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今週の日曜まで続いた大雪も、この3日間は止んで晴れ間が続いた日でした。
積雪は長岡で1.2mといったところでしょうか・・
ただし、新雪の積もった状態なので、軽く、締まってくればもっと積雪量は低くなります。
山間地の雪下ろしは
「3回くらい下ろした」
と良く聞きますが、新雪の軽いうちに下ろしてしまうのが習慣で、重くなってしまうと下ろすのも大変なためです。
長岡では、積もりに積もらせて、我慢の限界に来たときに下ろします。
ただし、今週末より再び冬型が強まるということで、この中休みの時期に下ろしてしまおうという家が集中したようです。
市内の各地で雪下ろしをする風景が見受けられました。
我が社でも、4件ほど雪下ろしの依頼が来たため、現場も何日も空けるわけにもいかず、応援を頼んで一気に1日で雪下ろし作業をすることにしました。
多人数でやったほうが早いし楽でもあります。
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本屋の奥の雪を表の道路まで下ろさなければなりません。
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樋(とい)を二連にして奥から雪を滑らせます。
我々に依頼の来る雪下ろしは、家の人が自力で出来ない場所の難易度の高い場所の雪下ろしが多く、時には「樋(とい)」を何連にも継なげねければならない場合がほとんどです。
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この家は、本屋と下屋を前の道路まで下ろします。
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樋を2連程継いで、前の道路まで落としています。
道路の通行に危険がないように道路にも職人を置かなければなりません。
車や通行人が通る度、作業を中断します。
道路に落ちた雪も、積み上げて道路の邪魔にならないように
する必要があります。
最近は、道路に消雪パイプも走っているし、ダンプも手軽に借りれるので、落とした雪の処理も楽になりました。
昭和38年、39年の大雪の年は(いわゆる3・8豪雪)、下ろしてもどんどんと積もっていったそうで、想像を遥かに超えた降り方だったそうで、下ろした雪を積み上げて、2階から家の出入りをしたそうです。
当時は雁木があったため、雪を道路に積んでも通路は確保できたらしく、雪国で暮らしていく上での昔ながらの知恵なのでしょう。
現在は雁木も珍しく、雁木屋根の連なった風景は大通り沿い以外は見受けられません。
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国道351号線沿いの雁木通り
アーケードの役目が強い雁木は
積雪時に通路を確保するための雪国の知恵です。
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美しい妻入の軒と雁木の連なった風景
このように雁木が連続していると、
冬季間の通路として役立ちます
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大通りでも、雁木の無い歩道が多く、
晴れている時はよくても、雪の降る時は最悪です。
長岡ってこんな街
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