ボルトンの話題、番外編です。
シビック・ビルディング Civuc Centre のすぐ横の小さな広場、ヘクタゴン・スクエア。
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奥の建物の上のチェスの駒、キャッスルを背中に載せた ゾウ2頭。
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案内看板によると、このゾウ2頭は、重さが1トンを超す鋳鉄製、ボルトン市内の綿織物の漂白工場の門扉のてっぺんに取り付けられていたそうです。
ボルトン市民にとって、大切なモニュメントみたいですね。
1977年に工場が取り壊された時、市庁舎前のヴィクトリア・スクエアに移され、まわりまわって、あまり人目につかない高い場所に落ち着いたようです。
広場の3頭の子ゾウたちは、歴史的モニュメントが寂しくないように、設置されたのでしょうか。
キャッスルを背中に載せた象の図像は エレファント&カースル Eliphant & Castle といいます。
ロンドン南部の交通の要所に、同名の地区があるのをご存知の方もいるのでは。
同名の地下鉄の駅もあります。
なんで、ゾウがお城をせなかに?
17世紀のイギリスの国王、チャールズI世の妃(スペインの王女)の称号 La Infanta de Castilla がロンドン市民の耳には「エレファント・アンド・カースル」と聞こえ、大うけだったので、王の結婚を記念して、ロンドン南部の宿場町にある馬替え宿が「エレファント&カースル」と改名した、地名はその宿が由来・・・という人気のある俗説が今に伝わっているそうです。これは間違い。
エレファント&カースルは中世以来、ヨーロッパ中で紋章の図柄として、広く知れわたったイメージなんだそうです。
インドの王侯貴族が乗った、ゾウの背中に取り付けられた駕籠、あるいは古代の東洋の勇敢な兵が乗って戦ったゾウの戦車のイメージのヨーロッパ風アレンジだとか言われているそうです。
エレファント&カースルの地名のもとになったそのロンドンの宿(パブ)は、紋章の図柄として古くから知られる「エレファント&カースル」を商標として使用していた有名な刃物商の跡地に店開きしたため名づけられた、ということです。、
商売物のナイフの柄には象牙が使われていたそうなので、選ばれた商標らしいです。
なーんだ!
ボルトンのエレファント&カースルは、市の紋章の一部なんだそうです。
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19世紀のマーケット・ホールを改装した、ショッピングセンターの、いくつもある入口のアーチの下、すべてについている市の紋章。
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このショッピングセンターについては、昨日の記事を読んで下さい。
市庁舎のあるヴィクトリア・スクエア Victoria Square にも。
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戦没者慰霊碑。
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工事中の銀行のたてものてっぺんにも。
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クレスト(紋章飾り)。
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前回ボルトンに行った時、ヘクタゴン・スクエアの鋳鉄製のお城をのせたゾウのペアと、3頭の子象を見かけて、ボルトンの町にとってゾウはどんな意味があるんだろう、と思って調べました。
グーグルしたら、すぐにわかりました。
クレストを冠した、古い建物のリストも見つけました。本当はもっともっと、たくさんあります。
シビック・センターの窓の外の、正方形の窓を飾る、鉄のレーリングも、ただのアールデコ意匠かとおもっていたら・・・
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ゾウの鼻をイメージしたデザインなんだそうです!!(ほんとかしら)
ゾウはボルトンのマスコットみたいなもののようですね。
マンチェスターのハチのような存在かもしれません。それほど知名度はありませんが・・・
日本でいえば、ゆるキャラ?ああ、全然ゆるくないですね。
ヘクタゴン・スクエアの、子供の遊び場に立つ、3頭の象のモニュメントは、子供たちに親しまれる存在を目指しているようです。
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いえ、ゆるくないですが・・・色彩が楽しげです。
子供たちによる投票でついた名前があります。
前からそれぞれ、Ellie(私の名前とつづりが同じです)、 Elner、 Mr.Jackbow。
ロンドンの有名なエレファント&カースルの モニュメント。
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ピンク!
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
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シビック・ビルディング Civuc Centre のすぐ横の小さな広場、ヘクタゴン・スクエア。
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奥の建物の上のチェスの駒、キャッスルを背中に載せた ゾウ2頭。
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案内看板によると、このゾウ2頭は、重さが1トンを超す鋳鉄製、ボルトン市内の綿織物の漂白工場の門扉のてっぺんに取り付けられていたそうです。
ボルトン市民にとって、大切なモニュメントみたいですね。
1977年に工場が取り壊された時、市庁舎前のヴィクトリア・スクエアに移され、まわりまわって、あまり人目につかない高い場所に落ち着いたようです。
広場の3頭の子ゾウたちは、歴史的モニュメントが寂しくないように、設置されたのでしょうか。
キャッスルを背中に載せた象の図像は エレファント&カースル Eliphant & Castle といいます。
ロンドン南部の交通の要所に、同名の地区があるのをご存知の方もいるのでは。
同名の地下鉄の駅もあります。
なんで、ゾウがお城をせなかに?
17世紀のイギリスの国王、チャールズI世の妃(スペインの王女)の称号 La Infanta de Castilla がロンドン市民の耳には「エレファント・アンド・カースル」と聞こえ、大うけだったので、王の結婚を記念して、ロンドン南部の宿場町にある馬替え宿が「エレファント&カースル」と改名した、地名はその宿が由来・・・という人気のある俗説が今に伝わっているそうです。これは間違い。
エレファント&カースルは中世以来、ヨーロッパ中で紋章の図柄として、広く知れわたったイメージなんだそうです。
インドの王侯貴族が乗った、ゾウの背中に取り付けられた駕籠、あるいは古代の東洋の勇敢な兵が乗って戦ったゾウの戦車のイメージのヨーロッパ風アレンジだとか言われているそうです。
エレファント&カースルの地名のもとになったそのロンドンの宿(パブ)は、紋章の図柄として古くから知られる「エレファント&カースル」を商標として使用していた有名な刃物商の跡地に店開きしたため名づけられた、ということです。、
商売物のナイフの柄には象牙が使われていたそうなので、選ばれた商標らしいです。
なーんだ!
ボルトンのエレファント&カースルは、市の紋章の一部なんだそうです。
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19世紀のマーケット・ホールを改装した、ショッピングセンターの、いくつもある入口のアーチの下、すべてについている市の紋章。
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このショッピングセンターについては、昨日の記事を読んで下さい。
市庁舎のあるヴィクトリア・スクエア Victoria Square にも。
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戦没者慰霊碑。
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工事中の銀行のたてものてっぺんにも。
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クレスト(紋章飾り)。
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前回ボルトンに行った時、ヘクタゴン・スクエアの鋳鉄製のお城をのせたゾウのペアと、3頭の子象を見かけて、ボルトンの町にとってゾウはどんな意味があるんだろう、と思って調べました。
グーグルしたら、すぐにわかりました。
クレストを冠した、古い建物のリストも見つけました。本当はもっともっと、たくさんあります。
シビック・センターの窓の外の、正方形の窓を飾る、鉄のレーリングも、ただのアールデコ意匠かとおもっていたら・・・
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ゾウの鼻をイメージしたデザインなんだそうです!!(ほんとかしら)
ゾウはボルトンのマスコットみたいなもののようですね。
マンチェスターのハチのような存在かもしれません。それほど知名度はありませんが・・・
日本でいえば、ゆるキャラ?ああ、全然ゆるくないですね。
ヘクタゴン・スクエアの、子供の遊び場に立つ、3頭の象のモニュメントは、子供たちに親しまれる存在を目指しているようです。
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いえ、ゆるくないですが・・・色彩が楽しげです。
子供たちによる投票でついた名前があります。
前からそれぞれ、Ellie(私の名前とつづりが同じです)、 Elner、 Mr.Jackbow。
ロンドンの有名なエレファント&カースルの モニュメント。
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ピンク!
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
東京歩いていて、動物を見つけることがまず無いですもんね。