古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

鶴亀句会10月例会   2018-10-19

2018-11-06 20:34:01 | 鶴亀句会

会日時   2018-10-19  10時

句会場        パレア9F 鶴屋東館

出席人数   9人 不在投句1人 

指導者    山澄陽子先生(ホトトギス同人)

出句要領  5句投句 5句選   兼 題  木の実

近田綾子 096-352-6664 出席希望の方は左

次 会   11月16日(金)10時パレア9F 兼題 神送

山澄陽子選

木漏日に山栗あまた拾ひけり   小夜子
秋の風また覗き見るポストかな   〃

澄む水に水車廻れるそば処    安月子
肌寒や便数減りしバスを待つ    〃
病葉の落つるかすかな音なりし   〃
墳丘の続く小道や木の実降る    〃

夕暮れに集く虫の音無人駅    順 子
赤とんぼ野外ステージ乱舞する   〃

葉一枚つけて供へる庭みかん   綾 子
肌寒や丹前一枚重ね寝る      〃

晩秋や空つきぬける天守閣     興
朱の鳥居秋天ふかく突き出し    〃

どんぐりを見つけりや拾うわが妻は 武 敬
秋うらら杖突く人とヘルパーと    〃

ひんやりと秋風侘し蜘蛛の糸    優 子
透き通る白桃届く七回忌       〃
花芒スケッチブック白きまま     〃

先生の句
秋灯下親し二度読む友の文     陽 子
空透けて水透けて秋深みゆく     〃
露時雨しとどに濡るる道標      〃
一塊の端より解けて秋の雲      〃
肩叩く友のごとくに木の実落つ    〃