イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

手作りのクリスマスケーキをお土産にもらい、クリスマスがもうそこまで来ている実感を感じた11月の半ば!

2021年11月13日 07時17分03秒 | 英国の、生活のひとコマ
ケントのオーピントン Orpington の弟の家に3泊した夫が昨日帰宅しました。

お土産は、退職して悠々自適の夫の弟が作ったクリスマス・ケーキです。


忙しく仕事をしていたころからケーキ作りが趣味だった弟です。

10月、11月に「クリスマス」の声を聞くとストレスを感じる私です
いくら何でもクリスマス・ケーキのやり取りはやくはないか、とお思いでしょう?

干した果物やブランデーが入ったねっとりどっしりのどす黒い英国のクリスマスケーキは秋に作ってクリスマスの日までゆっくり2か月は寝かせて風味が増すのを待つものだそうです。
夫に持ち帰らせるために滞在中にアイシング(サラサラの粉砂糖を水で溶いて固めた糖衣)で覆ってくれたようです。

アイシングはクリスマス直前に塗りたくるものなのですが。
退職して初めてのクリスマス...知り合いや親せきに配るために、全部で12個焼いたそうです!

ド派手な台紙が大きすぎて、定型サイズのケーキが入るプラスチックのケーキいれ(チョコレートの詰め合わせが入っていた丸い箱です)に入らない!

メラミンのミキシングボールをかぶせてクリスマスまでこうやって保管することにしました。


お礼とともにこの写真を弟に送ったらとても喜ばれました。
クリスマスイブにケーキを飾り付けたら食べる前にその写真も送ってほしいと言われました。

もちろんそのつもりです。

夫がロンドン郊外のオーピントンに行ったのは、高齢の父親が入院、突然様態が悪化したので会いに行ったのですがありがたいことに持ち直しました。
ようすを見て、月曜日に退院です。

...と言っても、一度死にかけた高齢者を次の週の月曜日に退院させるなんて英国の国家医療制度、荒っぽいですよね。
入院は本当に必要最小限度の際に限られます。

全ての人が無料で最高の医療が受けられる制度は素晴らしいのですが...
コロナの感染予防のため、面会はコロナ検査をしたうえで1度に1人のみ、妻は別勘定(と言うか、お目こぼし?)のようですが安静を要するためもあって1日1回30分以内...と厳しい決まりがありました。

そう言ったわけで、私は心配しつつも家でネコ2匹と1人で留守番でした。





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