2日前、中央アルプス(木曽山脈)経ヶ岳付近の権兵衛峠頂上から、650m下りた「神名沢」にある区有林の整備作業へ行くか否か迷っていることを書きました。
今朝起きて、膝・腰・脚の調子が割と良かったので、サポーターをきつめに装着し、参加することにいたしました。
何しろ、標高1,523mありますからね。
山作業とは言え、登山みたいなものです。
まず、権兵衛峠頂上までは、木曽側からクルマで行けます。
頂上から、650m下るのが難題。
傾斜のキツイ下りなので、膝で踏ん張りながら歩かなくてはいけません。
10分も歩くと、膝が笑い始めました。
膝が笑う---膝がガクガクになるという意味です。
更に、沢に架けられた板の上で、滑って転んでしまいましたよ。
情けない。
昨年の台風19号(東日本台風)の爪痕で、太い樹木が根こそぎ何本も倒れておりました。
中には、道を塞ぐほどの巨大な根っこも。
細い道には、熊の排泄ホヤホヤのフンもありました。
30分ほどで、区有林へ到着。
ノコギリを区から借りましたが、これはまず草刈りですよ。
6月初旬なのに、草と藪が既に鬱蒼と茂っています。
良かった~、昨日、鎌を買って来て。
新しい鎌は、気持ち良いほどスイスイ草が刈れます。
しかし、暑い!
汗ダラダラで、作業を続けました。
そして、また頂上へ上がる時間になりました。
今度は上りなので、膝に負担が掛かる心配がありません。
しかし、それ以上の困難が待っておりました。
急坂の山道ですからね。
私みたいなデブは、すぐに息が上がります。
もう、最後の300mは息ハーハーもんです。
苦しくて苦しくて。
顔が真っ赤になり、赤鬼状態。
これ、朝、血圧降下剤を飲んで来て良かったです。
飲んで無かったら、今頃、血管切れてましたよ。
頂上に到着と同時に、草の上に倒れ込みました。
約10分間、呼吸を整えながら休養。
そして、クルマに乗り込み下山です。
公会堂(公民館)で、弁当と飲み物を渡され解散。
(新型コロナウィルス感染拡大防止のため慰労会は無し)
家に帰ってからは、ずーっと死んでました。
今季初、エアコンで部屋を涼しくして---。
7年前と5年前も、この山作業に参加していますが、あの頃は40代。
トシですね~。
つくづく実感しました。