社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

道徳の重要性

2008-08-07 13:23:19 | 社会常識と教育
 共産主義も民主主義もそれを運用する「国民」の質で決まります。民主主義のほうが共産主義より、この国民の品性が低いことを前提にしている点で現実にあっているのかもしれません。同窓会などの任意団体で懸命に動く執行部を冷やかし半分に傍観している方との関係に酷似しています。
 まったく自ら動こうとしない傍観者の方が何の権利があるというのでしょうか。共産主義はこの執行部に当たる方を指導員や委員という地位に就け権限を与え社会システムを運用します。そしてその結果は旧ソ連や中国、北朝鮮、等にそれが成功か失敗か見て取れます。成功だったと言う方はいらっしゃるのでしょうか。
 民主主義はこの執行部にあたる方=理性的な判断力と責任能力を有する方の合議制を指し示します。フランンス革命直後のロエス・ピエールらが求めた民主制に市民はいても農奴はいませんでした。
 日本も原敬総理まで選挙権は一定以上の税金を納めている者(高等教育を受けている)の男子とされていました。スイスではここ10数年前に女性に選挙権を与えました。長年女性には選挙権がなかったのです。
現在の日本の民主制はまさに衆愚制の色が強いようです。若者の大半は日本がアメリカと戦争をしたことを知りません。ネクタイの色で選挙の票数が変わります。そのために自民党に選挙用のスタイリストがいます。もしそうでければただでさえお金がかかる選挙に無駄なコストはかけません。
なんと情けない国民になったのでしょうか。しかしこれが現在の日本国民の実態です。やはり国民一人ひとりの道徳性を向上させねば、キムタクが立候補したら本当に総理になるかもしれない状況です。
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民主主義煮の危機

2008-08-04 11:56:44 | 社会常識と教育
  奴隷開放時に実際にあった話ですが、ご主人がやさしければ自分で考えるより楽なわです。そのようなご主人にあたること奴隷の最高の幸せでした。これはヨーロッパの農奴制でも同じです。自らが考えることよりやさしく慈悲深いご主人さまに仕えてい方が楽でした。民主主義とは自らがご主人であり奴隷であるのです。自ら考え、行動し、後悔し、悩まなければ、道は開けません。
 しかし、現在この基本的なことを放棄する方が日本には多数います。民主主義が衆愚化しはじめているのではと思うことが多々あります。TVに多くの問題が多いようです。さらにネットと便利になるのはよいのですが、人間そのものは何も進歩していないようです。どんなに便利になっても自ら考え行動しなければ民主制は衆愚制へと転がり落ちます。
 
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内閣改造の意義

2008-08-01 10:40:34 | 社会常識と教育
 本日午後内閣が改造されるそうだが、国民の関心は薄いようです。なぜ薄いのでしょうか。自民党政権では何も変わらないと思っているからです。もし劇的に政治が変わると思わせるには、国家公務員法の罰則強化を目的とした法律を国会で通すしかありません。官僚にタッチさせないで、法曹出身者や官僚出身者を中心に法律案を作成するしかありません。もちろん官僚側に途中でモレた場合は、自民党の未来はありません。
 思うにそのようなことはできないでしょう。小手先の内閣改造では国民は納得できないところに来ています。
外務省のホテル代踏み倒しのような官僚が、官僚体制の終焉を暗示しているのではないでしょうか。それに何の対策もできないようでは国民から見放されてもしかたがないことです。
 官僚への不満が国民に充満しているときだからこそ、官僚の規律を正すことが、いや官僚をスケープゴードにすることが、自民党の生き残る唯一の道ではないでしょうか。
 それができないのであれ、自民党は自ら野に降ることを選択したのと思われて仕方がないことです。
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