すみちゃんノート

ひまつぶしのいろいろ

本を読むだけで脳は若返る

2024年09月02日 | 四方山話
行けるうちにまた時々図書館に行って本を借りてきています・・

「本を読むだけで脳は若返る」川島隆太著を借りてきました

活字を読むこと(音読するとなお良い)だけで認知機能が回復 改善したそうです

読書は脳の全身運動で発想力を鍛え 創造性を伸ばす・・・ 読書は人の複雑な脳や心理から生まれる総合的な力を高めることにつながる活動であり いわば人間力の源泉である・・(文中より)

読書の効能が書いてありますが 老眼で小さい字が疲れるという方もいます・・字の大きい本を見つけました



「おかげで死ぬのが楽しみになった」遠未真幸著です 字が大きくてコメディのような楽しい内容で心が温まりました

本全体に含蓄のある言葉であふれています 例えば・・

「外見は内面の一番外側だから・・・・」

「オレにはオレがついている だからオレは一人じゃないんだ」

「弱い人ほど謝れないんだよ 強がることで自分を保っている」

「緊張することは 強い気持ちで臨んでいる証拠でしょ」

「冷めたら追い炊きがあるだろう」

「にこにこしていることも社会貢献」

「どんなに輝いて見える思い出も平凡な今には敵わない」

「震えたっていいじゃないか 70だもの」・・・など私にドンピシャくるような言葉がいっぱい本の中にちりばめられています

この小説は老人たちの物語ですが 高校生にも人気があるそうです 作者も1982年生まれの42歳です


広島の原子爆弾投下のことをテーマにした本も何冊か読んでみました・・



「ヒロシマ」は原爆を体験後 生存した人たちの記録

「原爆を盗め!」は原子爆弾ができ投下されるまで その時の世界情勢・・



「原爆裁判」は朝ドラ「虎に翼」の三淵嘉子氏が裁判官として登場する

原子爆弾の投下は「非人道的 無差別爆撃であり国際法に違反する」と東京地裁の判決がくだる

判決後には原子爆弾被爆者に対する特別措置法が制定される


原爆で平和を勝ち取ることはできない
原子爆弾の開発は 自らを絶滅させることのできる兵器を人類が生み出した
この新兵器を爆弾と呼ぶことは誤りである これは爆弾でもなければ爆発物でもない これは毒物である
{本の中から)

 





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チャック付きビニール袋が使える

2024年02月19日 | 四方山話

近頃 ビニール袋も貴重になってきています・・

スーパーでも以前のようにあちこちに置いてありません・・

最近はチャック付きのビニール袋が多くなって 食品の保存もしやすくなってきています・・

使い終わったら袋を捨ててしまわないで 洗って野菜を入れたり 冷凍保存に使えます

大きさもいろいろですから なかなか使い勝手が良いです・・

他のビニール袋も 野菜の残りなど入れて使っています・・

 

 

 

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暮らしのちょっとした工夫

2023年10月05日 | 四方山話

あまり出かけず家の中や家の周りをうろうろしながら過ごしていて そんな時にふと思いついた事 試してみた事などを載せてみます・・

味海苔などに入っている乾燥材は捨ててしまわず 台所の下などの湿気取りに使っています

小さい広口のペットボトルにはティーパックを入れて使うと携帯もできて便利です

新聞紙で台所のシンク周りを拭いたり 窓の結露も拭き 外のガラスも拭きポイと捨てます

肉の残りを冷凍する時には 包装されていたラップとそこに貼ってある肉の種類が書かれているシールも付けて包んで冷凍しておくと 取り出す時に一目で何の肉か分かって良いです

 

 

 

 

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イヤミスついつい読んで・・・

2023年09月26日 | 四方山話

先日面白そうな題名の小説を中古本屋から何冊か買っておきました・・

イヤミスとか言われている 読後イヤな気持ちになるミステリーで真梨幸子さんの小説も何冊か買いました・・

湊かなえさん 沼田まほかるさん 真梨幸子さんはイヤミスの3大女王と言われているそうです・・

読み始めると結末が気になり最後まで一気に読んでしまいたくなります・・

最後はどうなるんだろう・・・といろいろ想像しながら集中して読み終えました・・面白かった・・

小説家と言われる人達も 何冊も何冊も違ったストーリーを考えて物語をつくり 凄いものですね・・

「本は老人の友」と何かにあったけれど 真梨幸子さんの本はワクワクを与えてくれる友でしたよ・・

 

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「水曜日の凱歌」乃南アサ著を読む

2023年02月11日 | 四方山話

本代節約のために中古本屋から買っていて 文庫本が病院などに持ち運びやすいので 皆さんとは遅ればせながらの読書となるかもしれません・・

乃南アサさんは多彩な作品を多数発表されていて作品がテレビや映画にもなり 皆さんの方が良くご存じのことと思います・・

今回「水曜日の凱歌」という約700ページの小説を読みました・・

芸術選奨文部科学大臣賞受賞作です

国家と人権 戦争と平和といったテーマに切り込んだ 社会性と娯楽性を兼ね備えた大作である

思春期の少女の視点からこうした問題を取り上げ 物語の形で時代を浮かび上がらせたものはかつてなく 日本の現代史を踏まえ 扱いにくいテーマに誠実に向き合い 丁寧に掘り下げてきた作家的姿勢も高く評価された

占領下の日本 運命に翻弄される女たちを14歳の少女の目線で語られています

戦後のRAAについてはこの本を読んで知ることができました

RAAとは特殊慰安施設協会

Recreation and Amusement Associationのことだそうで日本が進駐軍の性暴力に備えるために女性を募り 表向きはダンスホールなどを装いながら売春や娯楽を提供した公的慰安所で実在の施設です

小説の中では性被害の防波堤とあります

戦争や空襲で家族や家を失って困窮状態にあった女たちは 生きていくために募集に応じるしかなかった者もいた 

都内だけでも25ヶ所 やがて日本各地に広がり 全部で40ヶ所にできた

募集に応じた女性は東京だけで1400人 全国でも4000人に及んだという

一日平均30回 多い人は50回の性の相手をしたという証言も残っているとか・・

やがて性病が蔓延して廃止されたそうです

詳しく知りたい方は検索してみてください

 本の中の女の叫びです

 「あたしらをイヌ畜生だとでも思っていやがるのかっ!

  パンパンだろうが何だろうが あたしたちは人間なんだよ

  この日本に生まれた日本の女なんだよ

  おまえら男たちがだらしないばっかりにこうしてあたしらが後始末をしなけりゃならない  

  ことになったんじゃないか」

 

失ったものはもう二度と元には戻らない 戦争さえなかったら・・・・・・・

 

    

 

 

 

 

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