昨日の晴れと一変し、本日は朝からの雨。
今年の晴れ間は終わったのでしょうか・・・・
美沢町N邸の外部はほぼ塞ぎ、雨の心配もないのですが、まだ宮本町M邸の玄関増築が残っています。
今月はじめに立ち上げコンクリートを打ったばかりなので、養生期間をおきたいところ・・明日あたりから曇りベースのようなので、これが最後と思い、建て方の準備を行っています。
写真は、TOTOのユニットバス「サザナ」です。
昨年までの「バスピア」がモデルチェンジし、「サザナ」という新商品になったわけですが、どうもデザイン面を優先しすぎている感じがある。
ゆったりプランの浴槽。
アール部分で浴槽面積を広く取っています。
鏡の横にあるスライドバー。
シャワーフックも兼ねます。
これが、手すりになるバージョンもありますが、
浴槽に入るためには使いづらそう・・
外から見たところ。
2枚引き戸になっています。
片引き戸の場合は、このようなレール形状になっています。
問題点は、ここです。
片引き戸にする構造上、レールに立ち上げをつけなければなりません。
これはユニットバス側に袖壁が取り付くために、立ち上げていないと水があふれてしまう為です。
立ち上がったレールの間に水がたまり、浴室床に排水する穴が中央に1つ開いています。
「バスピア」の場合は2ヶ所。それも戸車のある開口部分の両側に開いていたので、スムーズに排水できたのですが、「サザナ」の場合は1ヶ所です。
シャワー等で扉に水が当たった場合、その下のレールに水が落ち、排水容量内に収まっていればいいのですが、それを超えた場合は、レールに水がたまり、戸袋部分まで水があふれてしまう。
通常、片引きレールの奥側には洗濯機があり、なかなか見れないところですが、知らないうちにレールの中にホコリやゴミが溜まり、そこから水が脱衣床面に溢れ出す懸念があります。
手入れを良くすればいいのですが、洗濯機が置いてあると、なかなか掃除もできないものです。
これは、ワンランク上の「スプリノ」でも同様で、更に「ぬめりま栓Ag+」をつけた場合は最悪です。
シャワーの代わりに、ぬめりま栓の水が噴出してあふれそうになってしまう・・・
昨年のリフォームで発覚し、レールの穴を2ヶ所開けてもらって解決しました。それ以降、メーカーに何度か指摘はしているのですが、改善はしていないようです。
サザナ3枚戸の場合
3枚戸を閉めた状態
開けた時のレール形状
レールを外したときの形状
掃除以外は、あまり外しませんが・・・
「サザナ」3枚扉の場合、全開口で袖壁がないため、レールに立ち上げをとる必要がないので、全ての面から水が抜けそうです。
2枚扉に比べると、有効開口長さが短いのですが(何故だろう?)水仕舞に関しては、こちらの方がよさそうなので、「バスピア」無き後は、サザナを入れる場合、3枚戸をお薦めしています。
価格は2枚引き戸と同じです。
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