ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

門別温泉「とねっこの湯」

2007年01月30日 | 温泉・スパ・銭湯
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日高道日高富川IC下りてえりも方向に数キロの国道235号沿いにある。
看板がその手前の公民館のような建物の敷地に立っているので騙されそうになるが、とねっこの湯はその隣、少し奥まったところにある。
日帰り専門、営業は10:00~22:00、月曜定休(祝日の場合は翌日)。
棟続きの「とねっこ館」はちょっとしたスポーツクラブになっていて、歩きプールやジムなどがある。
こちらは登録制で月会費がかかるものの、1ヶ月1000円と利用の際に500円払うことで温泉も入れるのだからかなり格安。
日帰り温泉のみの入浴料も大人500円、中学生300円、小学生200円。
要介護の人とその付き添いさんは専用のお風呂があって(要予約)、1組500円というから親切だ。
毎月第3月曜日は休館日。
昆布エキス入りリンスインシャンプー、白樺エキス入りボディーソープ、綿棒、ドライヤー完備。
タオルは販売のみあり。

脱衣所は100円返却式コインロッカーのみ。
洗い場は20席あるが、土曜の日中にも関わらずほぼ満席状態になっていて驚いた。
よく見てみるとみんな地元のおばちゃん方らしい。
とねっこ館でひと汗かいてきた後なのか、あちこちで世間話の花が咲いていた。
泉質はナトリウム・低張性アルカリ性泉。
源泉が33℃の低温のため、加温されている。
内風呂はサウナ、打たせ湯、活性石温泉、寝湯、月変わり薬湯、そして温泉。
露天には温泉と泡風呂。
温泉以外のお湯には井戸水が使われているらしい(一部水道水もあり)。
湯船のひとつひとつはそれほど大きくないが、あれこれ楽しめるのがいい。
それと湯船や室内には手すりが数多く取り付けられていたり、洗い場のイスもゴム製の子供用やお年寄り向けのものがあったりと、幅広い年齢層が安心して入れる工夫がされている。
まぁ確かに、私が行った日の平均年齢はかなり高そうだったし。
おばちゃん方のにぎやかな話し声をBGMに、のんびりとお湯に浸かる。
露天風呂は囲いがあるから見晴らしはさほどでもないが、中庭にイルミネーション(昼間だったから消えてたけど)が施してあったので、夜にはどんな景色になるかなぁなどと想像しつつ。

ソファーやマッサージチェア、無料(有料)休憩所、食堂とレストランと湯上りに休む場所もいくつもある。
けれど横になれる場所ではないのでご注意を。
長イスに横になって寝てる人もいたけどさ。
酔っ払ってマッサージチェアに座って「痛い痛い」と叫んでるおじちゃんもいたけどさ。
市民の憩いの場という感じ?
でも建物や設備はどこもきれいでしたよ。

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■最終訪問:2007年1月

新冠温泉「レ・コードの湯」

2007年01月20日 | 温泉・スパ・銭湯
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この町のとある人が趣味でレコードを収集していたら、それを知った人たちからどんどんレコードが送られてきて、博物館ができて「レコードの町」といういきさつのある新冠。
今でもレコード収集は続いており、100万枚をめざしているという。
そんな町の国道235沿い、道の駅「サラブレッドロード新冠」(レ・コード館併設)近くの道を山側に上っていてすぐにこの温泉がある。
温泉の出ない地域と言われていた日高地方で、なんとかおらが町にも温泉をと町ぐるみでポーリングをし、2000メートルも掘った所でようやく掘り当てたのが平成10年。
ホテルも建設されて、その大浴場としても使われている。
日帰り入浴、大人500円、子供250円。
日帰りの入浴営業時間は10:00~22:00。
レストランと喫茶あり。
海洋深層水のシャンプー&リンス、ボディソープと普通の石鹸がある。
タオルは販売のみ。
ドライヤーと綿棒も用意されている。
浴室は「和風」と「洋風」に別れていて、日によって男女が変わるらしい。
その他に家族風呂もあって、これは1時間2000円で借りられるというから、家族連れにはお得かも。

脱衣所は脱衣カゴの他に、コインロッカーもある。
脱衣所の一番奥、外の景色が見えるガラス張りの一角にはリクライニングシートとマッサージチェア(有料)が数台用意されていて、湯上がりの身体を休めることもできる。
浴室の中は、洗い場が20席ほどあり、外に向かって浴槽と大きな窓がある。
浴槽の作りは、洋風はタイル、和風は木という違いがあるようだ。
サウナは洋風風呂が遠赤外線ハーブサウナ、和風がハーブミストサウナ。
このハーブサウナは中温サウナなので、高温が苦手な私でも入れて、しかもハーブのいい香りが漂っていてすごく気持ちが良かった。
内風呂は寝湯、泡風呂、打たせ湯と、温泉。
泉質はナトリウム塩化物泉(アルカリ性低張性温泉)。
源泉が33℃と低めのため、加温・循環濾過式となっている。
内風呂の温泉の浴槽内にはブラックシリカ鉱石が沈めてあって、それだけでも温まりが違ってくるような気がする。
お湯に浸かればあっという間にお肌がぬるぬるとしてくる。
大きな窓から見える景色もバツグン。
丘の下に新冠の町が見え、その向こうは太平洋。
目の前は緩やかな丘陵で、牧場には馬がのんびりと草を食んでいる。
岩造りの露天風呂は、屋根こそあるものの、通常の露天風呂にあるはずの目隠しの柵がないため、とても開放感がある。
背後の建物を振り返らなければ、野ざらしの天然温泉に浸かっている気分になれる、かも?
目の前に柵や囲いがないというのがこんなに気持ちがいいとは思わなかった。

お休み処は、畳と机があって自由に休めるが、横になって眠れるという雰囲気ではない。
もともとホテルの一角だから当たり前かもしれないけど。
宴会場やカラオケルームなどは予約・別料金で借りられるらしい。
喫茶で大きな瓶に入ったホロシリ牛乳を飲むのもオツなもの。

最終訪問 2007年1月
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みついし昆布温泉「蔵三」

2007年01月06日 | 温泉・スパ・銭湯
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新ひだか町(旧三石町)の国道235沿い、道の駅みついしのすぐ横にある、宿泊設備も備えた施設。
裏手には海浜公園やキャンプ場もある。
以前には国道を挟んで山側にあった温泉施設が2006年の夏に移転してきたもの。
日帰り入浴料は大人一人390円、10時~22時まで入浴可(宿泊客は深夜と早朝も可)。
お食事処もあり。
シャンプー、リンス、昆布石鹸完備だが、日帰り入浴はタオル類の持参が必要。

フロントのすぐ脇の大浴場に入ると、まず目に飛び込んでくるのが大きなガラス張りの窓。
20個ほど並んだ洗い場を背にして、窓に向って湯船が並んでいる。
天然温泉の泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、源泉の温度が非常に低いため、加温されている。
天然温泉の他に昆布エキス入りのアロマ湯があり、どちらも湯船に浸かっているだけで肌がつるつるとしてくる感覚が気持ちいい。
そして何といっても大きな窓から見える外の景色が絶品。
窓の外には木舟の形をした露天もあるのだが、これも海に向っているのでとにかくのびのびとした気分になれる。
町中の露天風呂と違って天井がなく、頭上に広がる青い空と目の前の海と、見上げれば飛びすぎていくカモメと、思わず深呼吸したくなる気持ちの良さ。
私が行ったのは日中だったが、夜なら月や満天の星空なども眺めることができるだろう。
湯に入ったり上がったりしながら、何時間でもぼんやりしていられそうな気がする。
これぞ、癒しの空間。温泉万歳。

最終訪問日 2006年12月
(参考)

川湯温泉「川湯第一ホテル忍冬(すいかずら)」

2007年01月06日 | 温泉・スパ・銭湯
屈斜路湖畔にある川湯温泉街の中の、観光ホテル。
最近改装をして、客室数を減らして客室露天風呂付きスウィートクラスの部屋を新築したということでテレビに出ていたのを、たまたま見かけていた。
もちろん私たちはスウィートの宿泊ではなく、日帰り温泉が目的。
ロビーのライティングや小物などは、和洋折衷の落ち着いた雰囲気で、ものすごく写真に収めたい衝動に駆られたが、とりあえず我慢。
日帰り入浴料は、大人一人800円。
シャンプー、リンス、石鹸などは備え付けがあるが、バスタオル・ハンドタオルは宿泊客のみなので日帰り客は持参が必要。
大浴場は「モムニの湯」「スマの湯」に別れていて、日替わりで男女が入れ替わる仕組み。
私たちの行った日は女性用がモムニの湯だった。
モムニの方が露天が広いようだが、後はどちらも変わらない様子。
もともとが宿泊客向けなので、鍵付きロッカーがないため貴重品はフロントへ。
木造りの脱衣所には、化粧水、乳液、ブラシ、ドライヤーに綿棒が完備。
浴場のシャワーは10つほどで、サウナもあり。
嬉しいのはふつうの石鹸以外にもトルマリン石鹸やクレンジングオイルまで揃えてあるところ。
内風呂は温泉と真湯がひとつずつで、露天もひとつ。

さて、肝心のお風呂。
かけ流しの強酸泉。酸性度がph1.6というから相当なもの。
なるほど、入るとアトピー持ちの私の肌はとたんにピリピリと痛み始める。
でも肌には良いからと思って耐えていると、じきに慣れてきた。
ほっとしたのも束の間、熱くなってきたからと半身を湯から上げたら、空気に触れた肌がまたピリピリと痛みだす。
いつもなら半身浴の状態で一時間以上も入っているのだが、今回ばかりは無理。
アトピーでなくても刺激が強いからか、真湯の内風呂が用意されていたので、そちらへ入ってほっと一息。
露天風呂は二方を川に囲まれていて眺めも良く、岩の浴槽の中に備え付けられたブルーのライトが神秘的な雰囲気を出していたのに、ゆっくりできない自分の肌が恨めしい。
その代わりにといおうか、耐えたかいがあって(?)湯上りの肌はいつまでも温かかった。

効能書きには、草津の湯と同じ泉質で、昔から湯治客が絶えないとある。
確かに効きそうな気はする。
良薬は口に苦し?
でも本当に、お肌が弱めの人は、上がり湯をお忘れなく。

■最終訪問日 2006年12月
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上富良野町・吹上温泉「白銀荘」

2006年09月23日 | 温泉・スパ・銭湯
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美瑛町・白金温泉と上富良野町・十勝岳温泉の間にある。
昔は登山客向けのただの山小屋だった(By元地元民の穂和)らしいが、平成9年に立て替えられ、今は来客100万人突破と御礼幕が出るほど一般観光客も訪れるようになっている。
裏手にはキャンプ場があり、白銀荘そのものにも宿泊設備はある。
ただしあくまで山小屋スタイルが基本のため、食事は自炊のみ、ベッドもカプセルホテルかフェリーの二等寝室のような二段ベッドが並んでいるだけの作り。
お風呂はもちろん日帰り入浴OK。
以前は混浴のみだったというお風呂だが、今は男女別。
ただ面白いのが「お楽しみ風呂」という混浴スペース。
男女両方の脱衣所から入れるようになっていて、大人は水着着用必須、子供は自由。
すべり台まであり、家族で来た場合でも、中では一緒に楽しむことができるようになっている。
お風呂の中にはシャワー台が9台。
サウナ、打たせ湯と内風呂が2つ(ひのき風呂・岩風呂)。
このひのき風呂がまたすごい。
案内看板によれば、樹齢200年以上の古木を利用しているらしいが、これが温泉の効能プラス浴槽の防カビ、美肌に効果があるという。
何がすごいかと言えば。
穂和は喘息持ちである。
北海道に戻ってからは発作を起こしていないが、アルコールはダメ、温泉などの高温多湿な場所での長居もダメ。
ところが今回、岩風呂や露天風呂ではいつものように苦しくなりかかってしまったのに、ひのき風呂だけは全く平気だったという。
今までのひのき風呂では、そんなことはなかったらしい。
200年間、風雪に耐え続けてきたひのきは何かが違うのだろう。
ただ残念ながら熱めのお湯が苦手な穂和は、すぐにのぼせてやっぱり長居できなかった。

そしてまた露天風呂がいい。
というより、ここのお風呂は間違いなくこの露天風呂がメインだと思う。
女風呂の露天は、山に沿ってそれぞれ5~20人は入れそうな、大小の岩風呂が4つ並んでいる。
どれも天然温泉で、温度が35℃~42℃まで幅広い(外気温によって変化する)。
灯りはランプひとつだけで、聞こえるのはお湯の音と山の木を揺らす風の音。
薄暗い岩風呂は情緒満点。
足元も暗いので、目が悪い人、子供やお年寄りは要注意。
ぬるいからいつまでも浸かっていられる。
冷たい風に頬をなでられつつぼんやりしていると、時間を忘れてしまう。
満月の夜だったらまたいいだろうなぁとか、晴天の日に山の緑を眺めながら入るのもいいだろうなぁとか、雪見風呂でもいいなぁとか。
時間と季節を変えて、ぜひまた来たい。
北海道の温泉の中で、私のお気に入りのかなり上位にランクインとなった。

入浴料 大人600円、中・高生400円、小学生200円
日帰り入浴利用時間
 朝風呂 6:00~8:00
 通常入浴 9:00~21:00(最終入館20:00)
泉質 塩化物・硫酸塩泉。
固形石鹸のみ備え付けがあり、シャンプー・リンス・タオルは販売がある。
水着レンタル・車椅子用リフト、無料休憩室もあり。
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■最終訪問日 2008年9月


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浦臼温泉(保養センター)

2006年07月30日 | 温泉・スパ・銭湯
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前日も今日も日中は暑い。
屋外で写真を撮っていればいかに北国とは言え、汗でベタベタになる。
本当は前夜に車中泊をしたスキー場の近くにある道の駅「うたしないチロルの湯」に併設されている温泉に入って行こうと考えていたのだが、日帰り入浴が10時からということで、少し戻り方向に進んだところにある温泉を探した。
(余談だが、歌志内市は福祉に力を入れているようで、色々な種類のケアハウスが小さな町のあちこちに点在していた。
その一方、若い人は少ないのか、来春に閉校と書かれた横断幕の下がった高校があって寂しかった)
国道275線沿いの道の駅「つるぬま」にも温泉があることがわかって、そちらを目指すことに。
こちらも日帰り入浴は10時ということで、時間まですぐ横にある鶴沼公園を散策。
ちょうどお祭りの日らしく、公園のキャンプ場は花火会場になるとかで準備が進められていた。
公園に入ってすぐに、大きな池があり、手こぎやスワンなど数種類のボートを借りることができる。
これもお祭りのイベントの一環なのか、この日はボートの貸出し料が半額(実際は半額以下だった)になっていた。
中ノ島まで漕いで行き、のんびりと写真を撮っていたらちょうど10時になった。

浦臼温泉保養センター、宿泊施設あり。
日帰り入浴は大人400円。
タオル、シャンプー等販売あり。
いわゆる町の銭湯といった趣で、更衣室は貴重品ロッカーと脱衣籠の並んだ棚という具合。
サウナ(無料)もあり。
カルシウム・ナトリウム塩化物泉、無色無臭。
源泉の温度が低いことと濃度が高いため、加温加水されている。
近年は源泉の湧水量が減少しているとかで、温泉水(飲用?)の持ち帰りは1人4リットルに制限されていた。
浴室に入ると、洗い場が11箇所ほどある。
サウナ、水風呂、泡風呂、大きめの浴槽と並んでいて、一番大きな浴槽側は鶴沼公園に面した大きなガラス窓になっている。
そこから燦々と陽が射し込んでいるせいか、あるいはお湯が42度とやや高めの設定だからか、浴室内は非常に暑かった。
もともと外が暑くて身体が熱を持っていたこともあって、さすがの私も身体を洗ってからお湯に浸かる前に一度更衣室に脱出し、扇風機に当たって涼んでしまった。
そして少し冷ましてから中に戻ってお湯に浸かる。
窓の外にはさっきまでボートで漕ぎ出していた鶴沼公園の大きな池が見え、眺めはとてもいい。
公園があまりにも近くに見えるので、すぐ下を歩いている公園側の人からこちらが見えるんじゃないかとちょっと気にはなりつつ。
キャンプ場やテニスコートもあるような大きな公園の緑が、夏の陽射しに照らされて濃く光っている。
お湯が熱めで汗が出て、とは言いながらもそこは温泉、湯上りはすっきりサッパリ気持ちがいい。
ちょっぴりのぼせ気味になりながらも、夏の午睡気分を味わった。

士別温泉「美し乃湯」

2006年05月03日 | 温泉・スパ・銭湯
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旭川から朱鞠内湖に向かう途中で立ち寄った士別市にある温泉ホテル「美し乃湯」
日帰り入浴も可。
国道沿いホームセンターやショッピングセンターの間にあってとてもわかりやすい。
オールナイト営業で朝8時まで、という時間設定が、夜行性人間にとってありがたい。
入館料、入湯税と合わせて740円。
夜中2時過ぎの退出はプラス1000円がかかるが、お休み処にあるリクライニングシートでもぐっすり眠れる私のような人なら、1740円で温泉にも入れて泊まることもできるお得な施設、ということになる。
もちろんホテルだから、ちゃんとした宿泊設備とサービスもある。
300円で、館内着の浴衣とバス&フェイスタオルのセットも借りられるから、手ぶらも可。
岩盤浴もあり。

最初に入館料を払って、バーコードのついたリストバンドを渡される。
でもすべての清算がこれでできるのではなく、ジュースや小物の買い物などは現金払いになる。
マッサージなどのサービスはバーコードに記録されての後払い。
迷ってしまったのは、そのリストバンドに書かれた番号のロッカーを使わなきゃいけないのかな、と思って脱衣所にいったら、その番号のロッカーが使われていたこと。
実際はバンドの番号はただの整理番号だったらしい。
温泉はナトリウム(食塩)泉。
2年前にできたというだけあって、中はきれい。
洗い場もちゃんとひと席ずつ仕切られている。
内風呂が熱いのとぬるいので一つずつ、露天が一つ。
岩で囲まれたお風呂はゆるゆると足を伸ばせて、気持ちがいい。
天気のいい中、屋外の動物園を歩き回っていた私の顔は、すでに突っ張るような感じがして日焼け状態になっていた。
切り傷、やけどにきくという効能書きだったから、お湯を顔になじませてみた。
確かにそれまでヒリヒリしていたところが落ち着いて、翌日には日焼けの赤ら顔はすっかり元の顔色に戻っていたので嬉しかった。
慢性皮膚病にも効く、と書いてある一方で、注意書きには「アレルギー性の皮膚病など皮膚の弱い方は上がる前に流して」とあったので、ちょっともったいない気もしながら、上がる前にシャワーを浴びておいた。
身体はぽかぽか、辛うじてプラス気温、というような空の下でもちっとも寒くならなかった。
いや~、やっぱり温泉はいいのぅ。

スパ「美遊菜の湯」

2006年04月05日 | 温泉・スパ・銭湯
「カラオケに行きたい」と私が言ったら、「それよりもお風呂に行きたい」とダンナが言ったので、スパに行くことになった。
今回行ったのが、サッポロビール園横にあった工場の敷地跡に、去年オープンした「アリオ札幌」という複合施設の中にある「美遊菜の湯」というところ。
入館料1200円はちょっとお高め?と思っていたが、会員になれば1000円、さらに私たちの行った21時過ぎはナイト割引ということでさらに200円引きの840円、となればそれほど高くもない。
(水曜はレディースデーで、通常の時間帯も私だけは840円だったらしいけど)。

入り口で入館料を支払い、ロッカーの鍵と、館内着、大小のタオルのセットを受け取る。
鍵にはID番号とバーコードがあって、施設内の飲食やエステなどの料金は全部バーコードを通して記録され、帰りに清算するというしくみ。
新しいだけに、中もとてもきれい。
もちろん岩盤浴もやりましたよ。
岩盤浴コーナーは20床ほどあって、一度にたくさん入れるのも嬉しい(予約待ちが少ない)。
洗い場はひとつひとつ仕切られているので、石鹸の泡が隣に飛ぶ心配をせずに洗えるのがいい。
もちろんシャンプー類、ボディーソープ、それに洗顔フォームも完備。
ショッピングもできる複合施設に併設なだけあって、完全な手ぶらで行けるようになっているのだ。

そして肝心のお風呂。
内風呂には「炭酸風呂」「寝湯(人工温泉)」「ジャグジー」「変わり湯&泡風呂」、露天には「壷湯」「人工温泉」がある。
人工温泉生成装置というものがついているらしく、科学的に再現した全国の有名温泉を楽しめる(季節ごとに温泉地は変わる)。
今回は有馬温泉の湯だった(女湯・露天)。
完全な本物ではないけど気分が味わえるのと、何よりカルキ臭を感じずに入れるのが私にとって幸せなことだ。
露天はさすがに街の真ん中だけに、天井部が開いているだけで景色を楽しむというわけにはいかないけれど。

のんびりゆったり、しすぎて、併設の居酒屋は閉まってしまってお湯のみで帰ってきたけど、せっかく会員になったし、今回体験しそこねたゲルマニウム温浴も行ってみたいし、また温泉種が変わる頃にいってみようかな。

■追記■
現在、岩盤浴が追加料金ナシの入り放題。
予約なしで好きなときに入れる。
お湯も、月変わりの他に曜日変わりのものもあって、昆布、ワイン、緑茶など楽しくてお肌にもいいお湯が味わえる。

■2008.6.12再追記
運営会社が変わるとのことで、現在の「美遊菜の湯」としては2008年6月15日で一旦閉鎖となる。
1ヵ月後の7月にはリニューアルオープンとなるが、システムなども大幅に変更になる可能性があるとのこと。