ここ1週間は暖かく天気も良く晴れた日が続いていた。 今日からは冬型の気圧配置が強まり、日本海側を中心に大雪の予報が出ている。 全国的にも雨か宇雪の予報である。 この東海地方でも朝から雨が降っていて、久しぶりの雨となっている。 気温はそれほど低くはないが、日差しがないので、部屋の中でもかなり寒い。 今日は午後からリビングのリフォーム(フローリングの張り替え)の見積もりのために何時もの業者さんが来る。
このリフォームが最後になる大きな改修工事になるだろう。 後は私が出来る範囲で少しづつDIYをすることにしている。
昨日のInstagramで見つけた朴葵姫さんが出演するギターコンサート「エキサイティングステージ ギタリストたちの饗宴」を見つけて、岡崎市ならここから車でも1時間程度、電車でも1時間程度の所にある、岡崎シビックセンターコロネットで2月5日(日)に開催されるので、ネットで座席の空きを確認すると、まだ少し開いていた。 もちろん、席の場所はそれほど良いとも言えない席だが、こうしたギターなどのコンサート会場はそれほど大きくなく、一番後ろの席でも十分に顔なども見える程度の大きさだ。 ギターの音自体は完璧に届くし、今回はギタリスト4人の共演なので、合奏なら相当な音量になるだろう。 3500円で指定席なので、自由席のように早く行って順番を先取りする必要は無い。 今回の出演者は鈴木大介、大萩康司、村治奏一、朴葵姫の44人。 いずれもギターを弾いている人なら一度は聞いたことがある著名な方々である。 中でも私は朴葵姫さんの大ファンであり、Instagramでもフォローしていて、そのInstagramで今回のコンサートを知った。
しかし、実は私がギターを再開してからのファンなので、まだ序の口レベルのファン歴だろう。 しかし、彼女のギターの技術はもちろん、その鈴木大介さんのメッセージに記されて居る言葉通りに「情緒溢れる絶美の調べ 」と言うイメージがぴったりの魅力的な妖艶とも言える素直なそして奥ゆかしい音色が好きである。
もちろん、他のギタリスト達のその絶妙な技量と芸術性はプロのギタリスト達の中でも頭角を現している存在だ。
この4人のギタリストの演奏を1度に聴けるのはとても楽しみだし、とてもラッキーな事だろう。
そして、何よりもギターコンサートなどの価格の安さだろう。 通常の歌手やアイドル達のコンサートに比較すると破格の価格だと思うのであるが??
もちろん、歌手やアイドルなどのコンサートとの規模や必要な機材や多くのスタッフなどの規模は全く違うので当然と言えばそうだろう。
しかし、4人のトップギタリストの演奏がおろらく2時間程度だろうが、3500円で観る事が出来るのは確かに安いと言える。
しかも、こうした会場は(ほとんどの小規模コンサート会場など)の座席数は400人前後である。 今回の岡崎市シビックセンターコロネットの会場は420席である。 満席でも147万円であり、空きが多ければ120万程度だろうか。 それを4人で割ってみると、満席でも一人36万円。 もちろん、会場の使用料やチケット制作費用、スタッフなどへの費用。 その他の費用を差し引くと恐らく出演者の一人の収益は20万程度だろうか。
もちろん、単純に1日2時間で20万なら十分だと思えるだろうが、実際にはその数日前からリハーサルなども必要だろうし、曲の選択やどのような順序でどのような独奏や合奏、アンサンブルやデュオを持ち込むのかなど。
コンサートの立案や企画などを作るスタッフやそうした専門の人達も必要になる。 そうした事を考えると3500円でコンサートが観る事が出来るのはギターと言う弦楽器がまだまだそれほどメジャーでは無いからだろう。
今月末に村治佳織のコンサートを名古屋の会場で観る事になっているが、これは彼女の人気度もあるし、TVなどにも多数出演している日本ではもっとも有名なギタリストであることは間違いないので、彼女のコンサートはS席で7000円。 A席でも5000円である。
私はS席を取ることが出来たのであるが、今回は藤木大地という人はラジオの深夜番組で紹介されていた時に聞いた事はあるが、ほとんど知らない。
東洋人カウンター・テナーとして初めてウィーン国立歌劇場に立ち、その後も世界で喝采を浴びる藤木大地。 という簡単なプロフィールは知ることは出来る。 その彼とのデュオコンサートである。
村治佳織を知らないギタリスト(素人ギタリストや趣味で弾く程度の人でも)はほとんど居ないだろう。
高校生からプロとして活躍する彼女もすでにプロ活動29年目を迎える。 プロになったから30年間のギタリリスト活動を継続して(1度は休養の期間もあったが)居るのであるから、その技術は当然世界でもトップレベルだし、その音楽の芸術性やギターという楽器の全てを出し尽くす事が出来るだろう。
私はまだクラシックギターを再開してから2年半程度である。 まだまだある程度の曲を弾けるレベルになるには数年以上必要だろうし、死ぬまでにどの程度までレベルを上げる事が出来るだろうか?
もちろん、楽器は技術だけでは表現出来ない物だろう。 人間性や個性、個々の人が持つ魅力を表現するには長い時間が必要だろうし、そうした事が出来る才能も必要だろう。
しかし、才能は誰でも持っていて、その才能を発揮することが出来るためには限りない努力や試行錯誤や多くの挫折や選択、決断、喜び、楽しみ、悲しみなども含めての人生経験の豊かさや持って生まれた性格など・・・。
芸術は単純に技量では評価出来ない物である。
これは絵画や文学などは特に顕著になるだろう。 楽器などの道具を使う表現はある程度の必要な技術力は必須だし、その楽器の善し悪しもあるだろうし、いろんな要素が必要になる。
しかし、ギターという楽器を楽しむ事は誰でも出来るし、誰でも自分なりの表現も出来る。 簡易な曲でも魅力的な曲は膨大にあるし、いろんなアレンジもあるし、簡単に弾けるように編曲した譜面もあるので、自分のレベルに合わせて選択することも可能だろう。
私も今は基礎の基礎を身体に染みこませる事に専念している。 少なくとも、簡単な練習曲が弾けないレベルでは先に進めないだろう。
さて、昨日は2本のギターの弦交換を終わらせた。 両方ともノーマル弦を張る予定だったけど、1本はやはり持っていたハイテンションを張った。
確かに新しい弦の響きは間違いなく響く。 チューニングの狂いはある程度の時間がかかるので、これは仕方ないけど。
次回はAntonioSanchezのギターにもハードテンションを張って見たいと思うようになった。 今回はそれまでの弦よりも少しテンション感がある弦を張ったのであるが、やはり少し柔らかさが違う気がする。 音色も少し高音が金属音的な傾向になった気もする。 もう少しメローな音色の方が良さそうである。
サバレス弦では無く、ダダリオ弦の方が合いそうな気もする。
まっ、この辺はチューニングが安定して、本来の弦の持っている特性が出てきた頃にどのような音色になるのかが楽しみである。
今日は午前中も何も用事も無く、時間はたっぷりとあるので、ギターをしっかりと弾こう。 新しい弦なので、安定するまでにはしっかりと弾く事だ。