イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

トレンディ(という名前もけっこう恥ずかしい)なスマートフォン店の時代遅れな看板が長い歴史を物語る

2020年02月05日 09時00分00秒 | 英国ってハズカシイ!
ストックポートのタウンセンターから国道A6を南(そのまま335kmずっと行けばロンドンです。)へちょっと、ヘーゼルグローブ Hazelgrove の商店街で見つけた看板です。


中古の携帯電話(モーバイル・フォーン mobile phone) と、備品を売り、修理もする店、トレンディ・モーバイルス Trendy Mobiles の「I」の字が時代遅れの旧式携帯電話!
「この看板、恥ずかしい。何とかしようよ」と声をかけたくなる、それでもあまり気にする人もなく繁盛している個人商店です。

あ、この店で扱われているのはすべてスマートフォンです。

そうだ、「スマホ」という便利な略語が一般化している日本では携帯電話/ケータイといえば「旧式の携帯電話/ガラケーなるもの」をさすのでしたね。

イギリスではスマートフォンも旧式の携帯電話もすべて携帯する電話は「モーバイル mobile」です。
今ではむしろスマートフォンのことも「フォーン phone(電話の一般名)」という人が多いかもしれません。

私のうちでも固定電話 land line は解約しました。
イギリスでもたしか15年ぐらい前までは固定電話の番号がないと住所不定のように思われて不都合だったことがあります。
今ではそんなことを気にする人は本当に誰もいません。

ガラケーという日本独自の便利なものがなかったイギリスでは、旧式携帯電話を手放してスマホに移行する動きが日本より格段に速かったのです。

古くからの商店街で健闘している小さな個人商店にはほほえましい/恥ずかしいダジャレ店名やキッチュな表現の看板がけっこう残っているのです。








コメント (2)
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