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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

変革!

2008-11-07 10:00:17 | ひとりごと。
オバマ氏大統領に就任

私も氏のいうところの「変革!」あるいは「チェンジ!」で、今日は書いてみる。


*・*・*・文章表現の講義  前回は「ことわざ・慣用句」についてやりましたが、そこから一部転用します。

①「情けは人のためならず」
②「転がる石に苔は付かない」
 ---A rolling stone gaters no moss.


①は「困っている人に情けをかければ巡りめぐっていつか自分が困ったときに、助けてもらえるものだ」という解釈が一般的だが、
「情けをかけることは当人の自立のためには良くない」という別の解釈が出てきている。

②は転がる石に苔がつかない、という事態をどのように捉えるかにより、解釈が変わる。
「絶えず仕事を変えるような人間には何も蓄積していかない」という解釈(イギリス社会的解釈といわれる)
「優秀な人間はどんどん新しい事にかかわり、停滞する余地がない」という解釈(アメリカ社会的解釈といわれる)

このように、ことわざはそれが使われる社会の価値観の変化、あるいは異なった社会での価値観の違いによって、受け入れられる解釈が違ってくることがある。


意図的誤用であっても、創造的誤用であっても、人間は「この言葉はこの状況にもあてはまる」という発見を好む。

ことわざの解釈の異なりについても、それを支える価値観の変化や違いにだけ注目するのではなく、
その背後にある、人の既存の表現の潜在力をできるだけ活かそう、楽しもうとする性向を見つめる必要がある。

ことば寄りの視点で言い換えれば、
「あることわざ(言葉)は、絶えず当てはまる新しい意味や状況を待っている」とも言うことができる。

言葉は、「変革」を求めている。・・・「変革」っていっても…なんだかすごく強引なひっぱり方^^;


でも、今ある言葉で事が足りるとはせず、人は新しい言葉を次から次に考え出していく。(流行語、ができたりする)
言葉にも流行り廃りがある。チョベリバ、などはもう古いらしい。


思考の表現ツールとして「言葉」を考えたとき、
それらが新しく生み出されるということは、思考そのものが新しいものを歓迎している、ということになる。

「思考」とはすなわち「人」そのものであるから、

「人は新しい何か=Something new を絶えず求めている」と言うことができる。

人は、「今までとは違う何か」を求め、自分自身に対しても「今までとは違う私」や「なりたい私」を要求したりする。

そこで到達すべき「私」とは、どんな私なのかというと、「今より向上している私」。
「変わっていく」ことが大事なのではなく、「今よりも良く変わっていく」ことが大事。

誰でも、「より良く変わっていきたい」し、また「より良く変わっていける」という「希望」を持ちたいのだ。

我々は、「変革」や「チェンジ」と言う言葉の奥に、その先にある「希望」を見ているのである。


アメリカ国民は、「昇る朝日のようだ」と形容されたオバマ氏に、「希望」を見出し、国を託した。

「変革」とは「希望」であり、「希望」をもてる限り、人は進んでいける。
「希望」を持つこと、より良く変わっていけると信じて、行動すること。

転がる石に苔はつかない … 行動し続ける限り、「停滞」「退屈」などの言葉とは無縁。私はアメリカ社会的解釈、が好き。
転がって、磨かれて、「石」が「珠」になっていく。



「変革」で書こうと思ったけど「希望」になっちゃった(^_^.)
やっぱり、文章を書くって難しいな。


薄ら寒い週末ですが、あたたかくして楽しく過ごしましょう!


PS:
9日は行政書士試験の本番(^^♪ 柴沼くんがんばれ。受かったらラーメンおごるからね!


(^^)/~~~
コメント
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