イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

暖かい日が続く新年の英国、オミクロン感染は広がる一方...

2022年01月04日 07時48分12秒 | 気になる出来事、社会情勢
新年も4日目。


英国の近況です。
上の写真はうちの、元日のクリスマスツリー。

英国の昨日の新規感染者数は157、758人。

イングランドでは25人に1人がコロナ・ウィルスに感染した、あるいは現在感染していることになるそうです(やれやれ)
英国(連合王国)を構成する他の3国(スコットランド、北アイルランド、ウェールズ)では40人前後に1人とグッと少なくなりますね。

経済活動や社交をストップさせずに感染拡大阻止を遅らせる作戦のカギだった、「ホームテスト・キット」の不足がいまだに深刻です。
つまり作戦はうまくいっていないことになりますね。

今日、来てくれるはずだったおなじみの便利屋さんがオミクロン感染して来られなくなりました。

夫のインターネットゲームの対戦相手は昨日職場で検査して感染が確認されたので家に帰されたそうです。
仕事をしないで(退職した)うちの夫とゲームをしているぐらいだから、症状が出なかったのでしょう。
でもその人はどうやって出勤して、感染確認されたあと家に帰ったのでしょうか。
バスで?電車で?クルマで?
「オミクロン感染者」と書かれたゼッケンをつけているわけではない症状のない感染者と混雑した通勤電車で乗り合わせる可能性は充分ありそうですね。

きのう編み物クラブの新年最初の集まりに行ったら、パブの扉に「本日休業 CLOSED TODAY 」のはり紙がありました。
集まりは中止です。
事情は分かりませんが、推察するに...(間違いだったらごめんなさい)スタッフが隔離中??
スタッフが感染して隔離中のため人手不足で店やホテル、飲食店が営業できないケースが全国で続出です。

クリスマス(12月25日)に間に合うよう、クリスマスイブ(12月24日)までに配達してもらう予定の通販の到着の遅れが目立ったそうです。
私のうちでもネコのティブから私へのプレゼントがクリスマスが終わってから届きました。
「クリスマスまでに必着」指定にして余分にお金を払えば間に合うはずだったのですが、ティブが「23日か24日に到着予定」の予測をあてにしてケチったためでしょう。

深刻なのは医療スタッフの人手不足です。
これから起こり得る品不足も心配です。



屋内のマスク着用が義務づけられたぐらいで、なーんにも手を打たない政府です。

あ、いいえ、陽性ならば自主隔離、陰性ならば濃厚接触者でも外出オッケーのホーム・テスト制度を徹底する方針が効果を奏しているはずだったのです。
テスト・キットが品不足では意味ない...
うちにはまだ手もとにいくつかあります。

小学校でも新学期から初めてマスク着用が義務づけられます。
教員組合は歓迎しているそうですが、児童心理学者の中にはマスクをさせることによる心理的圧迫や恐怖心をあおるなどの問題点を指摘している人もいます!!!!

パンデミックの初期にも、「マスクの常用は人々の心に恐怖心を植え付けるから賛成できない」という公的な意見がけっこう聞かれましたっけ...

ブースター・ジャブの接種がすすんでいるため、たとえ感染しても重篤な症状が出る確率が低いらしいのが救いです。

大晦日から連日おだやかな、というより暖かい日が続いていました。
元日には、ロンドンで日中16℃の1月の記録破りの高温を記録しました。



私もコートなしで外出していました。

今日からまたグッと寒くなる予想です。

2枚の写真は昨日のクリスマスツリー(とうちのネコ、ティブ)です。


コメント
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