イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

パリ再び その4;分類不能のパリ写真を集めて公開、まず第一弾

2019年04月27日 09時00分00秒 | ヨーロッパ
パリの話題の続きです。


テーマに分けられない写真をバラバラと掲載します。
上の写真は、ご存知ノートル・ダーム寺院 Cathédrale Notre-Dame de Paris

....のレゴ模型。
La Canopée という、ポンピドー・センター Centre Pompidou のそばのモダンなショッピングモールにあるレゴ・ショップに寄りました。

夫の妹が急用でロンドンに数泊することになったので、学期中の夫の甥の世話をしました。

リクエストで連れて行ったレゴショップのいくつかの精巧な模型を見学、ノートルダームの写真を撮っていると、孫の付き合いで来たらしいフランス人の紳士がガラスケース下のプレートを指さして、身振り手振りでこれも撮るように指示しました。

で撮ったのがこれ。


104、432個のレゴのピースが使われているって、すごいなぁ、730時間もかけて!....だから何だ?ってことなのですが言葉の通じない観光客と交流をもてて、退屈していたおじいさんは嬉しそうでした。

甥はレゴ選びに時間が欲しいということなので、私たち夫婦は周辺を散歩してストリート・アートの収集をしました。

この後、すぐそばのノートルダームに行きたかったのですが、さすがに甥を連れて広大な大聖堂建築は負担なので、同じシテ島 Île de la Cité にある小さめの、ステンドグラスが美しい、ノートルダームより完成が古いサント・シャペル Saint-Chapelle を見学しました。

ノートルダームが半焼したのは翌日、私たちがイギリスに帰国する前日です。


サント・シャペル とコンシェルジェリー Conciergerie を敷地内にもつ、シテ島内の裁判所 Palais de Justice の建物沿いに長いこと並びました。
一昨日のストックポート日報にその時の間抜けなセキュリティ儀式について書いた記事です、よかったら読んでみてください。

パリ再び その2;パリのセキュリティ対策、物々しさで効果的!その実ヌケてる現実味の足りなさ

サント・シャペル とコンシェルジェリーへの入り口の鉄門がなぜか、大きな板で覆われていました。


もしかして、破壊、損傷から守っているのでしょうか。

もっこり度が高い、ライオンの顔の部分がのぞくよう、丸く穴が穿ってあったのが気に入りました!


うーん、シテ島で例の抗議デモがあった話は聞きませんが、なんだったんだろう。


一階窓ガラスがことごとく破壊され、仮の板覆いがされている凱旋門近くの建物です。


明らかに、フランス政府の政策に不満を持つ一般市民の抗議デモ、ジーレー・ジュン gilets jaunes(黄色いチョッキ)運動による抗議活動が破壊行為に発展した結果です。
要求だかスローガンだかが殴り書きされたのがクリーム色のペンキで塗りつぶされ、さらにその上に「公平な経済政策を」という新たなスローガンが書き加えられています。

写真を撮ったのはこれだけですが、シャンゼリーゼの通りの被害はけっこうすごかったようです。
板覆いをたくさん見かけました。

抗議活動が終息するまで修理はしないつもりのようですね。

高価なショーウィンドー用の大きなガラスパネルを入れてもまた壊されちゃえば元も子もななくなりますものね。

マンチェスターなんかだとすぐに板覆いが地元アーティストによるストリート・アートで飾られることになると思うのですが。

いえ、やっぱりお店にとっては被害甚大、憎々しい災難の痕を楽しく飾る、なんてことはしたくないのかもしれませんね。
近辺のショールームなど、週末に備えて、防御用の板パネルを打ち付けられるよう、角材でショーウインドーを囲む仮枠を用意している店をいくつか見かけました。

私たちが滞在中の週末、ジーレー・ジュンの本拠地はトゥルーズに移ったようです。
パリでデモはありませんでした。
少なくとも大規模な破壊はなかったようです。


シャンゼリーゼ Champs-Élysées のスターバックスで一休みした時にショーケースにシャンゼリーゼ通りがうつりこんでいるのを撮りました。


シャンゼリーゼらしくない小さな商店がたくさん入った、古いショッピング・アーケードの真ん中にあるスターバックス、カップが紙製で強烈に興ざめでした。

滞在した夫の妹のアパルトマンのある通りの小さなバール(坂場兼カフェ?)のガラス戸に貼ってある強烈セクハラ スティッカー!


人気のオレンジドリンク、オレンジーナの臨時マスコット・キャラクターなのでしょう。
イギリスでもフランスでも女性や子供の好むソフトドリンクのはずですが....対象の見えないマーケティング!

2年前に来た時からありました。
再び見られてうれしいです!!

イギリスでは見ませんねぇ、人間の女性モデルを使えばヒンシュクを買うでしょうがシマウマならセクハラ度が半減!?
妹も12歳の甥も「サイテー!」と言って目を背けて通りすぎます。

そんな堅いことこといわなくても.....

私は好きなのですが、このディープに地元民御用達のバーの敷居を高くしていることは確かです。
薄暗く、観光客も女性もお呼びでない雰囲気たっぷり。

帰国の日に夫が私とシマウマギャルの記念写真を自らすすみ出て撮ってくれました。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする