イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

連合王国で一番みっともないと権威ある建築専門誌のお墨付き、ストックポートが誇る現代建築は景気の悪い商店街にお尻を向けられている その2

2019年02月06日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
昨日の続きです。



ストックポートのタウンセンターに去年新築オープンした総合レジャーセンター、レッドロック・ストックポート Redrock Stockport のある通りを歩いてみた記事です。

リンクを下に貼りましたので、開けて読んでください。☟

連合王国で一番みっともないと権威ある建築専門誌のお墨付き、ストックポートが誇る現代建築は景気の悪い商店街にお尻を向けられている


....すぐまた右側が開けて「景気の悪い通り」へのアクセスとして機能するこぎれいなスクエア(建物に囲まれた広場)があります。


ネイルサロンが集中する(隣り合って2軒、向かいに一軒)驚きのスクエアです。

そして単色に滑らかに塗りたくった壁と新しくたてられたこぎれいな塀......



「景気の悪い通り」の商店の裏側が整然と塗りたくられてレジャー施設 レッドロックに向かって並んでいます。






で、壁の途切れたところにあるのが.....


ストックポートの名物パブ、スワン・ウィズ・トゥー・ネックス Swan with Two Necks の裏庭(ビア・ガーデン)。


パブの屋外飲食スペースが禁煙区域になっているのが衝撃的な驚きです。


ご存知の方も多いと思いますが、イギリスは2007年に世界で初めて「屋内完全禁煙法」の施行にふみきりました。以来、喫煙は屋外で、が徹底されています。
日本と違って、屋外であればたいていの場所の喫煙が認められています。

飲食店、特にパブは敷地内に屋外席を設けて喫煙者も飲食が楽しめるスペースを設けているのが普通です。

それにしてもいつの間にこんなにおしゃれなアレンジになったのか。



前回も書きましたが、レッドロックがオープンするまではこの通りは「景気の悪い通り」のうらびれた裏通りで、この小粋にすすけたイギリス伝統のパブの裏庭は塀に囲まれた喫煙者のための陰気な飲酒スペースだったはずです。



今ではレッドロックのある通りから気楽にビア・ガーデンを通って裏口からパブに入れるようになっています。

先週撮った、スワン・ウィズ・トゥー・ネックスの正面です。


正面いりぐちがあるのが「景気の悪い通り」プリンセスィス・ストーリートです。



レッドロックのオープンを機に裏庭を新装しただけではなく、屋号のサインも変えたようです。

窓から中を覗いてみたら、名物の「戦前からほぼ変わらない(メインの)内装」は固守されているようです。(ホッと胸をなでおろす)

去年の4月に書いたこのパブに関する記事をぜひ読んでください。リンクです。☟

町の中にある昔ながらのパブ!完璧に保存された戦前の内装、今では貴重なイギリス伝統のパブ




昨日、月曜日にレッドロックの映画館、ライト・シネマ Light Cinema で映画を見ました。
車をとめた立体駐車場のてっぺんのエレベーター乗り場から「景気の悪い通り」の店舗をみおろしました。



通りに面してこぎれいに塗りたくっても上から見ると薄汚いですね!


↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。


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4 コメント

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禁煙? (石関@今日はまた冬に逆戻り)
2019-02-05 17:47:28
イギリス人でタバコ吸わない人が思い浮かばない笑笑!パブの中で吸えないなんて。私自身は若い頃喫煙者でした。その頃200円で買えたタバコが今は500円になりやがったので、吸うのやめました。

今は、電子タバコなるものが発売されていて、煙がタバコ臭ではない、甘い香りのするものです。火をつけないので不思議です。

主人はロンドンのストーンローゼズのコンサートに行った際に、そのタバコを使用したら、周りにいたイギリス人たちに非常に珍しがられ、人が寄ってたかって何かを言って興奮してたと言ってました。主人もイギリス語はわからないのであります笑笑。

イギリス人は殆どの方々がタバコを吸うという私の偏った概念は、今は間違いなのかしら。


まあ、私が知っている世界は狭いですけどね💦
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電子タバコ (江里)
2019-02-06 07:10:03
電子タバコ(イーシグ)が世界中で一番早く普及したのはイギリスです。中国で発明され、アメリカで商品化されたそうですが。2007年の屋内完全禁煙法の施行前後にどどーっと利用者が増えた印象。それ以前に使用していた人もいたかもしれないけど覚えていません。
日本は加熱式とかいう世界に例のない方式のイーシグが普及してるとか?
イギリスのはすべてアメリカでヴェープと呼ばれている蒸気の出る方式のです。タールが含まれていないので健康上の害が非常に少ないとか。ニコチンの量を徐々に減らせるので禁煙の秘密兵器としても利用されていましたが実際イーシグ利用で禁煙に成功した人は少ないようです。甘いおいしそうなにおいがするので、喫煙者以外にも常習者が増えています。
屋内禁煙法はイーシグを対象にはしていませんので、たばこが離せない人がたばこから移行したという例が多いのですが、数年以内にたいていの職場やパブで自主的に禁止になりました。煙(蒸気)に害はないといっても視界はさえぎる、煙くなくてもにおいがキツイかららしいのです。コンサート会場では公演中でなくても全国すべて禁止のはずですよ。ご主人、まわりのひとに注意されなかった?
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Unknown (manchesterrock)
2019-02-06 18:18:24
笑笑!もしかして主人の周りの人達は、主人に向かって、ここは禁煙だよ、とおしえていたのかも‼︎ 笑えるー!
あーっはは。

ブログ、形式変わりましたか。私も今後は石関改め、マンチェスターロックに名前を変更しますね。


主人に言ってみよーっと笑!
返信する
マンチェスターロックさんへ (江里)
2019-02-09 08:52:22
た......たぶん世界で一番 電子タバコをみなれたイギリス人が電子タバコを珍しがるはずはないので......なんかコミュニケートしようとしていたことが考えられます!
え!と思ってスマートフォン開けてみたら、ポップにフォーマットが変わってますね。私は何もしていません。ちなみにパソコン版はもとのままです。
できるだけ新聞っぽく古風な字体やレイアウトにしたつもりなのですがスマートフォンは勝手に変えられちゃってる。ほかのブログもそうみたい。
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