5月8日、アルカイダがフランスへの攻撃を宣言した。アフリカのマリ北部制圧の報復だそうだ。
世界は日本人の常識の外で動いている。彼らが使うその武器は、爆弾に至るまでキリスト教国もしくは中国で作られたものだ。キリスト教国で作られた銃器をもってキリスト教国に宣戦布告。銃器の生産能力はないのに。
この場合銃器を購入する金を作るため麻薬ビジネスに手を出すのが一般的だ。アフガニスタンでの事例を見よ。最早ムハンマドが説いたイスラム教からは程遠い、しかしアルカイダは神の名を使い麻薬を生産し、銃器や爆発物を購入、そしてテロを行う。しかも爆弾テロは若い未亡人や子供を使う。
宗教のいやらしさでもある。戦うのであれば自ら最前線に行くべきではないのか?それとも自分は神に選ばれたと思っているから高みの見物で良いのか?ア・ラーは間違いなくこれらの卑怯者を祝福することはない。
現在、イスラム過激派の暴走が目立つがキリスト教にも過激派は存在する。これらが本格的に行動し始めたら迷惑するのは、一般の宗徒たちである。先進国(G8)は日本を除くとキリスト教国である。しかも日本を除く7カ国の基幹産業は武器の製造・販売である。先進国が本気になるとイスラム過激派を支援する国はこの世から無くなる可能性さえある。
イラク戦争ではロシア・フランス・中国が反米的に動いた。しかしロシアもイスラム過激派に苦慮している。今度のソチ冬季オリンピックで何か起これば、国威にかけても行動するであろう。中国も新疆ウィグルで暗躍するアルカイダのテロに頭を抱えている。現在アルカイダ系のテロに困っている国はここぞとばかり連合することが予想できる。
核を使わなくとも新兵器主にロボット兵器の実験場となることが充分予想できる。