テニス:
普通にストロークを打っていて、あるときミスショットが出る。「あっ!」と思っても、既に遅い。ネットか、アウト。
原因は、油断とか緊張のしすぎといわれてしまう。「それまでちゃんと打てていたのに、やっぱり心にスキができるから」なんて。
でも、そうしたミスを心の問題に置き換えている限り、実は上達はしない。
ミスショットには、理由がある。それも、「心」なんて抽象的なものではなく、もっとハッキリとした「失敗の理由」がある。
まずは、技術的な要因。失敗したということは、まだまだ練習が足りないということ。
もっとも、技術的な問題は根が深くなく、原因さえわかってしまえば、次はミスしないように練習すればいいのです。
つまり、対策というものがある。
ところが、体調が不十分な時のミスは怖い。例えば腰が痛い、そのために満足に腰の回転を使えないようであれば、最初からまともな球は打てない。
それでも、だましだまし打っている。それで、あるとき「ギクッ!」と来たりする。そんなことがあると、次から思い切りよくプレーすること自体、ためらってしまう。
やはり、身体が充実していないことには、打球のコントロールなどはできない。
人間何が一番大事かというと、それは「体のコンディション」ということになるんじゃないか、と思う。
だましだまし、誤魔化しながら体を使う、というのは限界がある。
試合でも、最初はリードしていてもまくられて負ける、というパターンは、実力が同じなら、体力で負ける時。
終盤の弱さは、メンタルな弱さといわれることもあるけど、やはり体力だと思う。
最後の方になると、握力がなくなってくる。握力の強さが変わってくるので、ミスにつながるように思う。
特別なトレーニングをしない限り、ゆるゆると体力、筋力は落ちていく。
それでも、勝つためにはどうしたらいいか。
そこで「心技体」で考えてみる。体が基本だから「体技心」?その順番が問題なのではない。
体が不調のとき、それを支えてくれるのが「技術」であり、「心」だと思う。
逆に、一発のミスで落ち込んでしまっても、落ち込んだ心を励まして、何とか前進させてくれるのが、「体」と「心」でもある。
そして、技術的にどうにもうまくいかないとき、その回復手段は練習しかない。
そのためには健康な体と忍耐の心が必要になる。
つまり、「心技体」と3つセットで使われるけれど、3つのうちのどれかが弱っているときに、あとの2つで引っ張り上げられる、と解釈するべき。
「心技体の充実」と、言うは簡単だけど、3つとも全部カンペキ、という状態ってなかなかないと思う。
だったら、1つのマイナス部分を残る2つでカバーしながらチャンスを狙う。
カバーしつつ、マイナス部分をプラスに転じる努力をする。意識してプラスにかえていく。
大事なことは、マイナスがプラスになるのを「待っているだけ」ではなく、常日頃から残る2つの要素を最大限に充実させておくこと。
一番の問題は、ダメな要素が2つになったとき。果たして、残る一つの要素で引っ張りきれるかどうか。
そうなったときに、一番頼れるのは、「心」のように思う。
心さえ折れなかったら、技術も体も、なんとか引っ張れる。
「絶対に勝つ」「負けるものか」という、気合というか根性というか、
それだけでは勝てないけれど、それプラス技術、あるいは体力、どっちかが加われば、かなりな線まではイケる。
生理的・身体的な衰えは、精神的成熟、プラス技術でカバーできるものです。
これはテニスだけではなく他のスポーツでも、また、日常生活の様々なシーンでも、いえることではないでしょうか。
今朝、全国レディーステニス大会の記事が新聞に出ていました。
県別の出場選手の方の名前と年齢が出ています。年齢を見て驚きました。
42歳、47歳、38歳、51歳、48歳、54歳、………
私も、まだまだ。
心だけは折れることなく、技術を磨いて体力つけよう、と誓ったのでした(^^♪
(^^)/~~~
普通にストロークを打っていて、あるときミスショットが出る。「あっ!」と思っても、既に遅い。ネットか、アウト。
原因は、油断とか緊張のしすぎといわれてしまう。「それまでちゃんと打てていたのに、やっぱり心にスキができるから」なんて。
でも、そうしたミスを心の問題に置き換えている限り、実は上達はしない。
ミスショットには、理由がある。それも、「心」なんて抽象的なものではなく、もっとハッキリとした「失敗の理由」がある。
まずは、技術的な要因。失敗したということは、まだまだ練習が足りないということ。
もっとも、技術的な問題は根が深くなく、原因さえわかってしまえば、次はミスしないように練習すればいいのです。
つまり、対策というものがある。
ところが、体調が不十分な時のミスは怖い。例えば腰が痛い、そのために満足に腰の回転を使えないようであれば、最初からまともな球は打てない。
それでも、だましだまし打っている。それで、あるとき「ギクッ!」と来たりする。そんなことがあると、次から思い切りよくプレーすること自体、ためらってしまう。
やはり、身体が充実していないことには、打球のコントロールなどはできない。
人間何が一番大事かというと、それは「体のコンディション」ということになるんじゃないか、と思う。
だましだまし、誤魔化しながら体を使う、というのは限界がある。
試合でも、最初はリードしていてもまくられて負ける、というパターンは、実力が同じなら、体力で負ける時。
終盤の弱さは、メンタルな弱さといわれることもあるけど、やはり体力だと思う。
最後の方になると、握力がなくなってくる。握力の強さが変わってくるので、ミスにつながるように思う。
特別なトレーニングをしない限り、ゆるゆると体力、筋力は落ちていく。
それでも、勝つためにはどうしたらいいか。
そこで「心技体」で考えてみる。体が基本だから「体技心」?その順番が問題なのではない。
体が不調のとき、それを支えてくれるのが「技術」であり、「心」だと思う。
逆に、一発のミスで落ち込んでしまっても、落ち込んだ心を励まして、何とか前進させてくれるのが、「体」と「心」でもある。
そして、技術的にどうにもうまくいかないとき、その回復手段は練習しかない。
そのためには健康な体と忍耐の心が必要になる。
つまり、「心技体」と3つセットで使われるけれど、3つのうちのどれかが弱っているときに、あとの2つで引っ張り上げられる、と解釈するべき。
「心技体の充実」と、言うは簡単だけど、3つとも全部カンペキ、という状態ってなかなかないと思う。
だったら、1つのマイナス部分を残る2つでカバーしながらチャンスを狙う。
カバーしつつ、マイナス部分をプラスに転じる努力をする。意識してプラスにかえていく。
大事なことは、マイナスがプラスになるのを「待っているだけ」ではなく、常日頃から残る2つの要素を最大限に充実させておくこと。
一番の問題は、ダメな要素が2つになったとき。果たして、残る一つの要素で引っ張りきれるかどうか。
そうなったときに、一番頼れるのは、「心」のように思う。
心さえ折れなかったら、技術も体も、なんとか引っ張れる。
「絶対に勝つ」「負けるものか」という、気合というか根性というか、
それだけでは勝てないけれど、それプラス技術、あるいは体力、どっちかが加われば、かなりな線まではイケる。
生理的・身体的な衰えは、精神的成熟、プラス技術でカバーできるものです。
これはテニスだけではなく他のスポーツでも、また、日常生活の様々なシーンでも、いえることではないでしょうか。
今朝、全国レディーステニス大会の記事が新聞に出ていました。
県別の出場選手の方の名前と年齢が出ています。年齢を見て驚きました。
42歳、47歳、38歳、51歳、48歳、54歳、………
私も、まだまだ。
心だけは折れることなく、技術を磨いて体力つけよう、と誓ったのでした(^^♪
(^^)/~~~