私用があり探鳥会へは行けませんでしたが、北千里近辺を少し散策。
早速、「ヒッ ヒィ」と縄張り宣言しているジョウビタキ♂を発見!
やや、向こうからも別のジョウビタキの声が・・・
緊張のあまり「キョウツケ!」の姿勢に。
何とかライバルを追い出し、無事に乗り切ったジョウビタキ♂でした。
ハシビロガモ 嘴は橙色なので♀タイプなのですが、虹彩が黄色、雨覆もグレーがかっており、三列も緑色がかっているので♂タイプの可能性も有りかと・・・でも♀タイプですね。
ハシビロガモ♂ (エクリプス。詳しくはサブ・エクリプスに近い状態)
ハシビロガモ♀ 嘴は淡橙色、虹彩が茶色。
【参考】ハシビロガモ♂(成鳥)
■エクリプスとは
英語では「日食、月食の”蝕”」という意味。語源はギリシャ語で「力を失う」を意味する。カモ類の成鳥雄は、冬から繁殖期にかけて目立つ羽色の繁殖羽になりますが、繁殖期後期から飛翔に関係のない部分から換羽が始まり雌と同じ様な地味な羽色になり、その後風切羽が一斉に抜け、一時的に飛べなくなります。雄のこの状態をエクリプスと呼んでいます。日本へ渡来した頃は繁殖羽への換羽が始まっており、完全なエクリプス状態ではないが、まだこの地味な色合いの個体が観察できます。12月頃には殆どの雄は繁殖羽に換羽し、個性的な羽色へと変わります。
また、ハシビロガモ雄成鳥のみエクリプス後に頭や体の一部をさらに換羽して秋期に『繁殖羽になりかけ』の様な羽衣になる特徴があります。 この段階のことを”サブ・エクリプス”と呼びます。従って、ハシビロガモが完全な繁殖羽になるのは遅く、冬~早春になりやっと綺麗な羽衣になります。
バンとハシビロガモ
(北千里周辺の池のカモ)
カルガモ、マガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、コガモは今秋に確認。もう少し経ち12月に入るとオカヨシガモ、ヨシガモ、オシドリ(運が良ければミコアイサ)も見られると思われます。