古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

鶴亀句会 9月例会   2019/9/20

2019-09-20 16:07:41 | 鶴亀句会

会日時   2019-9-20  10時

句会場        パレア9F 鶴屋東館

出席人数   7人(不在投句3名) 

指導者    山澄陽子先生(ホトトギス同人)

出句要領  5句投句 5句選   兼 題  彼岸花

近田綾子 096-352-6664 出席希望の方は左

次 会   10月18日(金)10時パレア9F  兼題 暮の秋

山澄陽子選

阿蘇は今七百万の蕎麦の花        岩城小夜子
華やぎて曼珠沙華咲く過疎の村        〃
バス降りてより虫の音のすだく道       〃

千体仏西日に面焦がしつつ        平川礁舎
敗走の薩軍の径葛の花            〃
秋の雨一人遊べる女の子           〃

虫の音にリズム合はせて夜の散歩     木村純子
彼岸花運命のごとくはじけ咲く        〃
棚田畦縦横無尽彼岸花            〃

揚げ花火千両役者の声かかる       桺水 興
天を突く笛の一節秋祭り           〃

長き夜や思ひ出すことみな遙か      澤田安月子
彼岸花空の青さを深めけり          〃

この棚田あの棚田にも曼珠沙華      佐藤武敬

庭の隅彼岸花咲く供花のごと       近田綾子
彼岸花咲けど今年も赤ばかり         〃

風騒ぐ野は彼岸花火のごとし       小林優子
敬老日ワイングラスに梅酒注ぐ        〃
江津湖畔念じて待ちぬひすい鳥        〃

十五夜の残月白き朝かな         松尾茂子