用があって西原村へ行く途中、柿がたわわに生っている農家風の家が目につきました。これが田舎だという風景。懐かしさのあまり車を降りて写真を撮りましたが、家の周りの田畑は荒れて雑草が生い茂っており農村のおかれている現実の厳しさを見せつけられた思いでした。
句会日時 2017-11-17 10時
句会場 パレア9F 鶴屋東館
出席人数 8人
指導者 山澄陽子先生(ホトトギス同人)
出句要領 5句投句 5句選 兼 題 時雨
世話人 近田綾子 096-352-6664 出席希望の方は左 記 へ。
次 会 12月15日(金)10時パレア9F 兼題 霜
山澄陽子選
昼しぐれアサキマダラに広き海 小林優子
クルーズのグラスの向かう小夜時雨 〃
たおやかな女将の言葉京時雨 水柳 興
しぐるゝや旅に出会ひし京女将 〃
鹿垣の残りし棚田時雨けり 澤田安月子
慈善鍋素通りしたる悔深し 〃
時雨来る来し方なべて懐かしく 平川礁舎
鵯のこゑ撥返す殯の碑 〃
初時雨駆抜けて行く陸上部 岩城小夜子
独り居の自由不自由冬薔薇 〃
図書館の塔の時計の秋灯 佐藤武敬
チアーガール天突く声や運動会 〃
渓流に彩とりどりのもみぢ舞ふ 木村純子
時雨煮をあてにチビチビ夜長かな 〃
先生の句
拝観や結界多き寺紅葉
富もせず乏しくもなく冬に入る
小春日の三泊四日京の旅
小春日や空に一朶の雲もなし
時雨忌や連れも俳諧ごころあり
佐藤武敬さんが草枕俳句大会で岩岡中正選に入選しました。
炎天や主審副審水補給 佐藤武敬
この句は鶴亀句会に投句されて高点を得た句でした。武敬さんおめどとうございます。