blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

女子も続け!

2010-02-16 20:40:54 | 日記
今日はスピードスケートの男子500mで日本チーム初、しかも2人がメダルを取った。
いろんなアクシデントがあった中、W杯の上位を占める韓国勢を上回った結果は素晴らしい。
もっとも、金メダルを取ったのは韓国のモ・テボン選手だったが、もともと1000mが得意で500mでのランクは高くない選手だったようだ。
そういう選手が、ただ1人34秒台を2本揃えて勝ってしまうのだから五輪は分からない。

それにしても、1本でも35秒を切ってくればメダル圏内という状況に最初は「あれっ?」と思った。
国際スケート連盟(ISU)のサイトを見てみたら、男子500mの世界最高記録は34秒03である。
世界のトップが集まっている大会、それも室内リンクだけに表面的には低調にも思えるが、スピードスケートの世界最高記録は、どの距離もほぼ全てがカルガリー(カナダ)かソルトレイクシティー(アメリカ)で出されているものだと知った。
いずれも空気の薄い高地であり、世界を見渡して「高速リンク」といえばこの2つになるようである。
対してバンクーバーは、ほぼ海抜0mということで「ナルホド」となった。
もっとも選手の間からは一様に「重い氷」という評判はあったようだが。
競馬風に表現すれば「時計がかかる」リンクということになろう。

明日は女子の500mが行われる。
500mに出る日本選手で最もW杯で上位にいる(4位)のは小平奈緒選手なので、エースといえば彼女になるのだろうと思うが、マスコミの関心が5回目出場の岡崎朋美選手や、距離は違うが「超新星」とも言える存在の高木美帆選手にいっているためか、あまり大きな騒がれ方はしていない。
小平選手がどういう性格の選手なのかまでは知らないし、このことがプラスに作用するかどうかも分からない。
個人的には、大本命と目されるW杯首位のウォルフ選手(ドイツ)や、同2位の王選手(中国)あたりに肉薄できるとすれば彼女しかいないと思っているので明日のレースを楽しみにしたい。

今日のメダル2つという結果が、スピードスケート陣のみならず、他のチームにもいいきっかけとなってくれることを願うものである。

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