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功臣か賊臣か、西郷どんの実像

2018-01-23 05:54:58 | 歴史関連情報
iRONNAより功臣か賊臣か、西郷どんの実像倉山満(憲政史家) を紹介します。


 ここから http://ironna.jp/article/8607

明治維新150年の節目、2018年のNHK大河ドラマは『西郷どん』である。主人公、西郷隆盛は木戸孝允、大久保利通とともに維新三傑に挙げられる英雄だが、その波乱な人生から「幕末の功臣にして明治の賊臣」との評価もある。西郷隆盛とはどんな人物だったのか。知られざる実像に迫る。

今年はやたら西郷隆盛が登場します。
NHKの番宣もすごいのですが、基本的に日本人は西郷隆盛が好きなのです。

だからこそ、このタイトルはなかなか過激です。

しかし、短い文章ですが、よくポイントを突いていると思います。

大久保利通には未来が見えていた。その大久保を支え、泥をかぶったのが西郷だった。大久保の智謀(ちぼう)と西郷の実行。この二つが掛け合わされたとき、奇跡が起きた。鳥羽伏見の戦い。西郷が三倍の敵の猛攻を支え、大久保が錦の御旗を翻したとき、徳川軍は雪崩現象を起こして潰走(かいそう)した。大久保にとっては国づくりの始まりだが、「工作員」としての西郷の人生はここに完結する。

 その後、二人は愛憎入り混じる中で悲劇的な最期を遂げることとなる。二人の行き違いは、討幕御一新をどのようにとらえたかの違いだろう。大久保にとって討幕は、政治家人生の通過点だったが、西郷にとっては終着点だった。あえて言うなら、西郷はカストロではなく、ゲバラの生き方をたどったのだ。


倉山満 著『工作員・西郷隆盛 謀略の幕末維新史』を読んでみたくなりました。

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