住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

廻る

2009-11-23 00:01:20 | 建築
(上/食卓の周辺に 下/箱と箱の中)

本日、遠方よりの打合せ、ありがとうございました。

打合せの後、先日の[緑と共に暮らす家]にお越しいただいた、あらいみわさん、西本良太さんの展覧会を見てきました。
明日まで、国分寺「cafeslow」内「スローギャラリー」にて

その後、antosさんの作品を見に西荻窪「recit」に行く。案内状ありがとうございます。
こちらは11月29日まで

最後は明日の指定席券を取りに八王子駅に・・・

「木村二郎回顧展」
http://www.tsugane.jp/re_jiro/exhibition.html

で、時間切れ。私にしてはよく動いた一日でした。

=戸田晃建築設計事務所=



いつもの

2009-11-21 22:58:07 | 我家の歳時記


いつもの 2階の廊下 のはずが、光の加減で何だか新鮮に映る。



いつもの 小学校 で「学習発表会」のコーラスしている娘が 何だかまぶしい。


そして、「学習発表会」の帰り道。

いつも 見ている自宅前の風景 が違う。みるみる ニョキニョキ 建っている。あまりに当然の顔をして建っているので、みているこっちも以前の景色を忘れてしまう。

「あれ、今までどうなってたっけ?」
自分の記憶力が当てにならない事を、思い知らされる事が最近よくある。

いつもの 風景 って?

=戸田晃建築設計事務所=


季節

2009-11-20 21:28:17 | 我家の歳時記

小雨の中、ゲンチョウ(現地調査)に行く。
土地を実測しながら、あれこれと考える。ふと気が付くと、空想の世界を歩いてたりする。


11月8日、掛川花鳥園に行く。11月というのに暖かな陽気、さらに温室状の園内はポカポカと気持ちよく、極彩色の鳥は飛んでるわ、蓮の花が咲いてるわで、楽園の中をさまよっているようだった。


と思いきや、同じ頃、先日竣工の「南大沢・南風の家」にお邪魔した時、居間にはすでにアラジンが出されていた。この時期では別に珍しくはないが、設計を始めたのは桜の花が咲き乱れている頃だったので、あらためてスパンの長さを実感した。もっとも、新築はそれこそ、季節が一巡する事もよくあるので、家を建てるって大変な事なんだな~とあらためて実感したというわけ。


その「南大沢・南風の家」の竣工写真やなんやかんやお世話になっている編集家?古田さん。今日は戸田家を取材に来た、ライター&カメラマンとしてです。勝手知ったる何とやらで、説明するまでもなく、手際よくシャッターを切っておりました。美味しいマフィンありがとね。。

(滝登り挑戦中のメダカ。死んでいると思いきや、泳がず休んでいただけだった)
先日完成したビオトープに”滝”がある。というと大げさであるが、その落差たかだか20cm。その下に下流から上がってきたメダカがいました。小さなメダカにはその滝は大きすぎるらしく、登ろうとチャレンジしては休み、またチャレンジの繰り返し。どうしてそこまでして上に行きたがる。。。
「その先には何にもないよ!」

=戸田晃建築設計事務所=

キッチン

2009-11-13 03:07:05 | 我家の歳時記
11月12日(木)72候 第56候 地始凍(ちはじめてこおる)寒さで大地が凍り始める頃とされる。今日は何だかぐっと冷え込んだ気がします。

本日、「手紙社」の取材を受けました。キッチン廻りのムック本だそうです。

我家のキッチンは業務用を組み合わせていますが、特に特徴があるという訳では無いと思ってます。しいて言えば機器がそっけない程シンプルである故、生活にあわせ、あれこれカスタマイズしなくてはならず、その我流の痕跡が面白がられたりしているのかも知れません。
ほぼ毎日使う密度の濃い場所だから、それこそ10人10通りのキッチンがあると思っています。
そんな意味でも、他にどんなキッチンが紹介されているのか、私自身も楽しみです。12月11日頃の発売らしいです。

発売になりましたら、お知らせしますね。

そして美味しい手絞りのりんごジュースありがとうございました。




=戸田晃建築設計事務所=

時間

2009-11-12 00:23:00 | 生活のアイテム
(セイコークラウン)
手巻き時計のバネの音を聞いていると気持ちが落ち着くのはなぜでしょう~

いくつかある腕時計のほとんどが手巻き。しかもというか当然というか、全ての時計の時間が早かったり、遅かったりとクセがある。いつも診てもらっている時計屋さんに持っていけばある程度調整してくれるはずであるが、それも個性と思ってそのまま使っている。
腕に時計はしているものの、その時間を信じていない自分に、ある日気が付いた。もしかして自分にとって、正確な何時何分を知ると言うより、”時間のスパン”を知りたいというか”目安”程度と考えているのかも。正確な時間を知りたい時は、携帯電話や駅などの時計を見る事にしている。

暇な時、時計に耳を当て、そのバネの音を聞きながら時を刻んでいるのを感じる。。。

妻のおじいさんが使っていたセイコークラウン。
当時、セイコーの時計が世界水準に達したと認められた機種だそうです。
生まれは1959年頃。私と同年代の時計です。当時の金額で5200円。
定期的にオーバーホールをしているので、絶好調。気に入ってます。

それにしても、時計バンドってどうしてすぐ切れるのでしょう~しょうがないから自分で作る事にしました。これでますます愛着が湧くってもんです。。。

=戸田晃建築設計事務所=