お気に入りの美術館に行ってきました。
ここは、かつての豪商が持っていた‘おたすけ蔵’(災害時の食料などを備蓄しておく蔵)が美術館として生まれ変わったもの。
3棟続きというのがちょっといいでしょ?
中も白い漆喰の壁だったり、梁が見えていたりと、
ほかの美術館と違う雰囲気を醸していて、とっても落ち着けます。
今回の展示は「扇物語 -貴婦人が愛した扇の世界」。
会期終了に近く、チラシがなかったのでチケットですが、雰囲気だけでも・・・
この美術館はいつもなかなか興味深い展示をしてくれるのもお気に入り。
地方都市にいながら、素晴らしい展示をワンコイン(500円)で見られる嬉しい美術館なのです。
さて。
美術館を出ると、周辺も蔵造りの建物がたくさんあります。
とても紹介しきれないので、ちょっとだけ。
観光案内館も蔵造りです。
通りの外灯には鬼瓦が。
市内で作られているらしいです。
名物などを外灯のデザインに取り入れているのをよく見かけますね。
千葉に行った時、ビワが名産だという町の外灯は、コロンと可愛いビワの形でした。
旅した時には、外灯に注目してみるのも面白いかもしれません。
ちなみに。
美術館の蔵の持ち主一族は、江戸の浮世絵師・喜多川歌麿の支援者。
歌麿が屋敷に滞在した際、描いた肉筆画が市内より相次いで見つかった事から、
歌麿で町おこしを進めているところです。
10月は「歌麿まつり」が開催され、イベント盛りだくさんのようです。
美術館のあと念願の場所に行ってきましたので、続きは次回に・・・
ブログ村ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村