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筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

筋を通す

2011-12-07 20:35:09 | 日記
月の5営業日目になっても仕事量は一向に落ち着かない。
会社としての期初のスタートダッシュに加え、世の中一般としての「師走」とは無縁ではいられないということか。
毎日の負荷を考えれば少しは波もあってほしいところだが、この節仕事が多いということだけでもありがたく受け止めなければならないのだろう。

今日は順番通りに自動倉庫を担当したが、作業が珍しく午後に片寄って入ってきたため、翌日のための準備作業が前回の担当時に続いて一部終えることができなかった。
作業の積み残しがあった場合は誰かが翌朝少々早出をして本来の始業時刻までに終わらせる段取りとなるが、誰が出るかは今まで明確な基準はなかった。
私が先週の金曜に担当した時も積み残しが発生したため、週明けの月曜の早出をわざわざ申し出て作業したのは前に書いた。

明日の朝についてはリーダーのIW氏がどうするか打診してきたが、当然前回同様私が出るべきと思ったからそれを告げると、なぜか氏が難色を示した。
これを機会に早出担当の決め方の基本形を作ったほうがいいという話をしたら、その必要はないという。
私の自宅が遠いとか、前回と連続だからなどと下らない理屈を言って何とか自分が出ようと踏ん張る。
今まで基本形がないのをいいことに氏が他の当事者の話も聞かずに勝手に早出に参加してきた経緯があるのでそれは気に入らないとハッキリ言ったら、「じゃあ当事者の3人で話そうか」となった。

3人で話す前にもう1人の当事者であるKU氏に話を入れてみたら、「当日積み残し→当日担当が翌朝早出」という基本形に賛成してくれた。
Aが積み残せば翌朝Aが早出して片付けて日中はBが担当、もしBが積み残せばその翌朝はBが早出して片付けて日中はCが担当、のサイクルを守れば、体力的な負荷が大きい自動倉庫作業を誰かが朝と日中を連続してやることは絶対に起こりえない。
こんなシンプルな考え方をなぜかこねくり回すIW氏の魂胆などとうの昔に知れているわけだが、結局KU氏の後押しもあり基本形は「原案通りに可決成立」し、私は明日の朝1時間の早出をする。

そもそも翌朝残業したいからと担当者がわざと積み残すことはできず、今日も全体の状況からIW氏本人の指示で積み残したまでであり、組織のルールを逸脱して私が主張をしているわけではない。
私以外の担当がやむをえず積み残しを出せば翌朝は当然その人に権利があるから私は一言も主張はしない。
決めるべきを決めないままの状態のほうがIW氏あたりには都合がいいから決めるのはイヤだったとは思うが、単純に、常識に照らして考えれば当たり前のことだろう。

こんな瑣末なことで争いになるのも、リーダーの立場にあるIW氏が自分の指示で動く人間とコミュニケーションをまったく取ろうとしないことが全てだ。
現代のリーダーに不可欠と思われる「語りかけ」をまったくせず、時に黙って勝手に物事を進めようとするから、氏が司会をするミーティングの場は皆の不満爆発の場となっていつも荒れる。
毎度同じようなことを書くが、仕事を仕事の話だけで回すことなど無理である。
日頃からの、ムダな話も含めてのコミュニケーションの積み重ねなくして、年長者もいる集団をまとめ上げて動かすことなど不可能だ。
休み時間をつぶしてまで仕事にいそしんでも「人望ゼロ」という現実を氏はどこまで分かっているだろうか。

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