http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20161007/frn1610071601004-n1.htm
米太平洋軍は今月3、4日、米軍佐世保基地(長崎県)を母港とする強襲揚陸艦「ボノム・リシャール」が南シナ海で駆逐艦2隻と共に潜水艦を探知、攻撃する演習を実施したと、6日までに発表した。南シナ海で人工島を造成、軍事拠点化を進める中国を牽制(けんせい)する狙いだ。
太平洋艦隊のスウィフト司令官は声明で、海兵隊向け最新鋭ステルス戦闘機F35を運用する揚陸艦配備への準備だと説明した。揚陸艦は輸送機オスプレイや車両も搭載し上陸作戦を遂行する。
演習では防空作戦や隊員輸送、実弾発射訓練も実施。駆逐艦2隻は今年4月から南シナ海を含めたアジア太平洋地域で警戒監視活動に当たっている。F35は来年1月から米軍岩国基地(山口県)に配備予定で、強襲揚陸艦「ワスプ」に搭載される見通し。 (共同)
強襲揚陸艦ボノム・リシャール
フィリッピンの基地が使えない以上沖縄が前線基地となる、南沙問題。フィリッピンは米国側に付かないと公表。
すでに、3000メーター級滑走路を持つ三つの島を含め軍事基地化した7つの島が相互に防衛しあう状況。戦力はJ-15一個航空師団72機、SAMおよびSSM車両複数と砲兵陣地が確認
民間人が多数観光に訪れており盾として利用する模様。大きさは真珠湾の米軍基地並みであり、数発の爆弾で使用不能になる規模ではない。一言で言えば手遅れ!との書込みがあった。オバマ大統領のヘタレがこの状況を作った。今後、黒人を大統領に選ぶことは米国ではない。
南沙諸島の一つ
しかしこの書き込みは、通常の空戦及び通常弾による空爆だけを想定していないか?米国は、ヤル時はヤル国家である。核等は勿論使用しない。FAEB(気化爆弾)を使用するであろう、広島型原爆と同等の破壊力があり放射線も放射性物質も出さない爆発物である。
米攻撃機FA-18Eに搭載できるこの2000ポンドのFAEB(気化爆弾)だけでも広島型原爆の1/4程度の破壊力がある。2000ポンド≒1t爆弾とすればFA-18E戦闘攻撃機1機最大8発は搭載できる。充分広島型原爆と同等以上の破壊力がある。しかし強襲揚陸艦ボノム・リシャールにはこのFA-18Eは搭載されていない。正規空母ではないためである、カタパルトも装備していない強襲揚陸艦ボノム・リシャール。
FA-18E
F-35Bであろう。F-35シリーズの中で垂直離着陸ができるのがこの「B」型である。日本が配備するF-35は「A」型であり垂直離着陸はできない。AV-8BハリアーⅡはもう引退か?もったいない気もする。
F-35B 垂直離着陸機
F-35Bがこの2000ポンドのFAEB(気化爆弾)を何発搭載できるのか?カタログ値(武器搭載重量6.3t)だけでは本当のところが解らない。
米軍は、第二次世界大戦直前に起きたスペイン内乱のように、南沙の問題を新兵器の実験場と捕らえてはいないか?
収拾が付かない場合は、「神の杖」を発動させる可能性もある。限定的地域紛争で治めるのが大前提である。天津市の大爆発はこの「神の杖」と言われている、EU諸国はそう見ている。国際条約違反であるが、衛星なので本当に存在するか誰も立証できない。
神の杖
米国は甘い国ではない。中国は如何にこの危機を乗り越えるかが課題である。うまくやらないと習近平体制は崩壊し、中国が内乱に突き進むこととなる。