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木造建築物における省エネ化等による建築物の重量化に対応するための必要な壁量等の基準の見直し(案)等の概要(令和5年12月版)の説明会が開催され、特に柱の座屈に関する大幅な変更がありました。
国交省で用意されたツールを使っていけば良いのですが、どういった内容なのかを把握しておく必要もあると思い、計算式の解析を行ってみました。
柱の座屈の検証は新たなオイラー式を用いる事となりました
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この式は、今まで見た事の無い式なのですが、①と③については現行の座屈の計算式を変形させたものだということが分かりました。
(更に②の式は何度検算しても合わないと思っていたら「横架材間距離L」が「1」にミスプリントされていたのでした。表計算ツールの解説にはちゃんとした式が載っていましたが・・)
①の式の解析
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③の式の解析
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②の部分は二次曲線となり、新たな式によって検討する事となります。
「柱の小径de」を求める形になっているのですが、このままだと使いずらいので「柱の負担面積Ae」を求める形に変形しておきます。
②の式は、このままだと使いずらいので「柱の負担面積Ae」を求める形にしておきます。
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実は、表計算ツールの解説部分に掲載されている式と同じ形です。(なかなかそこまで見る人って居ないんでしょうけど・・・)
どこから導いてきたかを把握しておけば、今後の検討に有効なツールとなります。
以降は、この式を用いて雪国仕様に魔改造をしていこうと思います。
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