べんりや日記

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ただいま 乾燥中

2007-08-02 17:37:01 | 長岡市深沢町 山の木


ようやく梅雨が明けるのか?でも、まだ梅雨明け宣言は出ていません。
台風5号が梅雨前線を押し上げている形で、このコースと通過後の様子で梅雨明けするかしないかを見極めるようです。

今年は、梅雨明けが1ヶ月遅れるのでしょうか?
季節が半月~1ヶ月くらいずれているような気がします。
2月に雪が降らず、3月に雪が降り、4、5月は晴れ間がなく、6月にようやく五月晴れのような天気が続きました。
入梅は7月に入ってなのか、春からずっと雨続きだったようです。
木もなかなか乾燥しないと材木屋さんも言っていました。

「温暖化」

と一言でまとめてしまえばそれまでなのでしょうが、

「変な気候だ」

と、声を上げられるのは、自然に接する機会が多い仕事に従事している人たちなのでしょう。農作物も取れ方が変だと聞きます。
1次産業に近い立場だと、変なことに気がついているはずです。
このへんで、流通形態や生活を変えないと、大変なことになるような気がしますが・・



どちらにせよ、台風の影響か、フェーン現象で34℃を越す1日となりました。

深沢W邸には願っても無い晴れ間です。
湿度が50度を下回ることが全く無かったのですが、昨日、今日は気温も上がり、湿度は下がり、乾燥にはちょうど良い天気です。
扇風機を数箇所設置して、空気を流しながら乾燥させています。

それにしても、天気に左右される工務店もめずらしいのでしょう。
木の乾燥をみながら、塞ぐかどうか決めているわけです。
木が乾かないうちに壁で塞いでしまうと、水分が閉じ込められて、後で害が出てきます。
人工乾燥をすればよいのかというと、建て前で雨が降られたり、梅雨時期で湿気が戻れば同じことです。
乾燥材を使って、短期間で塞いでしまうのか・・

でも、人工乾燥は、3.5寸(10センチ)が限界のような気がします。
4寸材(12センチ)は乾燥にムラが出ます。表面は良くても、内部はびしょびしょで重い柱も多々あります。
芯まで乾燥していると思い込んで使って、後で湿気が出てきたりした場合は大変なことになるかも・・

どちらにせよ、我が社の場合は、自然の気候にまかせた家づくり・・
材料をそこの気候になじませてから、塞ぐことで、よりその場所に適した家になる。
また、様子が見れるので、対応策も考える時間もできます。
そのほうが、結果的に長持ちする家になるのですから・・
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