1日晴れれば2~3日荒れる天候の中、旧栄町 T邸の栗石地業が終了しました。
一個一個手で並べて200㎡(60坪以上)!職人さんもよくやった!!
このあたりは、田んぼを埋め立てて20年以上は放置してありますが、1mよりも下はまだ田んぼで軟弱です。(合併処理槽を埋める際にわかりました)
表土を取り去ると、その下は取った分の土の重量に相当する地耐力があります。
地盤改良の場合は、さらに改良分の土を取り、セメントを混ぜますが、ほじくりかえすとせっかくの締まった地盤がゆるくなります。
直下に軟弱地盤がある場合は、傷める深さを極力抑えたほうがよい。おおむね30センチというところです。
栗石を敷き込むことで、硬い層を作り出し、その上にコンクリートをベタに打ちます。(鉄筋は2重配筋です。)
地震のときは、基礎の底面が広いので、揺れる時は全体でゆれるので振動数が少ない。しかも、下が軟弱地盤のため、クッション性を持つので、上の構造への影響が少ないのです。
最も、ウチの木組みは基礎がなくても上屋で耐えるので、耐震性はバツグンでしょう。
お客さんも「遺跡が出来た」と喜んでいるとのことです。
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