つくばの建築研究所にCLT実験棟が建築中です。来年度の告示発表に向けて研究が急ピッチで行われているとの事です。
一般住宅と同じ規模の2.5階建て(2階+塔屋)で役30坪の実験棟です。名称はCoCoCLT(ココCLT)だそうです。
国立研究開発法人 建築研究所です
建築研究所の敷地内に建てられた実験棟の全景
階段室・・見渡す限りCLT
1階廊下吹き抜け
2階吹き抜け部
塔屋の明り窓(2.5階てです)
つくばCLT実験棟の構造
CoCo-CLTの壁構造は、CLTパネルを竪使いにして、パネルの上下2ヶ所にコノ字型金物で固定していく方法です。
中間部分のコノ字金物の配置
土台部分のコノ字金物
コノ字金物 大きい!
以上の構造を踏まえて、構造をモデル化していきます
パネルの上下2ヶ所をコノ字金物で固定した構造
フレームで整理するとこんな感じの構造です
横荷重を加えた場合の変形量
こういった構造モデルで構造解析を行っている様です。実際には「ルート3・水平保有耐力」を用いて、このCLTの構造計算をしているそうです。
来年度の告示には、今回のデータが反映されてくるのでしょう。告示の発表が待ち遠しいところです。
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株式会社 藤川建設は・・・
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