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新・授業で役立つ指導の技術-60-

2024-11-23 05:15:33 | 全員参加型授業の指導技術
《 課題や進度を見える化しよう 》
 
次の写真を見てくほしい。
 
「今日のめあて」として
1 開脚跳び
2 かかえ込み跳び
3 下向き横跳び
 ・・・
 
と書かれている。
その後に、出席番号が書かれた磁石が貼り付けてある。
今日の課題となる跳び方を、見える化しているのである。
 
これは、教師にとってメリットが大きい。
 
1 誰が何を課題としているかが一目でわかる。
2 どの種目に、何人が集まるかがわかる。
3 全体の進度がわかる。
 4 支援すべき対象がわかる。
 
生徒にとってもメリットがある。
 
1 自分の課題を自覚できる。
2 いっしょに取り組む仲間がどれくらいいるのかがわかる。
 3 次の段階ヘ進む意欲化につながる。
 
これは個人の課題であるが、グループで行うときも同様である。
進度が分かると同時に、何をすべきかが明確になる。
  
課題や進度を見える化しよう。
 
ただし、優劣の差が見えてしまう。
苦手な子を包み込み応援する、温かい学級経営が必須条件となる。
 
 

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