ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

鳥飼いの夢

2008年12月23日 | 日常雑記
私がよく足を運ぶホームセンターは、食品売り場以外ならばペット同伴がOKとなっている。
土日ともなれば、ペット売り場を中心に、カートに乗せたペットと一緒に買い物をする人々に出会う。
彼らが連れているペットのほとんど全てが犬(または勘違いな親が連れている人間の子供)。
たまには他の動物を連れた人はいないものかと思うのだが、なかなか出会わない。
確かに犬は、しつけさえちゃんとしてあれば他人に危害を与えないし、フン害もない。
そういう意味では一番連れて来やすいペットではあるに違いない。

が、それはあくまでもきちんとした飼い主さんがきちんとしつけをしていれば、の話。
以前、このホームセンターで、ある出来事に遭った。
それは閉店も近く閑散としたペット用品売り場でのこと。
中・小型犬用のカートに明らかに大型の犬を乗せた夫婦がいた。
とその時、小動物売り場から小桜インコが一羽飛び出して、天井近くの鉄の柱に止まった。
慌てた店員さんが網を持って追いかける。
と、少し離れた場所にいた大型犬連れの婦人の方が突然金切り声を上げて店員さんを呼んだ。
「ちょっと! あなたたちが騒ぐからウチの犬がカートから落ちちゃったじゃない! ケガでもしたらどうしてくれるのよ!」
見れば、さっきまでカートに乗っていた大型犬が床に立っている。
どうやら鳥を追う人の声に驚いて、カートから飛び降りたらしい。
呼ばれた店員さんは平謝り。
でも、端から見ていた私たちは思う。
ちょっとしたハプニングで興奮してしまうような子なら、人の多い場所に連れて来るべきではないのでは?
そもそも大型犬用のカートに入れていれば飛び出すことはできなかっただろうに?
っていうかもしももっと人の多い時間で近くに子供でもいたら、アナタが加害者になってたかも知れないよね?
……と。

連れてくるペットの種類が問題なのではなく、連れてきても大丈夫な性格(としつけ)ができているかどうかが問題なんだ、とつくづく思った一件だった。

そんな中、ついに先日犬以外のペットを連れている人に出会うことができた。
その人のカートにいたのは、ウサギ。
私、心の中で拍手喝采。
そういう私の夢は、いつの日かヨウムを飼い、その子を連れてお買い物に行くこと。
(ウチのオカメーズはお散歩リードなど付けるのは無理な子たちなので)。


↑写真はwikiからお借りしました

ヨウムは、今年の夏ごろに「逃げ出して保護された警察で名前と住所を名乗って飼い主のもとに帰ることができた」とニュースになったような、頭のいい大型インコ。
いつか一緒に暮らしてみたいなと思いつつ、なかなか高価で飼えません。
なにせ25万円近くする。
だからあくまで、鳥飼いのささやかな夢、なのだ。


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