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blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

これもひとつのキズナかな

2011-12-25 22:10:38 | 休日
昨夜のクリスマスイブは、本欄を書いた後に富山市の街中に出て行った。
かつて魚津市にあったC店のママと常連客という何ともゆるやかなつながりの集まりであった。
私は常連と呼べるほど多く足を運んだわけではないが、過去C店に在籍し、今はその日の会場となったJ店で働くMちゃんが声をかけてくれた。
毎度毎度変な歌ばかりやるのが印象に残っていたようだ。

私だけのことを言えば頼りはそのMちゃんとママだけで、他の常連さんたちとは顔は見たことがあるかなという程度だった。
一緒に盛り上がった記憶はあっても席を並べて話すような場面もなく、世代的にも私よりはずいぶん若い。
最初はやはりキッカケ探しに苦労はしたものの、全員が歌心のある面々で、お酒が入ってカラオケが始まれば当初のよそよそしさは関係なくなった。
私がいかに「イマドキの歌」を知らないかが分かったが、昔の歌のほうが美しいという思いは変わらない。
ゴールデンボンバーの「女々しくて」が5回くらいあったような気がするが、この曲自体はわりあい気に入った。

会の途中では一部メンバーどうしでいさかいが起きてしまい、せっかくの雰囲気も一時は台無しになる場面があった。
ホストをやっているという男がひとり混じっていて最初からいけ好かない感じはしていたが、会にもなじもうとせず連れの女性かJ店の子ひとりとベタベタするばかりで周囲もイライラしていた。
ナンバーワンクラスのホストなら他の男にも気遣いはできるだろうが、それができないとなればきっとホストとしては末席だろう。
クリスマスイブという書き入れ時に働けず飲み屋に来ている三流の態度があまりにひどかったのと、その連れの女性にからむ複雑な事情が加わって、メンバーの「タムちゃん」がついにキレてしまいケンカになったというわけだ。
若いメンバーが多かったかつてのC店ではおなじみの風景ではあったようだが、両者とも大人の振る舞いを欠いていたことは否めない。

いさかいの当事者たちがその後も店にいられるはずもなく、残りのメンバーであらためて盛り上がった。
ちょうど日付の変わった25日はMちゃんの誕生日で、重い雰囲気もあっさり忘れてお祝いムードで楽しんだ。
私も含めて歌い足りない向きは近くのカラオケ屋に流れ、最近にもなかったような「超午前様」となってしまった。

普通は実現しないような組み合わせの会に呼んでもらい十二分に楽しむこともできて、しかもこれっきりではなく年明けにはまた集まろうという話になっている。
私のようなオジサンでも、バカになってしまえば15以上も離れた若いメンバーとも一緒に騒ぐことができる。
もともと魚津の人間が多い集まりでもあり、これはこれでひとつの絆ができたことは収穫だ。

まだ今年も一週間足らずあるが、来年以降も今のキャラクターで押していっていいと感じる。
バカすぎて嫌がられれば仕方がない。
あくまで縁のある人間、分かってくれる人間と楽しく過ごす機会がもっともっと増えていくようなこれからであってほしい。

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