正代いいねぇ

大物と言われて久しい正代が今場所、頑張ってますね～。
双葉山が創設した時津風部屋所属です。
学生時代は、大学２年時に学生横綱を獲得。
ただし、３年・４年時に主要タイトル無冠だったために、序ノ口からスタートしています。
今もそうですが、幕下時代も実力があるのに、モタモタしていて所要５場所で十両に上がっています。
(序ノ口・序二段・三段目は１場所通過)
十両に昇進したのは、１学年下の御嶽海の活躍に発奮したのは言うまでもありません。



正代、いい体してますよね。
１８４センチ・１６５キロ。
柔軟性がありますよ。
今日の１敗対決、貴景勝戦。
柔軟性を生かして、いなしてからの突き落とし。
勝った瞬間、土俵上でピョンピョン飛び跳ねていましたからね。
そして、懸賞金の束を抱え、小走りで花道からインタビュールームに向かっていました。



私は今場所、正代が優勝するような気がしています。
そろそろ、目覚めて貰わないといけない逸材です。
もし、時津風部屋からの優勝となると、いつ以来でしょう？
２代前の時津風親方(元大関・豊山)かと思ったら、豊山勝男は優勝経験がありませんでした。
となると、元大関・北葉山(後の枝川親方)以来ですよ。
北葉山が昭和３８年(１９６３年)名古屋場所で優勝して以来、実に５７年振りとなります。
５つの一門の本家(出羽海・二所ノ関・高砂・時津風・伊勢ケ濱)で、最も優勝から遠ざかっていると思われます。
(違っていたら、ご指摘ください)



しかし、豪栄道が６敗目を喫し、高安の来場所大関復帰が絶望的になる中、本当に早く救世主が出て来ないとやばいですよ。
せめて、東西に大関が１人ずつはいて欲しいですから。
ご存知ですか？
大関が０または、１人しか存在しないときは、横綱が大関を兼務するのです。
番付は、「横綱大関」となります。
それほど、大関という地位は重要なのです。