変わることもあるし、と考え直してそのまま待つ。
バスが来て、乗り込んだその瞬間。
あれ?これって逆方向に向かってませんか?
バス停で待っている間に気付けよ、と自分に突っ込み。
それでも、普段乗らないバスだからもしかしたら思いもかけないルートで行くのかも、と一縷の望みを持っていたが、1つ2つと停留所を越えて行くうちにやはり逆方向だと認めざるを得なくなった。
諦めて、下車。
すぐさまタクシーを捕まえる。
仕事には余裕で間に合ったものの、間違いなく自分の家からタクシーに乗ったほうが安上がりだったと思える、とんだ遠回りとなってしまった。
時給2.5時間分の交通費。
いやいや、なんとも、はや。

(さらにその翌水曜、ディーラーに車を持っていった後に帰宅して洗濯をしようとしたら、水栓を開けたままホースを引っこ抜いてしまって部屋を水浸しにしてしまう、というオチがついた。
確実に、風邪で頭の線が一本抜けちゃってますな。暑くもないのに。)