住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

たどり着く

2009-12-21 23:22:00 | 建築


昨日はカウボーイ・カウガールの日。生まれたての子牛に名前をつけて、一年を通してお世話をするというプログラムである事は先日お話しましたが、その初日でした。朝9時に連れて行ったのですが、まだ娘以外に生徒は来ておらず、子牛にあげるミルクもまだ暖まってないという事。
作業できるまで牛舎で一人待つ羽目になったのであるが、それでも娘はうれしそう~
「また迎えに来るね」といっても、話を聞くか聞かないうちにすでに牛舎に入っていった。



2時間半後、一旦仕事を中断して娘を迎えにいくと、カウガールやカウガールのOGとその親でごった返していた。
その日は磯沼ファームの牧場パーティーだったのだ。

絞りたてのミルクで手作りバターを体験したり、石釜でピザやクッキーや焼芋を作ったり、牛から自家製!のベーコンをいただいたりでモ~~盛り沢山!!

娘ときたら、その日会ったばかりのカウガールたちと意気投合!それらの料理もそこそこに遊ぶのに夢中でした。

そこで、靴やジーンズが泥まみれ(糞まみれ)で遊ぶ子供たちを久しぶりに見た気がしました。子供はこうでなくっちゃ!!「あっ!でもその長靴なすりつけないでね。。」
しかし、どうして女子(カウガール)ばっかりなんだろう?男子どうした!!(大きなお世話か・・・)


その日の夕方、案内を頂いたアトリエのオープンハウスで福生に行く。
ここはいわゆる米軍ハウスで、何年か前に「住む。」で知って以来、ずっと行ってみたかった所。

実は28年前、こちらは立川になるが私も米軍ハウスをアトリエとしてた事があり、間取りこそ違うが懐かしい空間。



隅から隅までしっかり見せていただきましたよぉ~

しかし、ここが取り壊されるなんてちょっともったいない。

住み手によって大事にいじられてきた形跡がそこかしこに感じ取れる、暖かな気持ちになるオープンハウスでした。建物も幸せだったんだろうな~

(業務連絡)シュウさん、古田さん、葉田さん、やっとたどり着いたよぉ~

=戸田晃建築設計事務所=

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