好きな事 嫌いな事

普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

愛なのか

2008-11-14 11:30:43 | ひとりごと。
「オレオレ詐欺撃退」について、テレビでやっていたことです。

撃退した方が、どうやって「見破ったか」「撃退したか」を、再現フィルムでやっていました。

そのうちの一人、年配の女性の方。

電話がかかってくる。「はい、もしもし」と出ると、次男を装った男の声で、
「保証人になってしまって、お金がいることになった」という内容。

話しているうちに、「どうも声が違う」と気が付く。
それで、「あなた、声どうしたの?いつもと違うわよ」と。
すると「風邪ひいたので」といって、うそっぽくコンコンと咳をする。

以下、その女性が電話でした会話です。


「…あら、風邪なの?大丈夫?熱はないの?風邪は万病の元っていうから、気をつけないとね。あったかくしてるの?」

「…保証人?どうしてそんなことになったの?人様からお金を借りたり、貸したり、簡単にするような子におかあさんはあなたを育ててないわよ。
あなた、いったいどうしたの?何があったの?」

…とにかく、この女性(おかあさん)は、一生懸命、息子(を装った他人)、に話しかける。
途中から、「これは息子ではない」と、わかったそうです。
それでも、「どうしたの?あなた、いったいなんでそんなことになっちゃったの?」
「風邪の具合はどうなの?お医者さんには行ったの?お薬はちゃんと飲んでる?」
と、真剣に心配して、話しかけた。「今、どこにいるの?」「ごはんは食べてるの?」と。
相手は、そのつど適当に話をあわせてきていたけれど、
「それじゃあ、おかあさんあなたに会いたいからね。会社の前で、待ち合わせね。
で、あなたの今の会社はどこだっけ?」
と聞いたところ、「ブチッ」と電話が切れたそうです。


感じたことは、「愛」。「おかあさん」の愛です。
どうしたの、何があったの?風邪ひいてるの?大丈夫?ご飯食べてるの? 極めつけは、
「おかあさんはそんな子に育てていない」という、一言。
私、これ言えるだろうか。愛情に基づいた、強い自信を感じる言葉。いい言葉。
おかあさんしか言えない言葉。


母親の深く大きな愛情が、詐欺師を打ち負かした!と、思えました。
被害がなくてよかった(^_^)v

…将来、万が一うちにもオレオレ(というか、娘なのでアタシアタシ!かしら)詐欺の電話がかかってきたときに、
ビシッと言ってやるわ<(`^´)>
「…ママはそんな子に育てた覚えはありません!」
…そのためには、今しっかり育てないと!と、あらためて思いました。


それから、「あなたに会いたい」。 これも、暖かくなるいい言葉。

「その人」を思えば思うほど、会いたくなる、顔を見たくなる。声を聞きたくなる。
一緒に話して、笑って、お茶飲んで、ご飯でも食べて、また一緒に歩いて、「じゃあまたね!」と手を振る。

家族でも、友達でも、長く会っていない人たちでも、「どうしているかなあ」と思いを馳せると、そんなキモチが湧いてくる。
これは、「愛」なんでしょうか。…たぶん、そうなんだと思う。



人と会う って、とても大事なこと。
直接会う、顔を確かめる、いっぱい話す、話を聞く。愛情込めて。



…明後日の日曜日、卒業30年記念:中学校の同窓会があります。

30年ぶりに会う仲間達、一人ひとり顔をしっかり見て、たくさんおしゃべりして、楽しく過ごせたらいいな(#^.^#)みんな、元気かな。



 
…大事なお友達が、手術の必要な病気にかかってしまいました。
あなたに会いたい、会って励ましたい、ギュウ~~~ってしてあげたい、愛を込めて。きっと治るよ、ずっと祈ってる。

がんばれ、JUDYさん。


(^^)/~~~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする