すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

雛めぐり in 鹿沼 ~街のお雛様

2016-03-04 | 鹿沼にて



(江戸時代のお雛様)



お雛様は
今日3月4日まで飾っていいそうなので
引き続き雛めぐりフォトにおつきあいを・・・


鹿沼のお雛様は
古いもの、新しいもの、手作りのもの
素材もいろいろ、
予想外に多種なお雛様で、
おまけに美味しいものにも出会え
(後ほどご紹介します)
とても楽しい雛めぐりになりました。





陶製のお雛様。





芥子(けし)雛。

江戸時代中期以降、
町のひな祭りが徐々に華美になっていき、
幕府は贅沢なひな祭りを禁止するお触れを出しました。

それでも庶民は
小さくとも華美なお雛様を求め
ひな祭りを楽しんだそう。

芥子粒のように小さい、という意味で
「芥子雛」と呼ばれたお雛様です。





鉄製のお雛様。


「まちの駅 新・鹿沼宿」にも
たくさんのお雛様が。




上段・丹後ちりめんのお雛様
中段・草木染めのお雛様
下段・蝶の羽のある胡蝶雛


時間の関係で
限られたお店のお雛様しか見ることができなかったのですが、
私のおすすめは
ある表装店のお雛様たち。

トップの写真も表装店に飾られていたお雛様です。

この江戸時代のお雛様の中には
変わった人形が・・・





赤ちゃんを抱いているんですよ。
初めて見ました。





明治時代のお雛様や





胡蝶雛もありました。


鹿沼には
旧家に伝わる江戸時代のお雛様など、
他にもいろいろなタイプのお雛様があるようで
今回見られなかったのは残念ですが、
これだけ多種のお雛様があると思っていなかったので
大満足です。

一つ難をいえば
商店街自体は特に見どころなく、
街撮りの楽しみがないこと。

その点では
道にもお雛様が飾ってあり
蔵とコラボさせることのできる
地元・蔵の街の雛めぐりは
街撮りも合わせて楽しめます。

とはいえ、
鹿沼の商店街は
映画『感染列島』のロケ地で、
映画を見た方には
違う楽しみ方があるかも、ですね。





木工の街らしく
木工のお雛様もありましたよ。