バース Barth の連載、8回目。
世界遺産のバースの街並み、18世紀、ジョージアン建築について書いた昨日の記事を読み返して下さいな。リンクを下に貼りました。↓
250年以上前の都市計画!第一級保存指定建築に今も普通に人が住む、世界遺産都市バース・・・その7
今日は気楽に、インフォーマルな、統一感のない雑多な建物がならぶ街並みの写真を並べてみます。
バース・ストーンでできた黄色っぽい連続店舗。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/98/9e7c8108594f290620a9619c3b189a39.jpg)
建物の統一性はけっこう保たれていますね。同じ石材が使ってあるからかもしれません。
段々になっているのは坂の途中だから・・・。
バースは坂の町です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/4f/8190f8377cafae3c4adc62ff42ab493e.jpg)
バースはショッピング天国です。
駅の向かいのショッピングモール、ローマン・バス全やバース・アビィのある、観光の中心地にかけて、全国展開のチェーン店がほとんど揃っています。
ショッピング・モールを出ると、店の建物のバラエティにちょっとびっくりです。
中流階級の人たちが住んだジョージアン様式のタウンハウスは、均整の取れた統一感を今でも見事に保っていますが、なぜか、お店の作りは雑多です。
建築年代も様式も高さも建材もまちまち。
250年まえから、20世紀初めごろまでの150年間ぐらいのあいだに取り壊されたり、建て直されたり、増改築されたり無秩序なんですが、素敵です。
古いから、絵になるんですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/4a/31da611e7512f1ba1f31a16929c4ca24.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/85/2c38447dd6dd449c1fbd0964e6a21e8b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/ee/6de6236ea2ee18e20f084821c9494a8f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/54/5f3c386055d0279db13770fe01e32be1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/f4/4717234d9c74b6792ae51060fa50ceb1.jpg)
イギリス中、戦災で、古い建物が破壊されたあと、機能的でモダンなスタイルで再建されるのは時代の流れ、致し方ないことです。
でも1960年代、70年代に「機能的でない、維持費がかかる」という理由で、傷んですらいない古い建物が次々と取り壊され再建されたのは、ほんとに意味のない惜しいことだったと多くの人の意見が一致しています。
私の住むストックポートは、古い街ですが、数多くの中途半端なモダン建築が現在、薄汚く残っていて、町の美観を著しく損ねています。
18世紀の都市計画と保養地としての名声を誇るバースや、例えば中世の大聖堂が残るような他の観光地では、町全体で残す努力をしてきたところが観光資源としての街並み保存の成功のカギだったんですね。
バースが世界遺産に指定されたのは1987年。
それ以来、建築に関する規制がもうけられ、建築物の外観を変えることが基本的にできなくなっているはずです。
20世紀初頭ごろ?まで150年間の魅力的な無秩序がそのまま保存されているなんて、いいですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/45/c454ba1527c92d04c3daefce3ffc466f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/df/e8fda355263fc4b0ce679d6285d2f4c9.jpg)
ローマン・バスのそば、商店街の裏どおりにひっそりと建つ、映画館。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/8f/a482fcb937a293b6d537841961ac4867.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/ba/68c101081715ca3d41988cc4a480453b.jpg)
「プルトニー・ブリッジ Pulteney Bridge 」の橋の上の写真が、実は、ありました!
遠くから撮ったのを拡大したものですが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/a7/7b5fb4993379c10652532fe8602cc607.jpg)
「青マルに斜め矢印」がさし示しているショーウィンドゥに注目。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/6a/1f16c20d0082071e744ee3341f86b46f.jpg)
*「青マルに斜め矢印」は、交通標識で、右折する際とるべきルートを示しています。
坂の上のホテルへの行き返りに3日間毎日見た謎のショーウィンドゥ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/95/d626e0f221c9d377919a31bafbd5759c.jpg)
「営業中」は犬が寝ています。
「閉店後」はシャッターが下りて、犬の寝床を含むショーウィンドゥの陳列品が残されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/c0/90061c281e284b8b8bec7aba9843dac0.jpg)
この店の業種は、何?
↓↓↓画像を応援クリックしてください。はい、ありがとう。
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世界遺産のバースの街並み、18世紀、ジョージアン建築について書いた昨日の記事を読み返して下さいな。リンクを下に貼りました。↓
250年以上前の都市計画!第一級保存指定建築に今も普通に人が住む、世界遺産都市バース・・・その7
今日は気楽に、インフォーマルな、統一感のない雑多な建物がならぶ街並みの写真を並べてみます。
バース・ストーンでできた黄色っぽい連続店舗。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/98/9e7c8108594f290620a9619c3b189a39.jpg)
建物の統一性はけっこう保たれていますね。同じ石材が使ってあるからかもしれません。
段々になっているのは坂の途中だから・・・。
バースは坂の町です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/4f/8190f8377cafae3c4adc62ff42ab493e.jpg)
バースはショッピング天国です。
駅の向かいのショッピングモール、ローマン・バス全やバース・アビィのある、観光の中心地にかけて、全国展開のチェーン店がほとんど揃っています。
ショッピング・モールを出ると、店の建物のバラエティにちょっとびっくりです。
中流階級の人たちが住んだジョージアン様式のタウンハウスは、均整の取れた統一感を今でも見事に保っていますが、なぜか、お店の作りは雑多です。
建築年代も様式も高さも建材もまちまち。
250年まえから、20世紀初めごろまでの150年間ぐらいのあいだに取り壊されたり、建て直されたり、増改築されたり無秩序なんですが、素敵です。
古いから、絵になるんですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/4a/31da611e7512f1ba1f31a16929c4ca24.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/85/2c38447dd6dd449c1fbd0964e6a21e8b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/ee/6de6236ea2ee18e20f084821c9494a8f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/54/5f3c386055d0279db13770fe01e32be1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/f4/4717234d9c74b6792ae51060fa50ceb1.jpg)
イギリス中、戦災で、古い建物が破壊されたあと、機能的でモダンなスタイルで再建されるのは時代の流れ、致し方ないことです。
でも1960年代、70年代に「機能的でない、維持費がかかる」という理由で、傷んですらいない古い建物が次々と取り壊され再建されたのは、ほんとに意味のない惜しいことだったと多くの人の意見が一致しています。
私の住むストックポートは、古い街ですが、数多くの中途半端なモダン建築が現在、薄汚く残っていて、町の美観を著しく損ねています。
18世紀の都市計画と保養地としての名声を誇るバースや、例えば中世の大聖堂が残るような他の観光地では、町全体で残す努力をしてきたところが観光資源としての街並み保存の成功のカギだったんですね。
バースが世界遺産に指定されたのは1987年。
それ以来、建築に関する規制がもうけられ、建築物の外観を変えることが基本的にできなくなっているはずです。
20世紀初頭ごろ?まで150年間の魅力的な無秩序がそのまま保存されているなんて、いいですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/45/c454ba1527c92d04c3daefce3ffc466f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/df/e8fda355263fc4b0ce679d6285d2f4c9.jpg)
ローマン・バスのそば、商店街の裏どおりにひっそりと建つ、映画館。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/8f/a482fcb937a293b6d537841961ac4867.jpg)
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「プルトニー・ブリッジ Pulteney Bridge 」の橋の上の写真が、実は、ありました!
遠くから撮ったのを拡大したものですが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/a7/7b5fb4993379c10652532fe8602cc607.jpg)
「青マルに斜め矢印」がさし示しているショーウィンドゥに注目。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/6a/1f16c20d0082071e744ee3341f86b46f.jpg)
*「青マルに斜め矢印」は、交通標識で、右折する際とるべきルートを示しています。
坂の上のホテルへの行き返りに3日間毎日見た謎のショーウィンドゥ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/95/d626e0f221c9d377919a31bafbd5759c.jpg)
「営業中」は犬が寝ています。
「閉店後」はシャッターが下りて、犬の寝床を含むショーウィンドゥの陳列品が残されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/c0/90061c281e284b8b8bec7aba9843dac0.jpg)
この店の業種は、何?
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バースの温浴施設は「温泉」ではないのでしょうか?
実は、私もバースのローマンスパーを見学した時に気になった疑問です。もしかしたら、その時あまり興味を持たずにちらっと見て素通りした地質学の展示パネルに、説明があったかもしれません。八幡君に聞かれたから、調べました!
答えは意外と簡単に見つかりました。
火山がない地域の熱源は地核の非常に深いところにあり、水がマグマ岩に接触しているため、非常に熱い温度になるんだそうです。地表に出るときには45℃ぐらいにさめているのが普通。世界の温泉の源泉の多くはこのタイプだそうです。ウィッキぺディアには日本語「熱水泉」の見出し語で詳しい説明があります。
さも、見学して学んできたように、「ローマン・スパー」記事の本文にちょっと付け足すつもりです。今、調べたのは内緒。
建物や景観の保存についてのご意見興味深く、考えさせられました。
前のカフェの記事も気になったのでサイト調べてみました。支店がかなりありますね。ブリストルあたりは行くかもしれないのでみつけたらいってみます。
日本では、活火山が多数あるから豊かな温泉文化が楽しめる、とよく言われているので(事実です)「活火山がない地域でどうやって温泉が湧くんだろう?」という疑問を持つのは自然ですよね。さっき調べて気が付いたことですが、日本国外でその疑問を持つ人はいないんじゃないでしょうか。
日本国外では「地下水が地殻のマグマで熱される」という現象のほうが知られてるみたいだから。わざわざしらべたぐらいだから、私も知らなかった!
地表に噴出するときには冷めてる、といっても45℃から50℃じゃ熱すぎてそのまま入浴できないし、有毒物が沁みだしている鉱泉や、熱湯がそのまま吹き上げる熱水泉などが多く、日本のようにミネラルを含んだ冷たい地下水が地下で混ざり、源泉かけ流しに適するちょうどよい温度の泉水が豊富に湧き出すところが稀なんです。
マグマ熱の火山無し地帯の熱水泉は世界中にものすごくたくさんあるようですよ。自然の驚異として観光売り出ししてるところは多そうですが、日本のように入浴させて観光化するところはあまりなさそうです。あっても、バースにあるようなおしゃれなスパー形式みたい。
ちゃっかり、ローマンバス記事の本文に簡潔に書きたしました。
で、国際的な知名度がぐんと低いブリストルに格安の宿を撮って、バスや電車でバースに行く人も多いそうです。マンチェスター、ロンドンから直通電車がでてて、便利だし。
バースまでは30分に一度の電車で15分くらいだったかな?私たちもブリストルで乗り換えました。
待ってる間、駅ホームの、子供や一般の人が絵を描いたたくさんのブリストルの観光ポスターを見ていました。
なかなか見るところがいっぱいの町のようです。坂の多い港町。Sandyさん、ブリストルに行かれる機会があるんですね。いいなあ。私も行ってみたくなりました。