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6月21日の社説は・・・

2018-06-21 05:44:14 | 社説を読む
今日はどんなテーマが並ぶか・・・

朝日新聞
・ 森友と検査院 今度こそ核心の解明を
・ ヘイトデマ 「許さない」を着実に

読売新聞
・ 延長国会 建設的な論議で役割を果たせ(2018年06月21日)
・ 看護師連れ去り サイトの監視強化を着実に(2018年06月21日)

毎日新聞
・ 32日間の国会会期延長 存在意義が問われている
・ 米韓が合同演習中止発表 同盟国との議論を十分に

日本経済新聞
・ 疑惑解明と審議促進を両立させるには
・ コロンビアと連携を深めよ

産経新聞
・ 中朝首脳会談 非核化の骨抜きを許すな
・ 地震と街の設備 「凶器」にしてはならない

中日新聞
・ 国会会期延長 「悪法」を押し通すのか
・ 丸栄の閉店 変わりゆく百貨店の姿

※ う~ん。

朝日は、まだ加計森友。
大丈夫でしょうか・・・。

中日の「悪法」はB級週刊誌的です。

毎日です。
「今回の米朝合意は、まず非核化が先との考え方ではなく、信頼醸成から始める手法だ。米韓両国は、1990年代前半にも北朝鮮の非核化を後押ししようと演習を中止したことがある。演習の実施の有無は外交的なメッセージであり、北朝鮮が相応の措置を取ることを期待したい。

 しかし、トランプ大統領のアプローチには懸念を持たざるを得ない。

 演習についてトランプ大統領は「戦争ゲーム」と表現し、「高くつく」と費用面の問題をあげた。「非常に挑発的」で実施は不適切との認識も示した。

 また、将来的な在韓米軍の撤退に意欲を示した。さすがに即座の撤退は否定したものの、安全保障問題より金銭的な損得勘定が優先との本音が垣間見えたようだった。

 さらに中止決定に当たり、当事者の韓国との事前協議がなかったことも不安を抱かせた。」

そうなのです。
トランプ政権の本質が表れているのです。
「いきあたりばったり」「経済最優先」「アメリカファースト」という本質です。

産経です。
「北朝鮮は「段階的な非核化」により、制裁解除などの見返りを求めている。中国もこれに同調してきた。だが、制裁圧力を弱めれば非核化を迫られた北朝鮮の切迫感を減じるだけとなろう。核開発の時間稼ぎや、核兵器・計画を隠す猶予を与えかねない。

 国連安全保障理事会の対北決議は、北朝鮮が持つ核、化学、生物の大量破壊兵器と弾道ミサイルを平和への脅威とみなし、放棄を求めている。核・ミサイルの脅威が完全に排除されない限り、制裁を緩めてはならない。

 もう一つの大きな問題は、中朝両国が駐留米軍を韓国から追い出そうとねらっている点である。

 習、金両氏は、先の米朝首脳会談について、非核化と並んで「朝鮮半島の恒久的な平和体制の構築」でも米朝が共通認識を得たとしたうえで「高く評価」しているのである。

 今は休戦状態にある朝鮮戦争を終結させることをテコに、在韓米軍を撤退させたいのであろう。

 それは米韓同盟の弱体化、空洞化につながり、北東アジアの平和に逆行する。」

米韓合同軍事演習の中止や在韓米軍撤退は日本にとっても大きな問題です。

社説に何を取り上げるかで、新聞社としての存在価値が表れます。

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