社会科学上の不満

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危ぶまれるオリンピック

2008-03-19 09:14:32 | 社会常識と教育
 チベットの暴動の影響で北京オリンピックの開会式をEUがボイコットすることを検討するそうです。EUの選手の中には選手同士でこの問題を話し合っている方も多く「なぜIOCは中国開催を決めたのか」と言う声も有力選手から上がってきています。「ワイロで決めた」とはさすがにIOCも答えられないでしょうから、その疑念を払拭するため、何らかの行動をするはずです。
 チベットの暴動がここまで世界に広まったのはなぜでしょうか。同じ中国国内の新疆ウィグル自治区の暴動は全くと言って良いほど誰もしりません。ここにダライラマ14世の亡命政権の存在が考えられます。新疆ウィグル自治地区の暴動には亡命政権(最も政権そのものがない部族社会の地域ですから)がないためだと考えられます。
 いずれにしろ世界はチベットの暴動を知ってしまったのですから、過去のチベットにおける中国の非道も明らかになって行くと予測できます。そしてこの中国の態度が問題です。外国のメディアをチベットに一切受け入れず、自らの主張だけを高々に宣言しています。まるで南京虐殺のように。この傾向が強まれば強まるほど北京オリンピックのボイコットの動きは大きくなると予想できます。
 その時、日本はどう判断するのでしょうか。中国べったりの福田総理がどう判断するか大変見ものです。左翼の連中の発言も見ものです。全く無視し第三者的に報道するか、豹変して叩くか、左翼系マスコミの対応も大いに見ものです。

コメント
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